mod_bandwidth とは
apache 用の帯域制限モジュール。
これで http のダウンロード速度を制限することが出来る。
インストール
ソースの取得
http://www.cohprog.com/mod_bandwidth.html から必要なモジュール (mod_bandwidth.c) をダウンロードする。

ビルドとインストール
DSO モジュールを使用する。
あらかじめ apache を --enable-module=so オプション付きでビルド・インストールしておくこと。
ソースは /usr/source/www/modules/mod_bandwidth/ にダウンロードしたと仮定する。
% apxs -c mod_bandwidth.c
% su
# apxs -i -a mod_bandwidth.so
httpd.conf は apxs が勝手に書き換えるので、念のため
% diff /usr/local/apache/conf/httpd.conf.bak /usr/local/apache/conf/httpd.conf
212a213
> LoadModule   bandwidth_module   libexec/mod_bandwidth.so
で書き換わっているかどうかを確認しておくと良い。 もしコンパイル中にエラーが出た場合は、改行コードが CRLF になっている可能性があるので、LF に変更をする。
% nkf -d mod_bandwidth.c > mod_bandwidth.c.nkf
% mv mod_bandwidth.c.nkf mod_bandwidth.c
mod_bandwidth が使うディレクトリを作成
apache は nobody ユーザーで走っているはずなので、ディレクトリのオーナーを nobody にしておくのを忘れない事。
# mkdir /tmp/
# mkdir /tmp/link
# mkdir /tmp/master
# chown nobody -R wheel /tmp/
# chmod -R 755 /tmp/
apache 実行
# apachectl start
起動後は mod_bandwidth が使うディレクトリに関してエラーが出ていないかを error ログで確認。
設定
公式ドキュメントを出来るだけわかりやすいように修正・日本語にしてみまた。

httpd.conf サンプル
mod_bandwidth の設定は httpd.conf に記述します。
一部 .htaccess に記述することも可能です。