Yoshida Kaban PORTER TRIP
 吉田カバン PORTER TRIP
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  ベルトポーチがない!

以前からベルトに通すポーチ状の物を使おうと思っていた物の,なかなか良い製品に巡り会えない.
そこで見つけたのが,この吉田カバン PORTER TRIP (623-6489).

背中にはベルトに通すベルトがあり,蓋はプラスチックバックルで閉じることが出来,ベルトに通さない or 通せないときはカラビナでぶら下げる,とかなり便利に使えます.

お値段は梅田ギャレ大阪の "ILS" で \5,250 ナリ.

  まずはその造りを見てみる

というわけで,吉田カバンの PORTER TRIP を使ってみることにしました.
# Photo by CANON IXY300a (MACRO mode)
# EOS 10D 出すほどでもねーよ.orz

正面写真 こんな感じです.
蓋はプラスチックバックルでワンタッチ開閉.
更に蓋にファスナー付きポケットが付いているので,この中にメモリースティックや無線 LAN カード,AirH" カードなどを入れることが出来ます.
試した限りでは,PEG-TH55 と PEGA-CF60 を入れた状態だと AirH" カードとメモリスティックしか入りませんでした.

厚み 厚みは丁度 PEGA-CF60 + PEG-TH55 が収まる程度なので,PEGA-CF60 をスマートに合体させている人にしてみればなかなか良い物です.

ポケット ポケットはメインが 1つ,サブが 2つ有るように思えますが,メインの裏 (?) にプラスチックプレートが入っていて,これを抜くと更にもう 1つ,マジックテープで蓋 (?) の出来るポケットができあがります.
# 自分はそこに PEGA-CF60 を逆さにしてつっこんでます.

ファスナー付きポケット これがファスナー付きポケット.
AirH" カードとかメモリカードを入れておきましょう.

背面 背面は極普通にベルトに通すわっかがあるだけのシンプルな物です.

プラスチックプレート これがそのプラスチックプレート.
かなりしっかりしてます.

PEG-TH55 + PEGA-CF60 PEG-TH55 に PEGA-CF60 を取り付けた状態で収納していますが,AirH" を外してしまえば問題なく収納できます.

PEG-NX70V PEG-NX70V も CF カードを抜かないと入りません.

AirH どちらもファスナー付きポケットに入ります.

  使用感は?

まずは外観から.
写真で見るとペラッペラなのに,実際に見て触ってみるとしっかりした生地です.
これなら多少ひかっけようがこすろうが,すぐにほつれてダメになる事はないでしょう.

カルビナの方は,仕事に行くときにバックパックの肩ひものループにひっかけて原付で おわkm/h で R1 の酷道状態の路面 (路面掘り返しの工事中に付き酷道となってます) を走ってますが,振動でブチッと切れるようなこともなく,きちんとその仕事をこなしております.
ただし,少し斜めになるので,アウターポケットの浅い方に CF カード系を入れておくと落ちて無くなるかも.
# 深い方なら保証はしないものの大丈夫と思われ.

出社してからは腰に付けてますが,やはり気にはなります.
どうしても肘が PORTER TRIP に当たってしまいます.
そこで,カルビナを使用してベルトループを使わず,ベルトにカルビナを通してぶら下げてみたところ,肘は当たらなくなりましたが今度は PORTER TRIP の収まりが悪くなりました._| ̄|○
まぁここらへんは,このサイズと中身の重量がアレゲなので仕方がないですが.

取り出し・収納に関してはかなり良いです.
プラスチックバックルで確実にとまり,バックルを外すときも簡単にはずせ,CLIE を入れるときも,PEGA-CF60 を裏ポケットに入れた状態で PEG-TH55 を入れてもそのままするっと入ってくれます.
PEGA-CF60 を裏ポケットに表裏どちら向きに入れても,そのままするっと入ってくれるのはイライラしなくて非常によいです.
ストラップを付けているならば,取り出すときはストラップを引っ張れば簡単に出せるのも良いです.

悪い部分を見つけるのが大変ですが,要望としてはベルトループをスナップボタンで片方が開くようにし,ベルトを外さずに固定できれば良いなぁというのが感想です.

次に,先にも書きましたが,アウターポケットの浅い方に CF カードを入れておくと落ちてしまう可能性があるということ.
できればマジックファスナーでもよかったので付けてくれた方が良かったのですが・・・.

このあたりは PORTER DRIVE のほうが造りはよいと思われます.
PORTER DRIVE は,アウターポケットが四方をマジックテープで囲っているので,剥がれない限り中身が落ちることはありません.
ベルトループは縦横 2本有り,縦ループは TRIP のように固定ですが,横ループはバックパックのショルダーベルトに取り付けられるようにマジックテープで剥がせるようになってます.
# バックパックのショルダーベルトに取り付けることが前提な人は,DRIVE のほうが良いと思われます.

そしてファスナー部分のポケット.
ここに CF を入れて更に PEGA-CF60 を入れると,蓋を開けたときに CF カードがポケットの中で移動し,蓋の曲がる部分を阻害してしまうのでしまりません.(汗)
CF カードをポケットの中で移動させればよいのですが,こういう些細なことでも面倒だなぁと.
CF カードはできればアウターポケットに入れられればよいのですが,バイクで移動しているときに CF カードが落ちて無くなりそうで怖いです.

しかし,こういった些細なデメリットも,PEG-TH55 に必要なデバイス全てが収まるというメリットの前にはどうでも良くなることです.
少なくとも「どうにもならない」ではなく,「運用面でカバーできる」範囲なので問題ではないです.

個人的には買って後悔しないと思いますね,これは.


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