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EPSON CP-100 | 49ヶ月 | |||||||||||||||||||
EPSON CP-700Z | 2ヶ月 | |||||||||||||||||||
EXILIM EX-S2 | 7ヶ月 | |||||||||||||||||||
Canon IXY 300a | 20ヶ月 | |||||||||||||||||||
Panasonic LUMIX DMC-FX7 | 52ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS STYLUS XZ-2 | 2ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS E-20 | 20ヶ月 | |||||||||||||||||||
Canon EOS 10D | 31ヶ月 | |||||||||||||||||||
Canon EOS 5D | 12ヶ月 | |||||||||||||||||||
Canon EOS 5D (2台目) | 6ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS E-1 | 9ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS E-3 | 50ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS E-1 (2台目) | 2日 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS PEN E-P1 | 33ヶ月 | |||||||||||||||||||
Canon EOS-1Ds MarkIII | 41ヶ月 | |||||||||||||||||||
OLYMPUS OM-D E-M5 | 18ヶ月 |
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OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough | 3年 | ||||||||||
OLYMPUS STYLUS TG-5 Tough | 使用中 | ||||||||||
OLYMPUS PEN E-P5 | 3年3ヶ月 | ||||||||||
OLYMPUS OM-D E-M1 | 7年3ヶ月 | ||||||||||
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark2 | 使用中 | ||||||||||
Canon EOS R | 19ヶ月 | ||||||||||
Canon EOS R5 | 使用中 | ||||||||||
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk2 | 使用中 |
インプレについては以下の記事を参照。
→ OLYMPUS E-M5 Mark2 買ってきたよ
インプレについては以下の記事を参照。
→ OLYMPUS OM-D E-M1が出たよー
→ E-M1作例撮影リベンジ
ドール撮影専用にと思い購入。
・・・と思ったのだが、望遠側のISの使い勝手が非常に良くE-3を退役させることになってしまった。
ボディ剛性は「流石プロ機」と言わせるだけのことはあり非常にがっしりしている。
特にバッテリーグリップがボディと一体化しているので、縦位置撮影の時にグリップがたわむことは(当たり前だが)無い。
シャッターフィーリングは、びしっと動いて止まり、気持ちの悪い振動は皆無。
また、「シャッター音は画質に関係ない」と思いながらもやはり気になってしまうが、その点も問題なく非常に歯切れの良い音となっている。
ユーザーインターフェイスはEOS共通のUIで違和感なし。
縦位置撮影の時にジョイスティックが使えない不満も全く一緒。(笑)
# この点に関してはEOS-1D Xで改善されており、縦位置専用ジョイスティックが増設された。
欠点といえば、世代的な問題で高感度耐性が若干弱い。
個人的な実用範囲はISO1000がギリギリで、ISO1600になるとカラーノイズ的に結構ノイジーになるのであまり使いたくない。
特に星空撮影をするときは顕著で、Web掲載用に画像縮小してもカラーノイズが若干見て取れる。
その他の欠点といったようなものは見られず、流石フラッグシップ機といった感じ。
# 「重すぎる」という世迷い言は聞かない。
EOS-1D Xが発表されて心動かされたが、「解像度の高いレンズで利用する高画素」という利点は風景屋には有り難いので踏みとどまっている。(笑)
E-M1 を購入してからめっきり出番が減ってしまったのでミラーレス一眼に完全移行するため決別。
E-3を手放したものの、Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.を使いたかったのとEVFで手ぶれ補正が効き、やっと望遠レンズが使い物になりそう、かつ小型軽量といいことずくめのため購入。
インプレについては 2012年4月1日の日記 を参照。
E-P5 に移行するため売却。
フォーサーズレンズを使えて、かつ小型のボディが欲しかったので購入。
OM-D E-M5 を購入したため母者に譲渡。
5段分のボディ内手ぶれ補正、防塵防滴構造にオリンパスということで、意を決して乗り換え。
E-1 に比べて癖が無く、ある意味おもしろみのない、かつやっぱり高感度ノイズは暗所で弱いボディではあるが、フォーサーズ規格のレンズだとどのレンズでも効くボディ内手ぶれ補正はやはり便利。
まず、個人的に気に入っている点はいくつかある。
まずはファインダーが大きい。
これはこれは今までのフォーサーズの弱点だった「ファインダーが小さい」という点を見事に払拭してくれた。
確かに、ファインダーを覗くと E-1 と比べてものすごく大きい。
しかも視野率 100% なので、ファインダー内に写っていない数 % の事を考えなくても良いというのも見逃せない。
大きくなったことにより被写体も大きく見ることが出来、マニュアルフォーカスが行いやすくなっているので MF で追い込みたいときは非常に有用だ。
次に AF 点が 11点に増えたこと。
E-1 から E-510 まで 5年にわたる全ての機種において、AF 点はなんと「水平に 3点のみ」という今のご時世ではあり得ない AF 点の位置だったのだが、E-3 になってこれがようやく改善され、長方形に左右 1ポイントずつを配置した 11点となった。
この配置が結構絶妙で、5D の 9点配置よりもフォーカスロックによる構図変更がいくらか軽減された。
これと同時に AF 精度の向上も見られ、人形撮影では滅多に使わないものの暗所に非常に強い。
かつ周囲の色温度を測定した上で AF の制度を補正するようになっているため、あらゆる光源下においてピンずれが発生しない。
# 色温度補正がない場合は、ある一定の光源を元に AF の精度が決められているため、たとえば太陽光下ではジャスピンだが、蛍光灯下ではピンずれが発生したりする。
ちなみに、ドール撮影における AF 点の配置については、現状では Nikon D300 が最高という全会一致の意見があり、自分も実際に試してみたが非常によい AF 点の配置だった。
手ぶれ補正も見逃せない。
メーカー公称では 5段補正といわれているが、この公称値は伊達ではなく、135判換算 100mm で 1/5sec が使えるという事に驚いた。
# 流石にいい加減に使うと手ぶれ写真を量産することになるが、「5段分の手ぶれ補正」ということに対して過信しなければ実現は可能。
ドール撮影は日当たりの良い場所で撮影できることは滅多になく、ISO100 の F2.8 でも 1/10sec や 1/5sec が当たり前という状況の下で撮影することが多く、手ぶれ補正が強力なのは非常に有り難い。
最後にライブビュー。
これが意外と便利で、撮影台の上で撮影する分にはアイレベル (目の位置) での撮影は困難ではないのだが、地面に置いて撮影するときはアングルファインダーが必要になってくる。
そういう場合はえてして無理な姿勢になるのだが、様々な角度に動くバリアングル液晶ディスプレイのおかげで無理な姿勢を取らずとも構図の確認が出来るようになって非常に楽である。
また、三脚を用いた静物撮影の際は、構図を決めた状態で拡大場所の指定を出来るので、拡大した部分で精密マニュアルフォーカスを行うことも可能。
逆に、個人的に残念に思えるのは 2つ。
1つめはミラースイングの音が E-1 の「上品な音」に比べて幾分喧しくなっている事。
E-1 のミラースイングは「キシュッ!」という小気味の良いシャープな音だったのに対し、E-3 のそれは「ぱしゅこん」といったちょっと重々しい音となっている。
音で性能が決まるわけではないが、撮影時の気分的な問題があるので非常に残念だ。
2つめはバッテリーグリップが糞のような出来だった事。
これは正直あり得ない出来で、シャッターが降りたままフリーズしたり、シャッターボタン以外のダイヤル・ボタンの応答が無くなったり、電池の消耗が異様に激しかったり、アルカリ電池が使えるはずなのに新品の電池であっても使えないと不具合が出まくりで、人によっては窓から投げ捨てたくなる酷い出来である。
これについては E-3 ファームウェア Ver-1.1 で修正されているが、人によってはバッテリーの保ちは同じ、という人もいるので、少なくともバッテリーの保ちが治ったかどうかは不明。
また、エネループは起動さえしなかったが、約 60枚ほど撮影できるほどにはなった。
ちまたでよく言われている「絶望した!フォーサーズ機なのにでかくて重くて絶望した!」という感想については、この機能でこの重量と大きさなら仕方ねーだろとは思う。
というか、この重量ってペンタプリズムが大半を占めてるんじゃ・・・。(笑)
望遠側の扱いにくさ(レンズ内手ぶれ補正がないので視野が安定しない)と一向にフォーサーズのボディ・レンズに動きがない(出す出す・開発してますしてます詐欺)のに業を煮やしてマウント変更のため売却。
オリンパスがとち狂った渾身の弩級レンズ。
他社で言うところの大三元の中望遠側 (いわゆる 70-200mm F2.8 域) を担う。
以前は「ズームレンズなのに全域大ズミ (Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.)」、現在では「ズームなのに全域 ED M.ZD 75mm F1.8」などと言われるその性能はただ者ではない。
ズームレンジの全域でボケは非常になだらかでボケの中にゴミや年輪はみられず、ボケのフリンジもマイルドで惚れ惚れする。
かつピント面はシャープではあるがカミソリのようにガリガリではなくしっとりとした上でぴりっとエッジが立っている非常に上品な描写。
コントラストも高くはっきりしており描写的には花丸レベル。
そしてレンズの明るさは F2 と他社 70-200mm F2.8 よりも 1段明るい。それ故に 135判のボケ量と比べても 1段分のボケ量の差で収まり、APS-C 比較だと遜色なし。
# フォーサーズ・マイクロフォーサーズ系は 135判に比べてボケ量が 2段分絞りを絞った量になる。ただし明るさは変わらないので注意。
しかし、その性能故にレンズサイズはフォーサーズ系にもかかわらず他社の同レンジのレンズと同じ大きさになっており(!)、かつ重量は他社のそれ (例を挙げると重量級の Canon EF70-200mm F2.8L IS USM II) よりも 200g 重い 1650g (!!) となっており、正に「頭おかしいんじゃね?」と言わざるを得ないレンズとなってしまった。また、フォーサーズであっても電子補正に頼らずレンズのみで究極を求める (現在のマイクロフォーサーズは電子補正前提) ならば、135判と同じレンズサイズになってしまうことをオリンパス自らが証明してしまったレンズでもある (SHG 全体に言えることだが)。
欠点は位相差 AF を積んでいない m4/3 系ボディでは AF がだるいこと。
また、拡大 AF 枠で AF が使えないというのも要注意。
更に、マウントの面圧が足りないのでボディでレンズを支えようとすると光軸が狂い大きな画質低下を招くので取り扱いは十分に気をつけなければならない (後述)。
今となっては描写性能に対するその重量とサイズから、「浪漫を求めるレンズ」となってしまった 1本だが、余裕があるならば是非使用して欲しい。
# ズームが必要でないならば 75/1.8 でいいんじゃねー (十分やっていける) のというあたりが浪漫。
# というかM.ZD 40-150mm F2.8 PRO が出てしまったので絞り値は一歩及ばずとももうこれでいいよねっていう。
ただし、フォーサーズ - マイクロフォーサーズマウントアダプタ MMF-1/2/3 では面圧が足りないのかボディ側でレンズ重量を支えると光軸が少し歪むので、絶対にボディでレンズを支えないように注意して欲しい。
これは ZD ED 14-35/F2 で特に顕著で、35-100/F2 は三脚座があるので (ボディがぶら下がるがボディ重量的に) 問題ないが、あちらは三脚座が無くボディがレンズをぶら下げる形になり、レンズが光軸的に少し歪むため描写性能に問題が出るようだ。
# MMF-1/2/3 にレンズを付けて更にそれをボディに着けた状態で少しこじってみると明らかに「歪み」が見られる。この口径で 1kg 以上のレンズを支えることになるのだからさもありなん。
ただし、これは三脚を使用した場合に限る話で、手で持つとレンズをボディで支えることはなくなるので問題ない。
オリンパスの m4/3 系初の PRO レンズ。E-M1 の発売に合わせて発売された。
描写に関しては今時のレンズのご多分に漏れずピント面は解放からシャープでコントラストも良い優等生レンズ。しかも防塵防滴でこのレンジにしてはレンズの大きさが比較的小さめ。
# ZD 14-35 (SHG) のような狂ったレンズを出さなくなった辺り学習したのか。(笑)
また、オリンパスのレンズらしいキャラクターで撮影倍率が高く非常に寄ることが出来る。ハーフマクロかお前は?というくらいに寄ることが出来るので、ヘタなマクロレンズを買うよりもこれ 1本で済んでしまうのが恐ろしい。
ただし欠点もあり、ボケがイマイチで線が太く逆光耐性が弱い。
ボケの表現は残念と言わざるを得ず、ボケの中にバクテリアと年輪が見られるのでテレ端でボケを生かした描写、というのは苦手に思われる。
逆光耐性は強くはなく、画面端に少し太陽が入っただけで目に見てわかるほどにフレアが出てコントラストが下がるのでハレ切りを頑張る必要有り。
線が太いのはドールを撮影したときに顕著で、ウィッグの繊維の描写が太くギチギチになるので正直ポートレートには全く向かない。
絞ったときの点光源の光条も綺麗とは言えず、「これならクロスフィルターを使った方がマシ」というレベル。
# ウニではなく扇状の光条になる。
言うなれば「可もなく不可もない優等生レンズでコレ 1本有ればなんとかなってしまうので、よほどのことがない限りは単焦点を持ち出すこともなくなった」という微妙に使い勝手の良いレンズなのであり、ZD14-35 のような完璧なレンズを求めているのであれば手痛いしっぺ返しを食らうので要注意。
言うなれば「風景撮影にはバッチリだがポートレートにはてんで向かない」という、耐天候性に目を向けると納得のレンズであり、ZD14-35 のような完璧なレンズを求めているのであれば手痛いしっぺ返しを食らうので要注意。
お値段はちと高めだが全身金属で出来たカッコイイレンズ。
画質は上々。逆光でもコントラストが落ちず端まで解像していてシャープに写る…が、解像感に関しては M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO の方が上のようだ。
# M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO が異常という話も有る。
ハードウェア面に関しては、クイックフォーカスに移行するときにフォーカスリングを中途半端に片方だけで引くと歪んで引っかかってしまうので、ちゃんと指でつまんで引っ張ろう。
どこぞの掲示板では「MFモードで回しきったところが無限遠」と言われているが、そんなことはなくオーバーインフするのでちゃんと画面を見てフォーカスを合わせよう。
# うちの固体は∞マークが無限大ではなく、3〜5m付近が無限大となるハズレ品。品質管理どうなってんのオリンパス。
ちなみにこのクイックフォーカス機能、フォーカスの移動量はマニュアルフォーカスのような回転角に比例してリニアにピントが移動するものではなく、ゾーンフォーカス (フォーカスリングを回すと特定の回転域でピント面が変わる) となっているので注意。
オリンパスからやっと発売された待望の標準画角単焦点。
マイクロフォーサーズ E-P1 が発売されてから約 5年。他社からは標準画角の単焦点はいくつか出ていたもののオリンパスからは全く音沙汰無しだった。
他社に遠慮してんじゃねーの?などと噂されていたがこの度ようやっと発売された。
早速使ってみると今風のレンズの通り、絞り開放からキレが有りコントラストも良く、色収差も適切に抑えられている。ただし 12-40PRO のような目に刺さるような切れさではなく、ほんの少しだけマイルドになっている感じがする。
それでいてボケ味は適切にコントロールされており、ほわっとした感じで見ていて気持ちが良い。
もちろんボケの中に年輪やバクテリアは見られずボケ味は非常に良い。
いわゆる「とても素直」で癖の無い非常に優秀なレンズ。
ハードウェア面で見てみると、マイクロフォーサーズの習わしに従って大口径にもかかわらずレンズの大きさはコンパクトに抑えられている。重量も非常に軽くE-M5系やE-M10のみならずE-P系にも似合う大きさと重量だ。
カラーは黒を選択したが、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 のようなチープさが無く落ち着いたデザイン。
オリンパスからは「待たせたな…!」という声が聞こえてきそうな、そんなレンズ。
ちなみに禁断の小ズミ (Panasonic LEICA DG 25mm /F1.4 ASPH.) との比較だが、ぶっちゃけ並べて比較してみてもわかりませんでした。
[何者かの手により削除]
「お値段の割りに」という魔法の言葉ではなく、ホントに写りが良いコンパクトなm4/3用レンズ。
135判換算 90mm F1.8 とポートレートに最適な画角と明るさで、シルバーボディに付けるとこれがまたカッコイイ!
解像面から話をするとお世辞にも「バッチリ解像している」とは言えないが、実写レベルでは目くじらを立てて云々というレベルではない。
# 拡大 x14 でピントを追い込んでるときに合焦したところの解像ピーク感でやっとわかる程度。
むしろ他のレンズがシャープ過ぎなだけ (特に 12-40PRO) でこのくらいでも十分シャープである。これ以上シャープになると画角的にポートレートで使うことを考えるとあまり良い傾向ではないと思う。
# 綺麗なおねーさんの毛穴や産毛まで解像させたいのか?と言われれば「否」だ。
ボケはとろけるような感じだが、一部でざわつきが感じられるものの、気になるようなレベルではない。
色乗りはあっさり?という声が聞かれたがどうせ弄ってしまうのでよくわからない。
アウトフォーカス部の色収差は結構多めでまるでフォーサーズ用 Panasonic LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. を見ているかのようだった。
だが両手を挙げて褒められるわけでもなく弱点もあり。
まず逆光耐性が弱いのか、逆光条件で使うとすぐにコントラストが下がってしまう。フードを着ければある程度抑制は出来るが、ここまで逆光耐性が弱いレンズは初めてだっただけに面食らってしまった。
また、意外と寄れないので「あともう一歩」というところで寄れないのがもどかしい。
# ……のではあるが、135判換算フルサイズセンサー搭載のカメラで 85mm 画角付近を使用していると、思った以上に寄れてびっくりする。あっちのレンズが寄れなさすぎなんですよ。
お値段以上の写りをするとても良いレンズなので、ポートレート系撮影をする人にはかなりお勧めできる。
第一印象は「写りすぎるレンズ」。しっかりピントを合わせればピント面の写りはスゴイ。
しかしひとたびピントを外すとものすごく微妙になるので要注意。
ボケ味は自分が使っている全てのレンズの中で最高の一言。ピント面から最遠のボケまでなだらかに落ち込むボケ味は至高。
それでいてピント面はキリッとシャープで非常に線が細く繊細な描写となっており、被写体が浮き立つ素敵な描写を誇る。
色乗りやコントラストも良くこれ以上のレンズは無いように思える。
ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2 と比較してみても遜色なしなのは、単焦点だからあたりまえなのか ZD 35-100/2 が凄すぎるからなのかわからないが、少なくとも中望遠で最上の絵を求めたいならこれしかない、欠点を探すのが無理だというほどのレンズ。
異口同音で「この価格でこの写りは破格すぎるやろ!」と言われる魚眼レンズ。
解放からシャープでコントラストにも問題は見られず逆光耐性も非常に良く、太陽が画角内にまともに入ってもびくともしない。
ぶっちゃけもうちょっとお高くてもおかしくない。
オリンパスからも m4/3 の魚眼として M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO が発売されているが、レンズの明るさを気にせず AF が不要なのであればこのレンズで十二分どころか 8/1.8 魚を食ってしまいそうな勢いなのである。
魚眼故に被写界深度はほぼパンフォーカス。よほど近接でもしない限りはほぼ無限遠固定で使うかフォーカスいじってもそこそこ適当でいいのでマニュアルフォーカスでも何ら問題ないっていうね…。(笑)
むしろ星景撮影するときは回しきって無限遠が出るので使い勝手は最高。明るさは F3.5 と心許ないが、40秒露光で星が流れない、かつ絞り開放でも十二分に解像するレンズなので、高感度耐性の高い E-M5 MkII と組み合わせが最高のタッグなのである。
レンズの大きさはもの凄く小さくて丁度 M.ZD 45/1.8 と M.ZD 25/1.8 の中間くらい。ただし作りの良い金属鏡筒なので見た目にかかわらずちょっとずっしり感がある。
ちょっと魚眼使ってみたいけどオリの PRO 魚は手が出ません、という人にはうってつけ。むしろ明るさと防塵防滴を必要としないのであればこっちで十分。
# 軽く浸水したけど乾かしたら使えました。(笑)
お値段は決して安くはないが、絞り開放からとてもシャープな 135判換算 50mm F1.4 の明るいレンズ。
アウトフォーカス部において色収差が発生するのはご愛敬だがそれを絵作りに使えるとなるとお得感有り。
しかし酷い前ピンに悩まされたあげく、松下でのピント調整を行って貰うのに非常に手間取るという事もあって返品。
状況が変化したので買い直した。
というのも、どうやらパナソニックがやっと重い腰を上げたようで、製造精度を見直し厳格にしたとのこと。
それまでの市場に出回っている「精度が低いレンズ」に付いては松下曰く「全て回収した」ということだが、どうも胡散臭いのでチェックは怠らないよう気をつけた方がよいだろう。
ちなみに、2008年5月15日現在でのロットでは問題ないようだ。
というわけで早速試したところ本領発揮。AF はきっちりと合い、ピント面はシャープで色のりとコントラストは非常に良い。
解像的には F2.0 で最高の状態となるようだが絞り開放状態でも非常に良い。
ボケの描写は流石と言わざるを得ない描写で、ボケの中にゴミや年輪はなくエッジはふわっとしていて色収差による色づきが若干出るので、RAW 編集しない素の状態でも飴色の世界が広がる。
小ズミ (DG) と比べるとレンズで全ての収差をコントロールしているので描写は当たり前だがこちらの方が上。使っているガラスの量と大きさが全く違うので当たり前と言えば当たり前だが。
ただし金属とガラスの塊なので重量はお察しください。(白目
個人的には絞り開放でピント面がちょっと緩いかな〜?と思わなくもないが十分に実用的なレンズ。
F1.8 と明るいのでちょっとした暗がりでも気楽に使える。
また、F1.8 という大口径にしてはレンズ自体の大きさもそれほど大きいというわけではなくむしろコンパクト。
しかしながら、なぜか他のレンズに埋もれてしまい影が薄い可哀想なレンズなのであった。
絞り開放で少し緩い気がする (それでも十分に解像している) ので、広角ポートレートにもってこいではないだろうか。12-40PRO は解放からシャープすぎて目に刺さるのでこれくらいが丁度いい。
フォーサーズ/マイクロフォーサーズ系で使用すると 135判で 2倍の画角になるので 135判換算 100mm となる。
ボケ味は格別の一言ではあったが、重ためのフォーカスリングとその重量故に持ち出す回数が減った上に ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 マクロでもいいんじゃないの?と気付いたので値が付く内に売却。
でももしかしたらまた買うかもしれない、そんな魅力 (魔力) の有るレンズ。
1型と比べて解放から非常にシャープで、これを一度使ってしまうと恐らく初代が使いにくくなるのでは無いかと思われる。
高輝度での色収差は皆無に近く IS も強力。
ボケ味はなめらかなボケで二線ボケも見当たらず。
最大撮影倍率が若干上がったのは嬉しい。
逆光能力についてはまだテストしていないが満足度は非常に高いレンズ。
レンズ重量が重いので心して購入するように。
新型と言われる「ハイブリッド IS」は超強力。
焦点距離 100mm なのに 1桁秒 (1/x) でもちょっと上手いことやれば全く手ぶれしない。
いい加減に撮っても 1/30sec で手ぶれしないとか化け物級の手ぶれ補正であった。
絞り開放描写はもの凄い切れ味で、カリカリすぎて目が痛いほど。
にしては、ボケ方は近接から遠景まで滑らかなボケ方で気持ちがよい。
フォーカシング速度は思っていたよりは意外と早いが迷うと結構じらされる。
フォーカスリングの回しやすさは流石にマクロレンズということもあり、引っかかりや回し始めと止まり所でのガタや空白もなく、止めたいところで確実に止められる。
AF レンズだからフォーカスリングのフィーリングはおざなり、という最近の風潮ではないところに好感が持てる。
インナーフォーカスなので他社のマクロレンズのようににょきにょき伸びることは無く近接時でも安心してフォーカスが可能となっている。
ただし「にょきにょき」に関しては、収納時に短くなるという利点はある。
重量は見た目によらず軽く、鏡筒も細身なので意外とすんなりカメラバッグに収まってくれるのは有り難い。
プラスチック鏡筒をどう思うかは人によるだろうが、個人的には強度は確保されているし軽くなるのは嬉しいのでこのままで良し。
解像的には開放で使うと少し締まりはないが、F2付近でピークを迎えるようだ。
解像力に乏しいといっても一応芯のある描写なので開放メインで使うと面白いレンズ。
絞り込んで近接撮影をすると球面収差故にフォーカスシフトが発生するが、絞り込んで近接撮影することがほとんど無いのでどの程度ずれるかなどは不明。
# 絞り開放でフォーカシング後に絞り込むとフォーカスシフトするので何らかの方法で絞り込んだままフォーカシング出来るなら問題無い。
ボケの滑らかさは近接から遠景まで非常に滑らかで気持ちが良く、収差による色づきにより特に F1.2 の解放でカラープロファイル次第では世界が飴色になる。
ただし結構重いレンズなので携帯性は悪い。
また、開放から数絞りの間は色収差が若干見られる。
噂通り開放からシャープでボケ方も綺麗なので安心して絞り開放で撮影できる。コントラスト的にも問題はない。
しかし中途半端に絞るとボケ方が汚くなるので、開放勝負か思い切って絞り込んだ方が良い感じ。
F2.8 とかだと木の枝を入れると2線ボケがうるさく見え、梅の木を背景にぼかすと凄いことになった。(笑)
逆光にはてんで弱く、ちょっとでも前玉から光が入ると途端にコントラストが下がりハレーションを起こすので、ハレ切りやフードは重要。
伊達に中望遠を名乗っておらず、中途半端にかまえるともれなく手ぶれの憂い目に。
絞り開放の色収差は無く、重量も意外と軽く、お値段もLにしては比較的安いことから、「中望遠が欲しいならお勧めの L レンズ」である。
「Lレンズの撒き餌」の名は伊達ではない。
135規格換算で現在最「広」の超広角レンズ。
純正ではこの画角のレンズがないのと親父が「やる」というので有り難く頂戴した。
135判換算24mm〜100mmまで、防塵防滴でインナーズーム・インナーフォーカスと伸び縮みする要素がないスマートな便利ズームレンズ。
やっと標準ズームでワイ端135判換算24mmを達成した!と思ったのもつかの間、画質は両手放しに「良い!」とは言えず若干甘い。
M.ZD ED 14-42mm F3.5-5.6 よりはマシだが期待していたよりは描写が甘かった。
電動ズームについては思ったより使いやすく、手動ズームはゴリゴリと気持ち悪かったし何度もぐるぐる回すのは面倒なので、もっぱら電動を使っている。
マクロモードにするにはボタンを押しながら引くという、実際にやってみればわかるが結構面倒くさい動作が必要。
フォーカス速度は流石に爆速で、ピントが迷うときも全速力で迷っていて見ていると面白い。(笑)
「防塵防滴」ということからついつい HG クラスを連想してしまいがちだが、中身はただの便利ズームなのでそう期待してはダメ。
お値段的にはレンズキットでボディ価格を引くと1.8万くらいにしかならないレンズだが、お値段以上には仕事をしてくれる程度で。
以前買った24-70Lとは打って変わってジャスピンだと解放から非常によい描写をする。
最近流行のカリカリシャープというわけではなく若干柔らかめの描写。
といっても「描写性が悪い緩さ」というものではなく、芯を若干残しながら軽くキリッとした描写で、ただ単にシャープさだけを重視しているわけでは無く、シャープネスと柔らかさを上手くバランスさせているように見える。
例えるならば「パステル調のふんわり感の中にシュッとしたエッジのある描写」という非常に説明しづらい心地よい可愛い描写。
これならばポートレートに丁度良さそうだが、逆に言うと風景撮影などにはあまり向かないかもしれない。
以前は解放から甘いなぁと思っていたが、どうやら外れ品だった可能性アリ。
ただし、ピントを外すともの凄く微妙な出来になるのでピント合わせには気を遣う。
特に変な姿勢で体が前後するような構え方になる場合は十分注意が必要。
描写的に一番美味しいのは50〜70mmの付近だそうで、実際にそこらへんで撮影した結果は上々。
ただしそれ以下の焦点距離での撮影はまだじっくり行ったわけではないので不明。
ボケ具合はなめらかで柔らかく二線ボケも無し。
コントラストは逆光時に若干落ちているような気がする。
絞り解放時に若干パープルフリンジが見られるが酷いものではない。
絶賛されている理由を垣間見た、そんな感じ。
→中古で買ったがズームリングの焦点距離エンコーダが死んでいたので初期不良返品。
5D を使っていた頃に計画していた 100-400mm レンジの望遠レンズをやっと手に入れた。
開放から安心して使えるのは流石 ZUIKO DIGITAL。
絞り開放でもズーム全域でシャープ。
フォーカス速度は SWD のため速い、とは言っても世界最速の 12-60 よりは遅い。
色収差は特に見られず。
フォーカスリングがちと堅めなのは個体差か?
ズームは繰り出しだが繰り出し部にガタはないのでしっかりしている。
写り的にはコストパフォーマンスが非常に良いレンズなのだが 3つほど問題点有り。
1つはフォーカシングが暴れる。
合うときはスパッと合うが合わないときはなかなか。
しかも面白いことに、SWD なのでフォーカスが迷うと全速力で迷う。(笑)
その速度はフォーカスが暴れるときにボディ全体が回転軸方向に軽く回転力がかかるほど。
2つめは、これは仕方のないことだが手持ちだとファインダーがぶれやすい。
流石に 135規格換算 400mm ともなるとレンズ内手ぶれ補正が欲しくなる。
AF 点が被写体に対して安定しないのでピントを合わせづらい。
3つめはフードが大きい。
SWD になってボディが若干太くなったのだが、フードは更に太くなって旧型を使っている人が本レンズに買い換えをしたならばカバンへの収まりが悪いだろう。
→ EF マウントに乗り換えるため売却。
ちなみにこのレンズ、製造日 (?) は 1999年 4月ということなのだが写り的には問題ないかなというレベル。という言葉を残している。
ただし空夏を写してみたときにすこしボケているのだが、ピントが合ってないボケじゃないように見える。
いうなれば「ソフトレンズ的なボケ」なのだが、これが某イベントで使うときにどういう方向に傾くかは非常に興味有り。
E-P1 導入にあたり知人へ売却。
余談。ニコンの R1C1 は他社どころか同社の一部カメラにも使用できない。
これは「ニコン クリエイティブライティングシステム」でストロボを制御しているため、このシステムを搭載していないカメラでは使えないとのこと。