Configuration to NTP server "xntpd"
 タイムサーバー xntpd の設定
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■説明するところはごっつ少ないです.

結構ややこしいモノと思っていたら,小さな設定ファイルを自分で作ってデーモン起動させると言うだけという,なんともお手軽なものです.(汗)
ただ,この xntpd は定刻になったら何度も何度も NTP 鯖に問い合わせに行くので,常時接続環境でないと使えないでしょう.

もし時刻を合わせたいだけで有れば crontab に ntpdate を指定しておくといいでしょう.
(ntpdate はデーモンではないので何度も問い合わせには行きません)

■設定ファイルとデーモンの起動

設定ファイルは /etc/ntp.conf を新規に自分で作って下さい.

### 先頭の # はコメントを意味します.

# 外部の NTP 鯖のアドレスを指定します.これは福岡大学のルート NTP 鯖を呼び出しています.
server clock.nc.fukuoka-u.ac.jp

# これはただ記述するだけでかまいません.xntpd か起動した際に自動生成するようです.
driftfile /etc/ntp.drift


これが書けたらデーモンを起動しましょう.

# xntpd

これだけです.(まぢ

あとは自動的に xntpd が指定した鯖へ時刻あわせに行きますし,xntpd を起動したマシンはそのまま NTP 鯖になります.
下の「桜時計」等で時刻あわせをするときの鯖に使いましょう.

なお,xntpd を起動しても,5分くらいはアクセスが出来ずに,桜時計では「準備がまだみたい」と言われますが,これは xntpd の仕様のようで.

■Windows 版 NTP クライアント

やっぱ「桜時計」でしょう.

こいつで xntpd を起動した鯖を見に行くようにします.
ちなみに IP アドレスで指定すると辞書の逆引きテストを行うようなので,DNS なり hosts ファイルなりで逆引きが出来るようにしてあげましょう.
でないとエラーが出ます.


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