必要な部材

今回は以下のパーツを使った。

ライセンスランプのコネクタ加工

本体側のハーネスに傷を付けるなどもってのほかなので、純正ライセンスランプとおなじく110型2極コネクタで接続するよう加工する。

まずはオス型ピンを電工ペンチで圧着する。
導線の長さが短いので全体で8mmくらいの長さになるように被服を剥き、途中で折って ∩ こうする。
こうすると圧着してもすっぽ抜けなくなるので必ず二重にすること。

LEDライセンスランプ配線 ピンを圧着したらコネクタに挿入する。
プラスマイナスは左図のようになる。

点灯確認 極性を確認したい人は、車体のライセンスランプに繋がるコネクタの車体側(メスコネクタ)にピンをそのまま挿入する。
挿入する際は左右のピンがショートしないよう、写真のように両方とも外側を向くように挿入すると良い。

純正フェンダーの取り外し

純正フェンダーを取り外すまでがかなり大変。

  1. 工具箱を外す
    ヒューズボックスマウンタが工具箱と一体になっているのでヒューズボックスを外しておく。
    工具箱
    ヒューズボックスを外したら工具を取り出して内側のボルト4本を外す。
  2. リミッターコネクタが刺さっているスポンジを外す
    そのまま引っこ抜けば外れる。
    スポンジ外す前 スポンジ外した後
  3. ECUに繋がっている大きなコネクタ2つを外す
    ケーブルを損傷しないよう注意。
    ECU取り外し
  4. フェンダーを固定している3本のナットを緩める
    完全には外さず緩めるだけにしておく。
    ナットはフリクションリングの入っている緩み留めナットとなっているのでラチェットレンチがあると楽。
    ナットの場所は赤丸で示したところにある。
    # 黄色いところにも有るがそれは後ほど。
    また、場所が場所なだけにボックスレンチを使うときはエクステンションバーを使うこと。
    ターゲットとなるナット
    奥の方にある1本は裏で六角ヘッドボルトで固定されているので、 シート内側はオープンエンドスパナで回り止めのため固定しておき、 タイヤ側からラチェットレンチで緩めると良い。
    隠れ?ナット
  5. ライセンスランプのハーネスを引きずり出す
    ライセンスランプのハーネスはシートフレームのブリッジの下を通っておりそのままひっぱっても抜けないので、 左側のメインハーネスが通っている隙間を通す。
    この隙間はコネクタが着いたままでもなんとか通すことが可能だが、メインハーネスを傷つけないよう細心の注意を払いながら通すこと。
    シートフレームブリッジ
  6. 純正フェンダーを外す
    ライセンスランプのハーネスは写真の赤丸の穴を通して外すことが出来る。
    この穴にライセンスランプのハーネスを通す準備をしてから緩めたナットを外して純正フェンダーを外す。
    手を滑らせて純正フェンダーを落っことしてライセンスランプのハーネスを切らないよう注意。
    ライセンスランプのハーネスを通す穴

フェンダーレスキット取り付け

取り付けは意外と簡単でした。

  1. フェンダーレスキットを固定する
    固定の仕方は付属の説明書を参考に。
  2. LEDライセンスランプのハーネスを通す
    加工したLEDライセンスランプのハーネスを穴に通してシートフレーム内に通す。
    この穴は穴が開きっぱなしなので後で必ず何かで塞いでおくこと。
    ライセンスランプのハーネスを通す穴
  3. LEDライセンスランプ、ナンバーなどを固定する
    固定の仕方は付属の説明書を参考に。
  4. ECUや工具箱などを元に戻す
    LEDライセンスランプのハーネスは工具箱の下に押し込めた。

完成

リアビューがすっきりした。
アップ 全身図