タイトルリスト
 2016/01/18
ドールスタンドの消去レタッチについて 〜 基本編
ここ最近ドールスタンドを使わないと立たせられないはずなのにドールスタンドが無い写真を掲載しているが、実はコレ、ドールスタンドを消去レタッチしている。

手順については折りたたむ。

この方法が合っているとは限りませんが
結果が全てなのでこれで良いと思っています。
そこんとこを念頭に読み進めてください。

※こういう方法もあるよってのがあったら是非教えてください。



ドールスタンドの消去レタッチはぱっと思いつく限りでは「Photoshop のスタンプツールを使用する」だが、これだとスタンドで覆われている地面などが見えないのでその部分を想像するしかなく、またスタンプツールで拾ってくる元の画像情報にも限りが有る。
そこで「スタンドの下を見たいならスタンドをどかせばいいんじゃね?」というのが今回の趣旨。
つまり、ドールとスタンドだけが無い状態 (ピント位置・ストロボ配光・構図は全く同じ) を撮影しておいてスタンドの部分に背景を切り抜き合成すれば良い、と気付いたのがこないだ 1月9日くらいの話でそれを実戦したのが先日 1月16日の夜景写真

で、この手法だが割とメジャーな方法らしく、Twitter の他の人のタイムラインからそんな臭いをうかがわせるツイートがあったり 1月16日(土) 夜の野外撮影で知り合った Twitter のフォロワーさんも同様の手段でスタンドを消しているとのこと。
気がついてみればごく当たり前なことなんだろうが目から鱗な解決方法である。

ただしこの方法、スタンドとドールをとっぱらった状態で接地面の形が変わってしまう雪面や芝生などの場合はちょっとレタッチしづらい事になるかもしれないのでその点はお気をつけを。



まずは写真を最低 2枚用意しなければならない。

1枚目はドールをスタンドで立たせた写真。
2枚目はドールとスタンドだけが無い写真。

「ドール写真」レイヤー用 「背景写真」レイヤー用

撮影時の注意点は、全ての写真を重ね合わせるのでドールとスタンドを取っ払う以外の変更は絶対にしないこと。
例えば、
  • 撮影位置がずれれば重ねられない
  • 露光時間が変われば 2枚の写真の明るさが変わってしまい切り抜き合成したときに明るさが違いいびつになる
  • ピント位置や絞り値を変えてしまうと重ねて切り抜き合成した時にボケ具合が異なることになる
  • (逆光効果用以外の) ストロボ配光を変えたり消したりすると切り抜き合成したときに風合いや光の具合、明暗などがおかしくなる
などなど。
そのためこの手法を使う場合はカメラに三脚が必須となる。
# 割と頑丈で簡単には動かない三脚を用意してください。

また、1枚目 (被写体撮影時) の注意点はドールにスタンドがかぶらないこと
背景で上書きできないドール本体にスタンドが被ってしまうとどうしようも無い (けど出来なくは無いが面倒臭い) ので、スタンドは出来るだけドールの裏に隠れるように配置すること。特にパンツスタイルでサドルスタンドを使う人は要注意。
# 3枚目に「人の手でドールを支えてそれを元にスタンドがドール本体に被ってる部分を補正する」という手段もある……かもしれない。やったことないけど。微妙にドールの構図が変わるけどそこは努力と根性で。

2枚目 (合成用背景撮影時) の注意点は、周囲の色合いは出来るだけ同じにした方が良いという点。特にイルミネーションを背景に使用する際はイルミネーションの発光色も出来るだけ同じにした方が良い。
これはイルミネーションが周囲に及ぼす色の影響を極力同じにするため。例えば 1枚目で青いイルミで床が青っぽくなっている写真に 2枚目の赤いイルミで床が赤っぽくなっている写真を重ね合わせると色が違ってしまうので色調補正が大変なことになるっていうかなった
# まさか対岸にある観覧車でも影響するとは。まぁ床の色が変わってた時点でお察しでしたが。

合成する画像全てを撮影し終えるまでに 1つでも変わってしまった場合は、最悪初めからやり直しになるので要注意。

部屋の中でも出来ることなので実際にやってみたほうがいいです。
# むしろ自宅の撮影台だと背景に影が落ちやすいので難しいかも。



撮影が終わったら今度はご自宅で画像合成。
今回は月額 Adobe Lightroom CC +Photoshop CC を使用したが、最低限でもレイヤーとレイヤーマスクが使えるフォトレタッチソフトウェアなら何でも良い。

まずは重ね合わせる画像を用意する。
もしなんらかの画像フォーマットを経由してフォトレタッチソフトに引き渡す場合、必ず TIFF などの画像が劣化しない画像フォーマットで引き渡すこと。
重ね合わせの順は「ドール写真」の上に「背景写真」となる。

レイヤーを重ねた状態

上に重ねた背景写真レイヤーを赤枠に沿ってちょっと切り抜いてみるとこうなる。

ちょっと切り抜いてみました

次に「背景写真レイヤー」にレイヤーマスクを適用する。
レイヤーマスクは適用したいレイヤーを選択後、レイヤーボックスの最下段に「レイヤーマスクを追加」ボタンがあるのでそのボタンを押せばすぐに作成される。

レイヤーマスクを作成したいレイヤーを選択して「レイヤーマスクを追加」ボタンを押そう

するとレイヤープレビューの横に [□] のようなプレビューが出来るが、これがレイヤーマスク。

レイヤーマスクを作成した

今はレイヤーマスクのプレビューが白くなっているのでこれを黒くするため、レイヤーマスクのプレビューをクリックしてレイヤーマスクを選択し (レイヤーマスクプレビューに枠が着く)、CTRL+A を押してから DEL キーで削除を行うとレイヤープレビューマスクは黒くなる。
すると背景画像が消えて「ドール写真レイヤー」が出てくるが、レイヤーマスクは簡単に説明すると以下のような動きとなる。
  • 黒で塗りつぶすか消しゴムで消すとレイヤーマスクを持っているレイヤーの塗りつぶされた部分は表示されない。
  • 白で塗りつぶすとレイヤーマスクを持っているレイヤーの塗りつぶされた部分が表示される。
詳しくは「レイヤーマスク photoshop」などでぐぐってほしい。

レイヤーマスクを切り抜くとその下のレイヤーが姿を現す

レイヤーマスクを編集することで元の画像に影響はしないので、レイヤーマスクだけを白で塗りつぶすか消しゴムで消しさえすれば元画像は滅びぬ、何度でも蘇るさ
# ただしここで「適用」という名のバルスを唱えると元画像は元に戻らないので注意。

綺麗に消すにはブラシを細くしたり消す対象と残す対象のボケ具合に応じてブラシのぼかし量を変更したりして自然に溶け込むようにレイヤーマスクを編集していく。

かかとの後ろのスタンドを消去中

そうして編集してゆくとこうしてスタンドが綺麗に消えてなくなる。

かかとの後ろのスタンドを消去しました

この時、全てのセッティングを同じにして撮影した 2枚の写真でもどうしても多少明るさや色合いに違いが出てくるところがあるが、そこはブラシツールで境目をぼかしたり、調整レイヤーで明るさや色合い補正を行って出来るだけ違和感のないようにするのが腕の見せ所になるわけである。
# WACOM BANBOO タブレットが 8,500円くらいなので真面目に消去レタッチしたい人は買ってしまいましょう。タブレットが有ると無いとで操作感は大分違う。

ちなみにライティングでスタンドを跨ぐように影が出来る場合はその影を自力で描き込まなければならないのでちょっとハードルが上がります。

最終:2016/01/20 10:24:06 カテゴリ:ドール 1/3
タグ:撮影技術
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 2016/01/11
cactus RF60でFP(HSS)発光をしてみるテスト
ちょっと時間が出来たので以前から気になっていた cactus RF60 でハイスピードシンクロ (HSS) の検証をしてみた。
HSS は残念ながら cactus V6 や RF60 単体では使用できないのでカメラ純正ストロボの光スレーブとして光らせる必要がある。
# マスターストロボの HSS 発光に共感するので「HSS 共感モード」。

今回は E-M1 に FL-LM2 を着けて FL-600R を RC 制御しながら cactus RF60 を HSS で光らせることが出来るかという検証。
結果的には V6 で RF60 の調光をしながら E-M1 で FL-600R の調光が出来てなおかつ RF60 を HSS で光らせることが出来た
つまりストロボの所まで歩いて行く必要が無いということ。
FL-600R と RF60 の発光同期も取れているようで光ることに関しては問題無さそう。

RF60 の設定は
  • 動作モード:電波スレーブ (Sモード)+HSS 設定
  • 光スレーブ設定:S1
  • 遅延タイマー:93ms
で V6 からの調光制御を受けつつ光スレーブで HSS が使用できる。

比較画像.jpg : OLYMPUS E-M1, OLYMPUS M.12-40mm F2.8, 1/8000sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

左上から 3段目一番左までが RF60 の遅延タイマーをそれぞれの時間に設定して HSS 共感モードで光らせたもの。
これを見ると 93ms で発光量が最大になってるので恐らくこのあたりが適正値。

最下段 2枚目と 3枚目は FL-600R ときちんと発光同期が取れているかの確認。
93ms では同期が取れているが 95ms では幕切れを起こしており、93ms では両方とも同じように発光しているので問題無し。
# 上の方がちょっと暗いけど光が届いてないだけ。FL-600R も同じように暗いので問題無し。

ただし欠点がいくつかあり
  • 光スレーブのため光が届かないような場所にスレーブのストロボを配置 (具体的にはソフトボックスの裏など) したり屋外で光の回り込みがしづらい場所だと光らない。
  • 遅延タイマーと光スレーブ S1 モードの設定はずっと覚えたままなのでいざ V6 だけで電波制御をしようとすると設定を都度元に戻す必要がある。ただし遅延タイマーのゼロリセットは OK ボタンを長押しにすることで 0ms になる。
と若干面倒。

HSS をどうしても使わなければならない時以外は使わない方が良さそうだ。使い勝手が悪い


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 2015/01/23
傘とかディフューザーとか
アマゾンのカメラ機材コーナーを見ながら
アンブレラとソフトボックス、どっちがいいんだろう?
と数日前からずーっと悩んでいる。
というのも最近壁バンがちょっと使いづらい。
コントロールしにくいというか変な影が出来たりコントラスト高くなったりとその時々によって光の質が若干違う。
というわけで色々調べていると、光の質についてはストロボと壁の位置関係があるようだ。
そこで色々実験してみた。

人形写真注意。

今回主に勉強させて頂いた Web サイトはこちら。

ストロボ撮影|撮影テクニック|UNPLUGGED-STUDIO

特にアンブレラとソフトボックスの違いや大きさについてはとても勉強になった。



機材は
  • YN560III 2本
  • YN560-TX
  • FL-600R
  • 半透明傘 33インチ
  • 半透明レフ板 105cm
のようになっている。



まずは最近よく使っているシュートスルーアンブレラ、日本で言う半透明傘の透過発光と壁バンの比較。

壁バン vs 半透明傘

共にワイドパネルを引き出した状態で半透明傘はシュートスルーで使用、壁バンは壁から70cmほど離して天井の角にバウンス。
ぱっと見ですぐにわかると思うが、まず全体的なコントラストはシュートスルーの方が高く濃い。
しかし全体的な光の柔らかさで言うと壁バンの方が柔らかい。これは特に前髪の光の付き方や顎の下・首元の影の付き方から容易にわかる。

次にバウンス面とストロボ発光部の位置関係。
Web 散歩していると
バウンス面積を広くするにはバウンス面からできるだけ離すこと。
とあったのでちょっと試してみた。

発光面とバウンス面の距離関係とバウンス面積の関係

都合 3段階だが 2枚並べたいので直近と遠距離で比較。

発光面と壁の距離関係における光の硬さ比較

こりゃあかん、ぱっと見すぐわかる。
左は壁に対して発光面が近距離、右は同じく遠距離。GIF アニメで言う直近と最遠。
やはりコントラストと顎の下の首元ですぐわかるほどの違い。

で、結局 1m 程度の大面積を低予算で確保するのは難しいので、拡散効果に優れているとされる白面の不透明アンブレラと他雑貨をアマゾンでぽちっ。
品が届き次第もう一度テストを。
結果次第では 100cm レフ板+ストロボかな。



本日の1枚。

P1235980.jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.25mm F1.8, 1/250sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

  • たわし:不透明の傘・・・100均のビニール傘?(ぉ
    ・・・なにやら写真スタジオのような部屋になっとる
  • G兄:いや正にそんな感じです・・・。
    傘については膜の素材が普通のビニールとは違うさらさらした漢字のものなので、光の質が変わってくるみたいです。
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 2015/01/13
3灯にした訳
ストロボを 3灯にした理由だが、斜め前から照らしたときに反対側の斜め前からも照らしたい時が往々にしてあった。
レフ板を当てればいいのだが三脚を使っているときならいざしらず、部屋の中で三脚を立てるのも場所的に面倒だし第一レフ板を展開できるスペースを確保するのも難しい。
それにレフ板で起こせる範囲でもなかったのでストロボ当てた方が楽だった、というわけ。

人形写真注意。

というわけでちょっと撮り比べ。
斜め前 1灯+天井
OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.25mm F1.8, 1/250sec F4.5 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

上+斜め前両方
OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.25mm F1.8, 1/250sec F4.5 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

1枚目は今までの 2灯による天バン+(左)斜め前。
2枚目はこれに 1灯加えて(右)斜め前の 3灯。
真正面から 1灯当てれば 2灯で済むが、真正面はカメラマンが居るので斜め前にならざるをえない。

1枚目だと被写体半分右側ずつに嫌な影が出ているが、2枚目の 3灯だとその影が消えてすっきりしている。
レフでも起こせそうだがこの範囲を起こせるレフ板を展開出来ないのでちょっと無理ゲー。

参考に天バン無しも撮ってみた。

斜め前両方・天井無し
OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.25mm F1.8, 1/250sec F4.5 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

斜め前 1灯だけ
OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.25mm F1.8, 1/250sec F4.5 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

・・・うん、あり得ないな。
1枚目はギリギリ許せるけどやっぱ背景が暗いからないわ。
頭の天使の輪は天バン無い方が綺麗だけど。

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 2013/10/03
天井バウンスとレフ板ディフューズとバウンスアダプタと
ストロボ発光時のコントラストがもうちょっと下がらないかな〜と思ってアマゾンでバウンスアダプタを探していたら550円で売っていたので即購入。
FL-600R 用の物は無いが Nikon SB-600 用がプチ改造 (隙間を埋める) で流用出来るとのことでポチっ。

で、届いて即改造したがこういう感じに。

PA043710s.jpg : OLYMPUS E-P5, Leica DG Summilux 25mm F1.4 Asph., 1/250sec F2.8 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

幅は同じなのだが厚みが若干違ってスカスカなのでそれを埋めてやる。
ストロボのヘッド部分の凸っている部分に詰め物をすると丁度いい塩梅になるので今回は段ボールを 2層にしてマスキングテープを両面テープ化したもので固定。

これで色々撮り比べをしてみた。

人形写真注意。

アダプタをつけると1/3〜1/2EVほど光量が落ちるのでちょっとage。

まずは光の広がり具合をチェック。
ストロボヘッドを真正面に向けて打ってみる。

照射角 25mm (35mm判換算 50mm) / バウンスアダプタ無し
PA033637.jpg : OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0, 1/250sec F3.2 ISO-200, 露出補正:0EV

照射角 25mm (35mm判換算 50mm) / バウンスアダプタ有り
PA033639.jpg : OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0, 1/250sec F3.2 ISO-200, 露出補正:0EV

照射角 10mm (35mm判換算 20mm) / バウンスアダプタ無し
PA033641.jpg : OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0, 1/250sec F3.2 ISO-200, 露出補正:0EV

照射角 10mm (35mm判換算 20mm) / バウンスアダプタ有り
PA033643.jpg : OLYMPUS E-P5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0, 1/250sec F3.2 ISO-200, 露出補正:0EV

こうして見てみると照射角 25mm の時の光の広がり方がすさまじい。
照射角 10mm でもアダプタがない時に比べると光の広がり方が広くむら無くなっているのでアダプタは付けた方が良さそう。



次に 2灯で天井バウンスと壁バウンス。

バウンスアダプタ無し
PA033669.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F3.5 ISO-200, 露出補正:0EV

バウンスアダプタ有り
PA033672.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F3.2 ISO-200, 露出補正:0EV

こちらもアダプタが有る方は無い方に比べて光がよくまわっている。



最後に天井バウンスのみだがレフ板ディフューズをしたときとしないときの違いも混ぜてみた。

レフ板ディフューズ / バウンスアダプタ有り
PA033689.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

レフ板ディフューズ / バウンスアダプタ無し
PA033692.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

天井バウンス / バウンスアダプタ有り
PA033700.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

天井バウンス / バウンスアダプタ無し
PA033699.jpg : OLYMPUS E-P5, LEICA DG SUMMILUX 25/F1.4, 1/250sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

これを見ると「天井バウンス / バウンスアダプタ有り」が一番コントラストが低い。
けど背景が若干暗くなるようだ。

個人的には「照射角 10mm のバウンスアダプタ有りで 1つは天バン、もう 1つは後方壁バン」というスタイルになりそう。

  • 猫もふ:壁に当てたのはサムネでも分かるのに、
    被写体に当てたのは違いが全く分からなかったです・・・orz
  • G兄:明るい部分は光量同じなのに暗い部分の光量がすこし上がって少し明るくなってますな。
    微々たるもんですが。
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 2013/01/27
レフ板ディフューザー
ピーカンの屋外で野外撮影をするときに太陽光を和らげてくれるディフューザーが有ればいいな〜と思っていたら、昔動画サイトか TV でレフ板型ディフューザーを使ってライティングをディフューズしているシーンが有ったのを思いだした。
「もしかして太陽光もディフューズ出来るんじゃん?」と思って調べてみたらその通りの使い方をされていたので、思い出したが吉日とばかりに早速注文。

物は Amazon で扱っていた金・銀・白・黒レフ+ディフューザー(本体)をマルチで使える 110cm の大型レフ板。
なんでこんな大きな物を買ったかというと、太陽光をディフューズしようとしたときにドールの上に被せると、ディフューザーが小さければドール全体を覆えないかもしれないと思ったため。
しかし正直 85cm でもよかったかもしれないという大きさなので次回は85cmを買ってみたいと思う。

構造的にはレフ板の反射面が半透明のシート状になった物が本体で、そこに黒+銀面と白+金面になっているリバーシブルな袋をかぶせてレフ板として使うようになっている。

普段は太陽光や強すぎる環境光をディフューズするのに使えば良いと思うが、ストロボディフューザーとして使っても良いのでは無いか?と思ったのでちょっと実験。

ストロボズームのワイドパネルを引き出して出来るだけレフ板ディフューザー全体に光が当たるようにしてディフューザーそのものを撮影してみたのがこれ。

P1270493.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/125sec F4.2 ISO-200, 露出補正:0EV

結構面発光になっているのでストロボディフューザーとしても使えそうだが、ソフトボックスのように背面が無く指向性が無いので発光効率は恐らくかなり悪いと思う。
また、室内で使った場合はディフューザーでバウンスされた光が部屋の壁の色を拾っていろかぶりを起こすかもしれない。
# ディフューザーに当てた光は 100% 透過するわけではなく数割程度は反射してしまう。
# ソフトボックスはその反射した光も「箱」の中で反射させて全て前面に押し出す構造になっているので効率が良く周辺の壁などの色にも左右されないのが利点。

室内で上記欠点 (撮影内容によっては利点にもなる) を踏まえた上でストロボディフューザーとしてうちの娘の撮影に使ってみた結果は次のページで。

人形写真注意。

素撮り
P1270462.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/160sec F5.8 ISO-200, 露出補正:0EV

レフ板ディフューザー有り
P1270464.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/50sec F5.8 ISO-200, 露出補正:0EV

広い部屋や開けた屋外といった、ディフューザー面で反射した光の影響を受けない場所での撮影ならどうなったか、というのは興味がある。

  • Casper-01:ワイヤレス多灯ストロボとか・・・
    実はE-620に14-54mm/2.8-3.5 IIを持っていたりする ('A`)
  • G兄:ワイヤレス多灯便利っすよ〜。
    うちもOM-Dと1Ds3でやってますが手放せません。
    それにしてもE-620と14-54の2型とは手堅い。
  • Casper-01:CANONのEOS KISS X4じゃ色がやっぱり駄目なので…
    ディジタル一眼とヤシコンのツアイスではあまり相性が良くないのかもしれない orz
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 2013/01/24
黒レフ
背景にストロボをぶっぱなして逆光気味の撮影をしていたときに、ふと「手前に回り込んでいる光を遮りたい」と思った。
そこで適当にレフ板を置いたら当たり前だが背景で反射した光が更にレフ板で反射して光をカットするどころか増幅して全く意図しない絵に。(笑)
「それならレフ板で反射しないようにすればいいわけか」と思い立ったが、ここで「黒レフ」なる物を思い出した。

説明ではよく「影を作るために使う」「立体感を出すために使う」などと書かれていて「(´・ω・`)?」と思っていたのだが、まさにこういうときに使う物なんだなぁと学習。

やはりこういうことは聴くだけにとどまらずやってみろ、つまり「百聞は一見にしかず」なり。

人形写真注意。

まずは黒レフ無し。
P1230330.jpg : OLYMPUS E-M5, Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH., 1/160sec F1.4 ISO-200, 露出補正:0EV

次に黒レフ有り。
黒レフの置き場所は背景に反射した光がその反対側の壁に当たって跳ね返ってくるので、その間に置く。
回り込みの光が遮断されたのと黒レフにストロボ光が反射しないので影が影となっている。
P1230331.jpg : OLYMPUS E-M5, Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH., 1/160sec F1.4 ISO-200, 露出補正:0EV

ちなみに何も考えずに銀レフを立て掛けるとこうなる。
P1230333.jpg : OLYMPUS E-M5, Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH., 1/160sec F1.4 ISO-200, 露出補正:0EV

黒レフでなくとも黒ケント紙などでも良いが、たまたま黒レフがあったのでそれを使ったに過ぎない。

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 2013/01/23
ソフトボックスと壁バン
ここ最近ずっと悩んでいるのがソフトボックス。
ストロボ光を光面積のディフューザーで柔らかい光に変換してくれる箱のこと。
大きさ的にモノブロック用しか無いと思われていたが大型のものでもクリップオン用にいくつかあるみたい。
そこで試しにアマゾンの箱で30cm四方のソフトボックスを作って実験してみた。

人形写真注意。

後方上部バウンス+レフ板起こし ワイドパネル
P1230409.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F2.2 ISO-200, 露出補正:0EV

アマゾン箱リファー ワイドパネル
P1240421.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F2.2 ISO-200, 露出補正:0EV

後方上部バウンス
P1240423.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F2.2 ISO-200, 露出補正:0EV

面積的に堅い光になってしまうのは否めないが、どうも自分の撮り方 (撮影台をメインとし、背景にまで光をまわして柔らかい描写にする) だとソフトボックスは合わなさそう。
で、Twitter でソフトボックスを使っている人に聞いてみた所、やはり自分の撮り方の場合は壁バンの方が良いみたい、というわけでソフトボックス導入はあえなく断念。

ソフトボックスはコントラストを少し上げながらも被写体に当たる光を柔らかくするための物のようなので、背景含めて全てに光を落とすことは難しいようだ。
ただし壁バンでも壁が色つきの場合は色かぶりするので、その場合は部屋の壁紙を変えるかシーツを掛けるか大人しくソフトボックスを使いましょう的な。

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 2012/12/26
明るい写真でイルミネーションを撮る方法
イルミネーションを明るい所で撮ろうとすると、どうしても周りの明るさにかき消されたりイルミネーションそのものが暗く写ってしまいどうしようもなくなるが、長秒露光とストロボでなんとかなったのでその説明を。

人形写真注意。

まずはシャッタースピードが速い普通?の状態で撮影。

PC260433.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8, 1/160sec F2.0 ISO-200, 露出補正:0EV

・・・どれが光っているかおわかりいただけるだろうか。
キャンドル 2本と犬のガラスコップ、アルコールランプが光っているのだがあんまりよくわからない。
これをどうにかして明るく写せないものかと思いながらたまたま先日ヒントを貰った撮り方をしていたら、「長秒露光とストロボを組み合わせればいいんじゃね?」とひらめいたので早速実行。
・・・なのだがなんのことはない、やってることは暗い場所でのスローシンクロなわけだがストロボ光量を上げて明るくしただけなのである。

今回はフロント天バンに 1灯、リア角バンに 1灯を用意。
部屋の灯りを豆電球にしてイルミネーションを点灯し、いざ。

カメラのドライブモードはマニュアルで。
ストロボもマニュアル調光の方が良い。

まずは最低感度に設定し、絞り値を選択。
シャッタースピードは後で微調整するがストロボ無しの状態でイルミネーションが明るく写る程度に仮決め。
次にストロボを使って全体がバランスよく明るくなるようにストロボ 2灯の光量を調整する。
この後、イルミネーションの明るさが丁度良くなるようにシャッタースピードを調整する。

PC260454.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8, 0.8sec F2.8 ISO-320, 露出補正:0EV

イルミネーションの明るさはシャッタースピードで調整し、全体の明るさはストロボ光量で調整することに注意。

  • にゃり:Φ(・w・)メモメモメモメモ
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 2012/08/09
ストロボの超簡単な選び方と使い方〜ドール編
2016年1月7日(木)更新。GNを倍にしたときの数字間違えてました。
2012年8月11日(土)更新。「ワイヤレス制御での壁バウンスについて。」を追記。



Twitter でフォロワーさんが「ストロボってどんなのがいいんだろう。先っちょに着けるのも色々有るし照らし方も様々でよくわかんね。」って話をされていたので、今回はストロボについて簡単にご説明するでござる。

Twitter でつぶやいたことをまとめて更に加筆修正したものだが、間違ってるところもあると思うのでそこらへんはつっこみ歓迎。

▼ストロボ関連のネタ



ストロボのガイドナンバーについて。

よく GN58 や GN43、GN36 など聞くが、これはストロボがズームストロボの場合は望遠側設定でフル発光したときの明るさを示す。
ガイドナンバーは大きければ大きいほど光量に余裕があっていいが、一般的な室内では GN58 のフル発光を必要とする場面はそうそう無いので、中型の GN43 (キヤノン 430EX) や GN36 (オリンパス FL-600R など) で十分となる。
なお、ISO 値を 1段上げる (例えば ISO 100 → ISO 200) とガイドナンバーは2倍(=+1EV) (GN40 → GN56) となるので、もし明るさが足りないと感じたら ISO 値を 1段上げてみるのをお勧めする。
# ちなみに GN36 は GN40 に比べて 1/3EV 低い。



ストロボの首の曲がる方向について。
ここでは「壁バウンスで撮影する」ことを前提条件とする。

ストロボは首をいろんな方向に振ることが出来る。
中型以上だと上下 90度、左右 180度で小型だと上下 90度もしくは完全固定。
まれに下方向に 5度くらい傾けることが出来るものもある。

記念撮影くらいしかしないなら完全固定の小型ストロボでも良いが、壁バウンスを使った撮影をするときは 2軸で回らないものは論外

まず上下 90度だが、このように

NCM_0011.JPG : CASIO IS11CA, 1/14sec F ISO-, 露出補正:+2/3EV

天井バウンスでは基本的に真上を向くことが出来ないと天井に光を飛ばせないので上下 90度曲がらないと意味が無い。

次に左右首振りだが、出来れば左右 180度。無理なら右だけ 180度が必要。
というのも、なぜ右が 180度必要なのかというと「縦位置撮影の時に斜め後ろに向けられる」から。

左傾き。
NCM_0009.JPG : CASIO IS11CA, 1/10sec F ISO-, 露出補正:+2/3EV

首の振りが右方向に 180度向けられるとこのように斜め後方にバウンス出来るので、被写体から見て斜め上から光を当てられる。

右傾き。
NCM_0010.JPG : CASIO IS11CA, 1/8sec F ISO-, 露出補正:+2/3EV

このようにストロボヘッドが右に 180度回転できないと左傾きで縦位置撮影した時に後方バウンスが出来ない。
なぜ左傾き限定なのかというと、バッテリーグリップを着けて縦位置撮影をすると左方向きにせざるを得ないからだ。

更に、横位置撮影でもどちらか 180度後ろを向いてくれないと後方バウンスが出来ない。

というわけで選択肢は必然的に「中型以上のストロボ」になり、小型系は「Out of 眼中」。



ストロボのアクセサリについて。

一般的なストロボは

P8094427.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/200sec F5.6 ISO-800, 露出補正:0EV

こんな感じ。

先っちょに着ける器具は「バウンサー」であったり「キャッチライトパネル」であったり「ディフューザー」であったりするけど、今回は手持ちの機材として
  • キャッチライトパネル
  • バウンサー+ディフューザー
を用意。

「バウンサー+ディフューザー」ってのは「反射+拡散」を行うもので、自分が持ってるのは「ルミクエスト ビッグバウンス」。

P8094429.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/200sec F5.6 ISO-800, 露出補正:0EV

チョーでかいです。
ストロボヘッドの首にも結構負担かかります。

これが「ディフューザー」だけになると「拡散」だけを行うので光を柔らかく出来る。
簡単なところではトレーシングペーパーを 2、3枚重ねて発光面を擬似的に広げることにより、「直線的で狭い」光を「柔らかく広い」光に変更する。

バウンサー+ディフューザーとディフューザーのみ、どっちがいいかは人それぞれだけど個人的には「ディフューザー」だけでいいような気がする。

「キャッチライトパネル」は人間の瞳にちょっとしたアクセントとして光を入れるための物で、それが直接被写体を明るく照らしたりはしない。
まさに「キャッチライト」を与えるためのパネルだが、天井が低いと天井バウンスによる拡散も同時に使えて被写体に柔らかい光を与えることが出来る。
天井バウンスが出来なくてもキャッチライトパネルが拡散光になってある程度明るくしてくれる。

P8094428.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/200sec F5.6 ISO-800, 露出補正:0EV



ストロボの照らし方について。

・・・は、ドールを被写体にするのでちょっとたたむ。

人形写真注意。

明るさはストロボ光量補正をあまり行っていないのでちょっとまちまちになっている。
参考写真は無加工の素揚げなので普段の色と比べて大分ナチュラルな色になっています。

直射。
影が強く出ていていかにも「ストロボ使いました!」的な絵になって美しくない。
P8094393.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

1灯でキャッチライト板+ (必然的に) 天バン。
ストロボヘッドが上を向くので必然的に天バンになるので背景の影が天バンで反射した光で若干消されて淡くなる。
しかし距離が若干近いので光が拡散しきれていない。
もうちょっと撮影距離を稼げるのであれば直接光が届きにくくなり拡散光のみでライティング可能。
P8094395.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

1灯で大型バウンサー+ディフューザー (ルミクエスト ビッグバウンス)。
キャッチライト板とあまり変わらないように見えるが、背景に目を向けてみると影が柔らかくなっている。
大きなディフューズ面で拡散されているからだ。
P8094400.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

1灯でトレペ。
トレペとストロボヘッドの距離が近いと拡散しきれないので今回はちょっと失敗。
普通ならもうちょっと柔らかくなるはず。
・・・という難しさがありますという例程度に。
P8094410.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

1灯で後方天井角への壁バウンス。
壁にストロボ光を当てるので、当たった面付近全体が拡散光となり柔らかい光になる。
P8094415.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

ワイヤレス 2灯で 1つは後方天井角への壁バウンス、もう 1つは撮影台直上で真上に天井バウンス。
1灯だけの壁バウンスと比べてみて欲しいが、背景に光がまわっており、頭頂部にも光が当たっている。
1灯だけの壁バウンスだと「1カ所からの光」に見えてしまうが、2灯のバウンスだと「部屋全体で照らしている」イメージに出来る。
P8094422.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

この中でも一番自然なのはやはり 2灯を使った撮影だろうか。

ただし、2灯でなくとも「1灯天井バウンス+レフ板でフロントライト代わり」という手法もあるので必ず 2灯必要というわけではないが、片手にレフ板、片手にカメラを持ってシャッターを切るのはなかなか難しい。
レフ板スタンドを使ってハンズフリーにするか、カメラを三脚に固定してレフ板を人間が持ってセルフタイマーでシャッターを切る、という方法も有るには有る。



壁バウンスの注意点。

といっても簡単な話だが「色つきの壁でバウンスはやるな」。
色つき壁に光を反射させるとその色までが反射されて被写体に当たり変な色になる。
可能な限り白を、出来ればアイボリーまでで押さえておいた方が無難。
茶色い壁だと光が赤くなるので、もし壁に色が付いているならば突っ張り棒+でかい不透明のシーツを買ってきてそれを壁代わりにすれば良い。
ただし設営と撤収が面倒この上ないかもしれない・・・。

どの程度の色までが影響するかはわからないので、とりあえず撮ってみてからの判断。



壁バウンスの方向について。

基本的には「被写体から見て仰角 30〜45度付近」から照らすと頭の上から正面まで光がまわる。
P8114606.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

これが真正面からのバウンスだと頭の上が暗くなり真正面が明るくなりすぎる。
また、平面的に見えてしまうことも多々有り。
P8114605.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

逆に天井(真上)だと頭の上は明るくなるが顔に影が落ちてかなり暗くなる。
P8114607.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

天井バウンスしてレフ板で光を起こしても良いが、お化けライト (下からのライティング) になりかねないので注意。

ちなみにワイヤレスの 1灯だが、被写体から見て左 45度、距離 1.5m の位置に三脚を置き、そこにストロボを乗せて天井から 80cm 位の所でワイヤレス天井バウンスしたらこうなる。
P8114589.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

また、先に述べたようにレフ板で光を起こしてもよく、上手くやればそれなりに撮ることが出来る。

まずは天井バウンスだけ。
P8114608.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

これを、被写体の顔から見て前方右側 30度で少し下からレフ板を当てたものがコレ。
P8114613.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/200sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

頬や前髪が影になっていたのを大分抑えることが出来た。



ワイヤレス制御での壁バウンスについて。

ワイヤレス制御を行うとストロボの光を好きなところから照らすことが出来るので、使ったことが無い人は是非お勧めしたい。
特に最近のカメラは内蔵ストロボがコマンダーになっている物が多く、別体式のコマンダーを必要としないので手軽に始められる。
その際はストロボ光を消し、赤外線のコマンド信号のみを透過する「Nikon SG-3IR」を是非とも装着することをお勧めする。
# Amazon でも取り扱ってるので簡単に手に入ります。

さて本題。

今回は背景用とフロント用で 2灯を使った。

まずは背景用の 1灯の設置。
撮影台の上に梁を渡し、そこに真上に向けて天バン。
ストロボズームは 90mm とか 105mm とかにすると収束しすぎるのである程度の広がりを持たせるために 35mm 判換算 50mm に設定。

背景用ストロボ

次にフロント用の 1灯だが 3パターンほど試してみた。

まずは被写体からの距離 1.8m、高さ 1.8m のところで天バン。

1-2.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/160sec F3.5 ISO-200, 露出補正:0EV

で撮ったのがコレ。

1-1.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

今度は天井の角バウンス。
高さは同じ。

2-2.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/160sec F3.5 ISO-200, 露出補正:0EV

で撮ったのがコレ。

2-1.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

最後に、ベッドの縁に置いて被写体から見てちょっと右寄りから天井の角バウンス。

3-2.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ, 1/160sec F3.5 ISO-200, 露出補正:0EV

で撮ったのがコレ。

3-1.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

ベッド縁に置いたのは微妙に向かって右から光が当たり顎の下の影がない。
天バンしたのは正面ちょっと上から光が当たり顎の下に影が。
天井角バンしたのは光の当たりは同じだが顎に影無し。

どれが良いかは人それぞれだが、自分が良いと思うのは「天井の角バウンス」かな。



変形パターンとしてワイヤレス 2灯で 1つは後方天井角への壁バン、もう 1つはすだれ背景と壁の間に上からストロボヘッドを突っ込んで下方照射。
上からの光が無くなるけど「逆光」を表現することが可能となる。
P8094417.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV



おまけで RAW 現像。

OM-D の RAW を SILKYPIX で素揚げ (何もせず現像) するとかなり眠い絵になる。
これが OLYMPUS Viewer 2 で現像するとかなり良い結果になるのだが・・・。

そこでパラメーターをちょっといじって現像。

「変形パターン」の RAW 編集・現像。
P8094417-2.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

「1灯で後方天井角への壁バウンス」の RAW 編集・現像。
P8094422-2.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

どちらも
  • 黒レベル:+10
  • ガンマ:1.15(標準)→1.10
  • コントラスト:1.50(標準)→1.65(やや硬調)
  • カラー:「記憶色1」でビビッドに
をベースにパラメーターを変更している。

  • にゃり:これは良いバウンス講座!実験しまくりですごい角度とか。
    K-30にSG-3IRは無改造でOKでした(ポップアップが最後まであがらずぶつかるけど問題なく使える
  • G兄:実際やってみて感じたけどバウンスは奥が深いですわ。
    ぱっと見あんま変わらないけどよく見ると微妙に違って。
    立たせる角度とかによってまた違ってくるけど。
    SG-3IRは無改造で着いて良かったね。
    OM-Dに改造して着けたけどフォーカスリング回そうとすると手が干渉して鬱陶しいことに・・・。
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 2012/07/06
E-M5のRCコマンダー光
以前、コマンダーの光をシャットアウトするために SG-3IR を買ったわけだが、これって中距離以上だとどうなるんだろう?と思って実験してみた。

人形写真注意。

撮影環境はシーリングライトを一番暗くして薄暗くし、1/160、F1.8、ISO 200。
今回はコマンダー光量を確認するのでFL-600Rは光らせていない。
この状態で RC コマンダー光量をオフ、Lo、Hiで試してみた。

P7053372.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV

コマンダー機能オフの時はコマンダーが光らないので基準となる明るさを得られる。
今回はほぼ真っ黒。
ここから今度はコマンダー光量を Lo にして発光させてみるとほんのうっすらと明るくなっている。
次に Hi にしてみると若干影響が出ているようだ。
近接撮影のように明るくはならないが、それでも影響があるかどうかと言えば「有る」。
やはり完全にコマンダー光をカットしたい場合は SG-3IR が必要のようだ。



SG-3IRのカット加工。
こうカットしてコマンダーストロボの上にマジックテープ貼って固定。

P7073394.jpg : OLYMPUS E-M5, M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8, 1/160sec F1.8 ISO-200, 露出補正:0EV
  • にゃり:SG-3IR便利なりーしかしK-30の内蔵フラッシュがえらく高く飛び出るのでSG-3IR使えない可能性がでてきた・・・黒カラーボードで映り込みバリアしつつフラッシュ当たる所にアルミテープ貼って反射させコマンダー発光する作戦を計画中
  • G兄:うちみたいに切り貼りやってアーム延長するとか。
    うちの場合は短縮+覚悟変更だったけど。
  • にゃり:おおう加工して取り付けてたのか!(過去ログみたら書いてあった)SG-3IRの加工取り付けも検討してみるかー
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 2012/02/21
星景・星野撮影時の露出設定@OLYMPUS OM-D EM-5の場合
星景・星野撮影時の露出設定」も参照のこと。

以前計算した星空撮影のための露出設定。
E-M5が来る前にちゃっちゃとメモしておくことにする。
基準値はいつも使ってるセッティングからキリのいい数字に直したものを更にごちゃごちゃいじることにするので前回と同じ数字を使用する。

いつも使っている、個人的に適正露出と思われる露出設定値。
F3.5 / ISO 1000 / 30秒
これをISO値を計算しやすいように調整し、更にF値と計算しやすいように調整する。
ただし全てを計算しやすい値に修正すると適正露出から+1/3EVになっているので注意。
F2.8 / ISO 800 / 30秒
E-M5の常用高感度特性は、サンプルを見る限りではISO 3200。
また、使用するレンズはM.ZD 12mm F2.0なので最小絞り値はF2.0。
シャッタースピードは前回と同じく10〜15秒とすると・・・。
F2.0 / ISO 800 / 15秒
F2.0 / ISO 1600 / 8秒
F2.0 / ISO 3200 / 4秒

F2.8 / ISO 800 / 30秒
F2.8 / ISO 1600 / 15秒
F2.8 / ISO 3200 / 8秒
M.ZD 12mm F2.0は開放から十分使えるレンズだが、保険で1絞りほど絞るとISO 1600が妥当か。
F2.0にするとISO 1600だと8秒で切れる。
ISO 3200が常用できるなら嬉しいのだがまだ画像サンプル出てきてないからな・・・。

星景星野撮影だと楽になりそうだ。


最終:2012/02/21 12:09:30 カテゴリ:写真
タグ:撮影技術 星空
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 2011/10/04
星景・星野撮影時の露出設定
星景・星野写真を撮影するときのカメラの露出セッティングを考えてみる。
露出値は論理値なので実際はこれよりもオーバー・アンダーになる可能性は十分あり得る。
星野写真を撮る場合は星の動きを止める必要があるのでシャッタースピード (SS) に注意する。
出来れば 135規格画角 24mm で 20秒までとしたいが、余裕を持って 10秒や 15秒で撮影するセッティングとなるようにしたい。

まずは基準を決める。
基準値(最近の撮影時のセッティング)
F3.5 / ISO 1000 / 30秒

基準値からISO感度をきりの良い数字に(基準値から±0EV)
F3.2 / ISO 800 / 30秒

F値をきりの良い数字に(基準値から+1/3EV) = 新基準値
F2.8 / ISO 800 / 30秒
新基準値を元に E-3 での星景・星野写真セッティングを考えてみる。
使用するレンズは例えば ZD14-54mm F2.8-3.5。
E-3 は高感度がてんでダメなので ISO 800 未満 としたい。
撮影後は必ずダーク減算用のダーク写真を撮っておこう。
ISO 感度上、どうしても比較明コンポジット撮影用の写真となってしまう。
F2.8 / ISO 640 / 40秒
F2.8 / ISO 500 / 50秒
F2.8 / ISO 400 / 60秒

(おまけ) 星野写真を撮る場合。たぶんノイズが。
F2.8 / ISO 1600 / 15秒
1Ds3 で星野写真を撮るため、新基準値を元に SS を 20秒以下にしたときのセッティングを考えてみる。
※Canon EF24mm F2.8 開放値
F2.8 / ISO 1250 / 20秒
F2.8 / ISO 1600 / 15秒

F2.0 / ISO 800 / 15秒
F2.0 / ISO 1000 / 13秒
F2.0 / ISO 1250 / 10秒

※SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPH. 開放値
F1.8 / ISO 640 / 15秒
F1.8 / ISO 800 / 13秒
F1.8 / ISO 1000 / 10秒

※Canon EF24mm F1.4L II USM 開放値
F1.4 / ISO 400 / 15秒
F1.4 / ISO 500 / 13秒
F1.4 / ISO 640 / 10秒
番外編。
Canon EF24-105mm F4L IS USM ワイ端開放+高感度耐性の良いボディ(EOS 5D MarkIIなど)で星野撮影を行う場合。
F4.0 / ISO 3200 / 15秒
番外編 その2。
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPH. HSM をワイ端解放で星野撮影を行う場合。
F4.5 / ISO 3200 / 20秒
F4.5 / ISO 1600 / 40秒
F4.5 / ISO 800 / 80秒
F4.5 / ISO 640 / 100秒
参考:ISO感度とF値とシャッタースピード
ISO100 125 160 200 250 320 400 500 640 800 1000 1250 1600 2000 2500 3200
F1.0 1.1 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.5 2.8 3.2 2.5 4.0 4.5 5.0 5.6
SS(1秒以上)240 200 160 120 100 80 60 50 40 30 25 20 15 13 10 8 6 5 4 3.2 2.5 2 1.6 1.3 1


最終:2011/10/05 01:22:47 カテゴリ:写真
タグ:撮影技術 星空
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 2011/04/07
ストロボと絞りとシャッター速度の関係
以前から「ストロボの光量はシャッター速度ではなく絞りの開度で」と聞いており実際そうなのだが、何故シャッター速度ではないのかという疑問があった。
また、「ストロボ撮影を行うときは部屋を真っ暗にすべきか否か」という疑問もあったので試してみることにした。

人形写真注意。

まずシャッター速度の話。

「ストロボ撮影時のストロボ光量はシャッター速度ではなく絞り開度が関係する」とよく言われるが、それはどういうことかというのを今回試してみた。
まずは環境光 (部屋の蛍光灯など) の影響を受けないよう、部屋の灯りを消してストロボの光だけで撮影を行ってみる。

【蛍光灯無し】
蛍光灯無し:0.6sec 蛍光灯無し:1/60sec 蛍光灯無し:1/200sec

絞りは一定でシャッター速度のみ変動させており、その変動値は 0.6sec → 1/60sec → 1/200sec となっている。
コレを見て貰うとわかるが、シャッター速度を変動させているにもかかわらず写り方は同じとなっている。

この理由だが、シャッター速度は遅くなればなるほど撮像素子に対して光を当て続けることになる。
しかしストロボは「瞬間光」なので、シャッターが長時間開いていたとしてもストロボ光 (瞬間光) が当たるのは一瞬のことなので、光が消えれば部屋が真っ暗なので実質的にはシャッターが閉じているのと同じ事になる。
つまり、環境光さえ無ければシャッターがバルブモードでずっと開いていようと 1/200 sec だろうと、シャッター速度がシンクロ速度以下であれば露出 (ストロボ光量) はシャッター速度に左右されない。

これがシャッター速度が違うにもかかわらず全て同じ露出になる、つまり「シャッター速度は関係ない」マジック。

次に「部屋を真っ暗にするか否か」。
次の 3枚の写真は環境光である部屋の電気を点けた状態で撮影した物だが、0.6sec では露出オーバーながら 1/60sec 以上では露出が変わっていない。

【蛍光灯有り】
蛍光灯有り:0.6sec 蛍光灯有り:1/60sec 蛍光灯有り:1/200sec

これは、シャッター速度がある程度以上になると環境光は撮像素子に露光される明るさを下回るので、実質ストロボの光だけが露光出来る光となり、上記のように有る程度のシャッター速度以上で一定の露出になる。

ここで「では部屋の電気はつけて置いてもいいの?」という疑問だが、ストロボの光だけで演出を行えるのであれば点けても点けていなくてもどちらでもかまわない。
今回は六畳用シーリングライトを暗くして撮影したが、ある程度の暗さにすればシャッター速度次第で蛍光灯の明るさを殺せるので点けておいても問題はない。
この場合、環境光 (蛍光灯) の影響を排除するため、シャッター速度はシンクロ速度以内の出来る限り早い値に設定する必要がある。
# とりあえずシンクロ速度と同じ値 (1Ds MarkIII の場合は 1/250sec) にセットすればよい。
こうすることでストロボのみの光量調整に集中できるので、少なくともストロボの光のみで撮影を行えるのであれば楽な作業となる。

六畳間だと 1/100、F4.0、ISO 400 で 580EX のズーム位置を 24mm にした状態で 1/16 〜 1/8 出力にして天井の角に斜めにぶっぱなして適正露出となった。
# ISO 100 だと 2段増しになるのでストロボ出力は 1/2 〜 1/4 か。
# あまりフル発光に近い出力で何十発も放ちたくないんでw

ここで問題になってくるのは「環境光も考慮した撮影を行う場合」だが、この場合はまずストロボ無しで背景を含めて適正露出となるようなシャッター速度と絞り値を決定する。
その後、ストロボで影になっている「光で起こしたい部分」を起こすようにストロボの光量を設定する。

ということらしいのだがそこらへんはまだ根気入れて試してないのでまた今度。

なお、外光の入らない部屋撮りの場合は光源・光量が非常に安定しているので、全てをマニュアルモードに設定して前回のセッティングを使えば同じように撮影が可能となる。
一度セッティングを決めてしまえば悩むことなく同じ露出で撮影できるのは時間的にも助かる。



「ストロボの光量」について。

「ストロボの光量を決定するのは何か?」というと、答えは「絞り開度」もしくは「ストロボ出力」となる。
ストロボ出力は当たり前なので説明を省くとして、「絞りの開度」を変えるとどうなるかというのが下の写真。

絞り値 F1.2 絞り値 F4.0 絞り値 F8.0

光の良は絞りの穴の大きさに左右される。
つまり「光が通る穴が大きければ大きいほど撮像素子に当たる光の良が多くなる」ということで、おおざっぱに試すとすれば・・・

ふすまのある部屋を真っ暗にして隣の部屋の電気を点けておく。
そのふすまの開度こそが絞りの開度であり、ふすま (絞り) を全開にすれば真っ暗にした部屋は明るくなるが、ふすまをちょっとだけしか開けなければ部屋はちょっとしか明るくならない。

これが「ストロボ光量は絞りの開度で決まる」原理。
上記の例は隣の部屋の蛍光灯が定常光なのでちょっと違うが、真っ暗にした部屋の明るさが絞りであるふすまの開度でどの程度変わるかという実体験をするには丁度良いと思う。
# 隣の部屋で光らせるのを蛍光灯じゃなくてフル発光できるストロボでもいいんだけどね。(笑)
# その場合は「どの程度の光を感じるか」になる。

他にも ISO 感度でストロボ光量を調節するという手も有る。
ただし背景から被写体から均等に明るさが変わる諸刃の剣。

ISO感度:ISO 100 ISO感度:ISO 400 ISO感度:ISO 1600

ISO 感度は簡単に言うと「光量ブースター」とでも言おうか。
数字が上がるにつれて受けた光に対する感度が上がる、つまり明るく撮れるのだが、これは定常光であろうと瞬間光であろうとも、撮像素子が光を受けたときにゲインアップを行うので掛け率としては同じになる。
つまり瞬間光であるストロボであっても ISO 感度の数字が上がれば上がるほど明るく写る。

シャッター速度とストロボの関係、光量調節、部屋の灯りの有無についてはこんなところで。




追記。
いろいろ実験と調べた結果を頭の中だけに置いておくと忘れそうなので日記にしたわけだが、間違ってるところもあると思うのでそこらへんはつっこみ歓迎。
  • 山銀:大変興味深い参考になる話題です。
    が、私のレベルが低すぎてイマイチ理解出来ない悲しさ。(汗

    こういう実験の時にモデルがいるのは分かりやすいですな。
  • けんけん:同じくレベルが違いすぎて泣いた;;

    ですがモデルがあるとものすごくわかりやすくて為になります!
  • jo:暗い部屋でストロボ撮影で困ることはAF。
    でも明るいとモデリングが確認しにくく…。
    あと、Mモードで決め撃ちしてはまるのが実効F値。
    調子に乗ってどんどん寄っていくと暗くなって現像するときに泣く。
  • G兄:>話題
    自分が頭の中で考えて得たのを適当に日記にしただけなんで・・・。
    結構間違いが入ってるかもしれない。
    >AF
    これなんだけど自分も初めは「真っ暗だからAF使えないだろう」と思ってたらST-E2の赤色補助光がかなり使えるヤツでほぼ暗闇でも真面目に合焦してくれた。
    >実効F値
    言われて改めて考えてみたんだがそれを忘れておった。

    と米書いてるときに震度6強の地震が上の方で。
  • G兄:>モデル
    ただのたばこの箱とかよりはある程度の大きさがあるだけにわかりやすいよね〜。
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 2010/02/22
コンポジット処理
ふたばのカメラ板だかでコンポジット処理に関する話が出ていたので試してみた。

まずは 1/800、F2.0、ISO 3200 に設定して 8連射。
それをレイヤーの「通常」で 8枚重ねてそれぞれを透明度 100%→50%→33%→25%(4枚重ねの場合はここまで)→20%→17%→14%→13% で重ねて統合。
# 100% / 枚数の答えが透明度の設定値。

元画像、4枚重ね、8枚重ねで試したのがコレ。

人形写真注意。

共に等倍・切り出し。

まずは元画像。
激ヤバイ。チョーヤバイ。
master.jpg : OLYMPUS E-3, 25mm F/1.4, 1/800sec F2.0 ISO-3200, 露出補正:0EV

続いて 4枚重ね。
カラーノイズがかなり消えた物のノイジー。
4composit.jpg : OLYMPUS E-3, 25mm F/1.4, 1/800sec F2.0 ISO-3200, 露出補正:0EV

最後に 8枚重ね。
かなり綺麗になった。
8composit.jpg : OLYMPUS E-3, 25mm F/1.4, 1/800sec F2.0 ISO-3200, 露出補正:0EV

コンポジット処理は連射してそれを重ねるので「静物」にしか適用できないのが難点。
「それなら三脚立ててスローシャッターで撮ればいいじゃない」という答えがスレでも出てきたがそこは浪漫なんだよ・・・。

ちなみに連続した星撮影の場合は重ね方を「比較(明)」でどんどん重ねていくだけのようだ。
赤道儀を使った定点観測の場合は上のようにトーナメント方式で重ねていくようだが。



俺メモ
「デジタル星野写真入門12」コンポジットしよう
  • かとまい:E-3、素子小さくて高画素のわりに高感度綺麗だよね。
    うちもやってみたけど、ここまで効果無かったなぁ・・・
  • G兄:サイズの割にはね。
    でも結果が全てなんで・・・。
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備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • SMDV SPEEDBOX-60 (コメットストロボ扱い)
  • cactus V6II
    まさか2個も買うとはね…フフ怖
  • ZD 35-100/F2
  • cactus RF60 (3本目)
  • ZD 50mm Macro
  • TG-TRACKER
  • ニンバス チヌーク
  • M.ZD ED 7-14mm F2.8
ツーリング ドライブ兼野外撮影予定リスト