Meltice-Family 2.2.x

Meltice の起動と設定


 
Meltice の起動設定
Meltice を起動させてみましょう。
デスクトップのショートカットをダブルクリックすれば大丈夫です。下のような設定画面が表示されます。

解凍のプロパティ

シンプルな画面ですので、特に複雑な設定は必要ないと思いますが、簡単に説明しましょう。

解凍先
ファイルを解凍する場所の指定です。デフォルトではデスクトップに解凍するようになっています。
この設定で困らないという人はそのままで問題ありませんが、私は解凍先を変更します。
理由は、デスクトップ上をファイル置き場にしたくないという単純な理由からです。(笑)

参照ボタンをクリックすると、フォルダの参照ダイアログが表示されます。

解凍先参照

ここで、任意のフォルダを指定してやれば、その直下にフォルダを作成して一発解凍してくれます。

解凍先選択

今回は、C:\ に設定します。

解凍先決定

設定するとこんな感じになります。ここで、OK か適用ボタンをクリックすると変更事項が記憶されます。
OK ボタンは設定を変更してダイアログを閉じ、適用ボタンは設定を変更してダイアログを閉じません。

解凍先を開く
このチェックを ON にするとファイルを解凍した時に、解凍したフォルダを開きます。
解凍したファイルの内容を簡単に確認出来ますので便利です。

書庫と同じ場所に解凍
このチェックを ON にすると圧縮されたファイルと同じ場所に解凍します。

解凍先パスを最適化する
この機能は少し複雑なので自分の使用用途を良く考えて使ってください。
このチェックを ON にすると下記のような機能が働きます。

1.圧縮ファイルの末尾にある数字・ハイフン ( - )・アンダーバー ( _ )・ピリオド ( . ) を省略します。
 ABCD_123.lzh というファイル名なら、ABCD というフォルダに解凍します。

2.圧縮ファイルの中に、そのファイル名と同名のフォルダがある場合、例えば ABCD というフォルダをそのまま
 フォルダ事圧縮した圧縮ファイルで、ABCD.lzh というファイルの場合ですと、最適化しない(チェックを外した)
 設定で解凍した場合には、ABCD フォルダの中にもう1つ ABCD フォルダがあり、その中にファイルが展開
 されます。つまり、同名のフォルダが2つ作成される事になります。

 この機能を有効にした場合、ABCD フォルダの中にファイルが展開されます。このように、同名のフォルダを
 二重に作成する事をしないという機能です。但し、ファイル内のフォルダが1つの場合で有効です。

 この機能は少し複雑なので、ここでもう少し具体的な例で説明してみます。

 (a) ABCD というフォルダ事圧縮した EFGH.lzh というファイルを作成したとします。
   この場合は、EFGH というフォルダの中に ABCD というフォルダが作成されまして、その中にファイルが
   展開されます。

 (b) ABCD というフォルダ事圧縮したABCD.lzh というファイルをファイルを作成します。そのファイルを後から
   エクスプローラ等を用いてEFGH.lzh というファイルに名前を変更したとします。
   このファイルを解凍した場合は、ABCD というフォルダの中にファイルが展開されます。

 つまり、この機能は名前の二重防止機能ではなく、単一フォルダの二重防止機能という感じです。
 この機能を説明するのは難しいので、分かりにくくなっているカモしれません。(^^;
 挙動を把握するには、御自分で色々と試してみると宜しいでしょう。(ぉぃ

3.上記1と2の条件を同時に満たすファイルの場合、2の処理のみを有効化します。

情報
このボタンをクリックすると、バージョン情報の他に、DLL の有無とバージョンも分かります。

バージョン情報

インストールされていない DLL は必要に応じて入れてください。
初期状態では .lzh .zip .7z .tar 系の圧縮解凍に対応しています。

エンジン更新
エンジン更新 (U) をクリックすると caldix.exe が起動します。

caldix

caldix (カルディクス)は K.INABA さん作成のソフトウェアです。
ライセンス的には、NYSL が適用されます。
NYSL : http://www.kmonos.net/nysl/

使い方に関してはヘルプページ http://www.kmonos.net/lib/caldix_help.html を参照してください。

 

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