無線 LAN → AP → AirH" でインターネット接続できるアダプタないかなぁ・・・

そして月日は流れて PEG-TH55 発売から少し経ったある日．

ちょっとした調べ物で「おしえて！ぐぐる先生」をやってると，偶然 corega APRS-11 を発見．
内容を見てみると，サイズがでかいものの自分の探し求めていたデバイスと全く同じ．
Web でオンライン通販でもしてないものかと探してみると，ソフマップの中古販売に 1台だけあった．
リアル世界で「売ってました〜」は哀しいので，翌日大阪は梅田のギガストアを探してみた物の無かったので，オンラインで購入．

というわけで，簡単なインプレでも書いておきます．

ちょっと弄れば Linux シェルにログオン可能

趣味の世界ですが，sh シェルでログオン可能になります．
# 標準では無理
使えるコマンドは非常に制限されているが，基本コマンドは概ね使える模様．

その状況はこちらで詳しく書かれています [www.nurs.or.jp]．

自動ダイヤルアップ

無線 LAN に接続し，インターネットに接続しようとした時点で，APRS-11 が自動でダイヤルアップしてくれるので操作が楽．

RJ45 経由の有線 LAN との接続がシームレス (?) に

ダイヤルアップモード時，AirH" を抜いておくと，本体の RJ45 コネクタ経由でモード切替なしに LAN 参加させることが可能です．

ダイヤルアップしにくい？

時折ダイヤルアップをミスるのか，ネットワークに接続できない場合があります．
# アンテナはちゃんと捕まえてるんだけどねぇ・・・．
ちなみにこの時に NetFront が固まり，タイムアウト (60秒くらい？) するまで手出しが出来なくなるので，うっとおしい人はそのままソフトリセットしてしまいましょう．
APRS-11 側も一度ミスると再起動が必要っぽいです．

WiFi 未対応

WiFi 未対応のため，物によっては接続できないデバイス有り．
例えば使用者が多いと思われる PEGA-WL100．
PEG-TH55 では，無線 LAN 設定の「高度な設定」→「認証方式」で "Shared Key" を選択できますが，PEGA-WL100 付属のドライバにはこの設定がないので，WEP を使う場合は APRS-11 へは接続できません．
WEP を解除すれば PEGA-WL100 も使えましたが，そうすると暗号化されないし，勝手に接続されて使われてしまうのでのでヤバゲ．

APRS-11 はステルスモードでの動作も可能なので，AP 検索にはひっかからないので大丈夫かも．
# もちろん想像されにくい SSID を使っておくのも重要です．
更に MAC アドレス制限をしておくと，勝手に接続はされなくなります．
しかし，暗号化されないのでデータの中身が心配です．

でかい

APRS-11 は「省電力設計のためバッテリー駆動が出来る」というのがウリ (?) ですが，残念ながら筐体のサイズがあまりにも大きすぎるため，持ち運びは不便です．
こちらの Web サイト [member.nifty.ne.jp] で，筐体を剥がして軽量化している事例が載っているので紹介しておきます．
# こちらの Web ページでは自動ダイヤルアップをしないと書かれていますが，少なくとも CFE-02 だと自動ダイヤルアップすることを確認しています．

製作記事はこうご期待！
# といってもただ単にタンクバッグになんとか押し込めるだけですが．orz

ということで，行ってきました琵琶湖半周．
タンクバッグの中に APRS-11 と DC-AC インバータを放り込んで移動無線 LAN AP です．
使用感というほどのことでもないですが，とりあえず

アンテナ拾える場所なら何処でも無線 LAN 経由でアクセス可能

WiFi 対応じゃない理由とはもしかしてコレが原因？

つながりもしません．(ノД`)