「ワイヤレス LAN 詳細設定」でプロファイルの新規作成を行います.
※ここでは話がややこしくなるので「スキャン」は使わないこと.
プロファイル名や SSID などを設定しますが,SSID は CLIE と WLAN カードの文字列を合わせておきます.
WEP を使う場合は,これも双方同じ文字列を使用することに注意してください.
# 自分は WEP 有りの Adhoc で接続しました.
「接続種別」は「Adhoc」を指定します.
「ch:」は WLAN で設定したチャンネル番号を指定します.
「高度な設定」をタップして CLIE 本体に割り当てる IP アドレスを固定で設定します.
ここは ICS (インターネット接続の共有:Internet Connection Sharing) の設定でよく説明される設定をそのまま適用してください.
IP アドレス | 192.168.0.2 ※DHCP がないので固定 |
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
ゲートウェイ | 192.168.0.1 ※ICS モードで動作するときの WLAN カードの IP アドレス |
プライマリ DNS | 192.168.0.1 ※ICS モードで動作するときの WLAN カードの IP アドレス |
省電力モード | 有効 ※どちらでもかまわない |
認証方式 | Open System ※デフォルト |
これで一度接続してみてください.
ここまでの設定の状態では,WLAN カードとネットワーク的に繋がりませんが,NIC レベル (?) では繋がります.
とりあえず,CLIE のネットワーク設定で「接続」ボタンを「ぽちっとな」と押して繋がるか確認してください.
ここで繋がらなければ WLAN と CLIE の設定を見直してください.
# 繋いでおかないと ICS モードに出来ないので,意地でも繋げてください
いよいよ CLIE 用ルーターを ICS モードに設定
CLIE と CLIE 用ルーターが Adhoc で接続されていると,WLAN カードの接続アイコンの赤×が外れます.
# 場合によっては,繋がってもないのに赤×が付いていないものもあります.
この状態を確認したら,NIC 側のプロパティで ICS 設定を行います.
- 「共有」タブで「この接続でインターネット(略)」にチェックを入れる.
- 下にある「ローカルネットワーク」選択ボックスで WLAN カードを選択.
- 「OK」ボタンを押すと,「IP アドレスが 192.168.0.1 に固定されるけど良いか?」と問われるが,そのまま先へ進む.
- しばらくするとウィンドウが消えるので,ここで ipconfig コマンドで確認.
# 結構時間かかる場合有り
ポイントは「WLAN カードに IP アドレスが割り当てられているかどうか」.
もし割り当てられていなかったら 1. からやり直してください.
NetFront でインターネット参照を行ってみる
恐らくネットワークが繋がったままのはずなので (繋がってなかったら繋げてください),NetFront で LAN 無いの Web や,インターネット上の Web が閲覧できるかを確認してください.
接続できなければ 3分ほど延々と接続待ちを行うので,待てない人はソフトリセットしてください.
失敗したら 1. からやり直すのが一番の近道デス.