GIVI などの出来合のトップケースはクソ高いしオフ車にはなぜか妙に似合わないので,ホームセンターに売っているプラスチックの箱 (通称 RV-BOX) を取り付けることにします.
今回は,まずは簡単な取り外しを考えない完全固定を目標とします.
- 1. 材料をそろえる
- 電動ドリルなんかがあるといとうれし.
- 適当なプラスチックの箱
- 取り付け金具
- 取り付けに必要なボルト
- 箱の内側から補強するための当て板
当て板は,出来れば箱の底を一面に覆う木の板を使用しましょう.
ボルトだけで固定するともれなくその部分からもげます.
最低でも多少拾い面積を持った金属プレートをワッシャー代わりに挟まなければなりません.
# それでももげるときはもげるみたいなので,出来れば底を一面に覆う木の板の方がいいわけで.
今回は小さな当て板で実験してみました.
- 2. まずはキャリアを外す
- 箱に金具を固定するために穴を開けなければならないので,とりあえず作業がし易いようにキャリアを外しておきます.
- 3. 金具をあてがって穴を開ける
- 先ほど外したキャリアを箱の裏側に乗せ,金具をあてがってみてジャストポイントを見つけだします.
この時,箱がぐらつかないようなポイントを見つけることが重要です.
ちなみに,金具は
_| ̄
という形の物がそのまま使えれば良かったのですが,キャリアのフレームとの隙間が大きくなりすぎたので,
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という形の物を曲げ直して,
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のように斜めの角度を立てるようにし,キャリアのフレームとの隙間を縮めています.
_| ̄ 金具を使用して隙間の部分にゴム板を挟んでも良いとは思われますが.
穴はハンドドリルを使用する方がよいのですが,電動ドリルがあれば瞬時に終わります.
使用したネジは 1/4 x 20mm です.
- 3. 金具を固定する
- 固定するときは箱の裏 (底) に平金具もしくは一面を覆う板で補強すること.
さもなくば間違いなくもげる.
# 業物さん宅では平金具だけだともげてましたが,あれは重心が後ろに偏っていたためではないかと考察.
# キャリアに板を載せて箱の後部まで支えるアームを取り付けていればもげることはなかったかも.
今回は裏側は当て金具をしていませんが,ワッフル状のプラスチックフレームで上手く固定できないので,この足の金具と同じサイズで良いので必ず当て金具をすること.
- 4. キャリアに固定してみる
- 固定した状態でキャリアを持って箱ごとぶらさげ,振ってもぐらつかないことを確認.
- 5. バイクに固定してみる
- キャリアを固定し,その上に箱を固定.
ツーリング前に多少重たい物を入れて (実際にツーリングで使用する量を入れてテストする方がなお良し) 実走テストを行うこと.
ツーリングでいきなり実践投入すると,粗が出たときに対処の仕様がない.
- 6. 完成
- こんな感じで固定してます.
しかし,箱の底が軟弱でぺなぺな,しかも中側に反っているので箱をキャリアに固定しても浮いてしまいます.
そこで・・・
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