各画面の詳細及び設定項目を説明します.
- Normal Skyview
-
画面には衛星のアイコンがあり,捕捉した衛星は黒く,捕捉できていない衛星は白くなります.
表示される衛星は 4つのみで,4つ全てが黒くなると 3D モード (高度の計測が可能) になります.
画面下部にある SIGNAL バーは,衛星電波の平均受信強度を示します.
これが最大になっていると良好な状態です.
上部メッセージは衛星探索の状態を示すものです.
WAIT... TRACKING SATELLITES | 衛星を捕捉している最中です. しばらくそのままで待っておくと衛星を捕捉します. |
READY TO NAVIGATE | 衛星の捕捉が完了し,GPS ナビゲーションが可能です. |
OK ボタンを押すとメニューが出現します.
このメニューは表示状態により少し変わります.
- DISPLAY SETUP
- ディスプレイの表示設定を行います.
上下ボタンでコントラストとバックライト消灯時間の設定項目を切り替えます.
LIGHT TIMEOUT |
キーの未操作時,バックライトを消灯させるまでの時間を設定します.
STAYS ON | 電源ボタンを押すまで付きっぱなし |
15 SECONDS | 15秒間キー入力がない場合は消灯 |
30 SECONDS | 30秒間キー入力がない場合は消灯 |
1 MINUTE | 1分間キー入力がない場合は消灯 |
2 MINUTES | 2分間キー入力がない場合は消灯 |
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CONTRAST |
ディスプレイのコントラストを設定します. 上ボタンで濃く,下ボタンで淡くなります.
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- ADVANCED SKYVIEW
- Satellite 画面を詳細表示にします.
- Advanced Skyview
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画面には二重丸の衛星マップが表示され,捕捉した衛星は黒く,捕捉できていない衛星は白くなります.
表示される衛星はいくつもあり,4つ以上が黒くなると 3D モード (高度の計測が可能) になります.
二重丸は,外側の円が水平位置を示します.
この円に存在する衛星アイコンは,地平線の位置にある衛星です.
内側の円は地平線から斜め 45度を示し,この円に存在する衛星アイコンは,地平線から 45度の位置に存在する衛星です.
中央の点は頂上を示し,この付近に存在する衛星アイコンは,天上に存在する衛星を示します.
画面下部のいくつものバーは,各衛星の電波強度を示します.
これが長いと電波強度が強く,短いと弱いことになります.
また,バーの下にある数字は衛星の番号で,通常は 01 〜 32 ですが,WAAS モードで使用すると 33 〜 47 に増えます.
上部メッセージは衛星探索の状態を示すもので,次のような意味を持っています.
TRACKING... | 衛星を捕捉している最中です. しばらくそのままで待っておくと衛星を捕捉します. |
ACCURACY: **m | 衛星の捕捉が完了し,GPS ナビゲーションが可能です. 表示されている数値は現在地点からの誤差を示します. |
OK ボタンを押すとメニューが出現します.
このメニューは表示状態により少し変わります.
- DISPLAY SETUP
- Normal Skyview の DISPLAY SETUP に同じ.
- ORIENT SKY AHEAD
- Satellite 画面を詳細表示にします.
- NORMAL SKYVIEW
- Satellite 画面を簡易表示にします.
両方の表示状態の共通事項として,以下のような物があります.
衛星を捕捉し終えた後は,画面に ACCURACY: **m と表示されますが,これは現在位置からの誤差の距離を表示しています.
つまり,ナビゲーションなどで表示される距離に対してどれくらいの誤差があるのかを示しています.
画面最下部にある 3D マークですが,これが点灯すると,平均水面位置からの高度計測 (ELEVATION) が可能になります.
ただし,3D 測定は衛星捕捉数が 4個以上にならないと使用できません.
電源を入れてからもずっと衛星が見つからなかったときは,左のようなメッセージが出ます.
この時は,家の中などで見つからないことが明確な場合は OK を選択します.
もし衛星からの電波が届くような場所でこのようなメッセージが出た場合は NO を選択すればよいと思いますが,どのようになるかは試してないのでわかりません.
また,衛星を捕捉しているときに,トンネルなどに入って衛星からの電波が途切れた場合は,右のようなメッセージが出てくるので,OK を押して小窓を閉じておきます.
閉じなくても衛星からの電波が再度受信できれば復帰します.