Feature - Rio different...
 Diamond Rio PMP300 特集 バナー



WARNING!!
Initialize に注意!
不慮の事故で Initialize が終わらなかった場合,どうもメモリが死ぬようです.
(スマートメディアが死にました (合掌))



最近 Rio + MP3 にかなりはまってしまったので,ちょっと特集組んでみました.
ちなみにこの Rio,どるこむの100万アクセスプレゼントで当たったモノ.(ぉぃ
で,運動してると CD プレイヤーでは音飛びが必ず起こるから丁度良かったわけ.
(カセットプレイヤー持ってるけどカセットデッキがないので録音できない.(汗)
カセットプレイヤーだったら音が揺れる程度だからまだ我慢は出来る)


INFORMATION
RioShell 2.01
上げておきました.(謎)

RioShell 2.01 の Web サイトが消えて無くなってしまったため,緊急で XAXON に上げておきました.
必要な方はここからダウンロードしてください
(なんか PC-98 ユーザーさんがここをよく見てらっしゃるようで(汗))



■ Menu - 縦に長いのはご愛敬

Outside Contents #1 - なぜかいきなり番外編
Outside Contents #2 - なぜかいきなり番外編 その2
Head Line - Rio 関連のニュース
PC-98x1 で Rio にデータ転送する New! [08/10]
OLYMPUS 32MB スマートメディアを流用
スマートメディアの入れ替え
SONY ウォークマンのガム型充電電池を流用する
アクセサリ
MP3 への変換 - AMP3ENC2 + Xing
Rio へのデータ転送 - RioShell and RioSoftware (日本語訳付き)
リモコン自作
取り扱い上の注意
Q&A
関連リンク

■ Outside Contents #1 - なぜかいきなり番外編

WinAmp でストリーミング
www.shoutcast.com で WinAmp によるストリーミング配信実行中.
ここでは大勢の人達のフリーミュージックをストリーミングで聴くことが出来ます.

この WinAmp ストリーミング,どうやら個人でもできるそうなので,私も早速実験中.
ストリーミング方法はストリーミング配信 for WinAmpで解説しています.

■ Outside Contents #2 - なぜかいきなり番外編 その2

WinAmp でインターネットラジヲ
なんと Winamp + SHOUTcast でインターネットラジオを配信できると言うじゃなですか.
そこで新しい物好きな私は早速これを試してみました.
別ページにまとめてありますのでご覧ください.

■ Head Line - Rio 関連のニュース

RioFrontEnd for PC-98 Ver-0.0.2β 公開.
PC-98x1 で使用できる RioSoftware のフロントエンドです.
pmode98 for DOS を使用すると,DOS 汎用の RioSoftware for DOS が使用できるので,それのフロントエンドとして使用します.
(RIOFEND.txt)

米 DMM にて Windows / MS-DOS フォーマッタ公開
フォーマットしまくり.(笑)

米 DMM にて 32MB to 64MB アップグレード他
米 DMM に 32MB 版 Rio を送ると,$150 (1$ = 123円だと \18,450) で 64MB にアップグレード及びファームウェア書き換えを行ってくれるそうです (日本でのアップグレードサポートは現在の所未定).

これですが,後日情報に寄りますと,現行の 32MB モデルを買い取って 64MB を売りつけるという方法のようですね.
だからファームウェアも変わる訳か.

RioSoftware Ver-1.06 公開
外部メモリをサポートしました.これで RioShell で壊れてしまった外部メモリが Rio フォーマットできます (コレでフォーマットしてもやっぱり Rio Manager では使えない模様(泣)).
さらに色々と機能が増えているようです.

■ PCー98x1 で Rio にデータ転送する

Rio PMP300 レビューの掲示板で ADYU さんが PC-98x1 で Rio にデータを転送する方法を見付けて下さいました.
そこで簡単にココで説明しておきます.

プリンタピン配線図

まず,必要な物は

  • pmode98 [ ここから GET ]
    PC-98x1 のパラレルポートを強制的に双方向にするというもの.ハーフピッチ 36pin 搭載機種でないと無理かも.
  • Rio Shell Ver-2.01 [ ここから GET ]
    言わずとも知れた転送ツール.
  • プリンタコネクタ変換アダプタ
    Rio のアダプタが D-Sub 25pin オスで,本体側は アンフェノールハーフピッチ 36pin なので,D-Sub 25pin メス←→アンフェノールハーフピッチ 36pin と行きたいところですが,プリンタケーブルを介して D-Sub 25pin メス←→アンフェノールフルピッチ 36pin にしたほうが身のためです.(笑)

  • これだけ用意すれば,あとは pmode98 を Win9x が起動した後に実行してから Rio Shell の Config (タイトルバーを右クリックするとある) で Port 番号が LPT1 となっているものを 0x140 に変更すれば認識します (一度だけ設定を行います).

    ちなみに Rio Software だと

    rio -p 0x140 -d

    でプリンタポートを 0x140 に設定できます.Rio Software は Win9x 用を用意して下さい.

    変換コネクタですが,恐らく出来合いの物は手に入らないと思うので,これは自作しなければなりません.
    右にその配線図を掲載しておきますので,ポンバシやアキバなどでケーブルと双方のコネクタを用意してチマチマと半田付けして下さい.

    また,RioSoftware for DOS を使用すれば MS-DOS でも使用できます.
    GWS 謹製「RioFrontEnd」を使えば,RioSoftware のフロントエンドとして働くので,わずらわしく長いコマンドを打たなくても済みます (パワーユーザーの場合は逆にこうしたフロントエンドはうざったいでしょうが).


    ■ OLYMPUS 32MB スマートメディアを流用

    OLYMPUS 32MB スマートメディア 保証は出来ませんが,OLYMPUS 製 32MB スマートメディアを Rio で使用可能です.
    ただし,下記の作業を行うと,そのスマートメディアは Rio 以外では使用できなくなります
    (その後の情報ではサンヨーのデジカメ,マルチーズ (DSC-X110K) でフォーマットすれば復活可能とのこと. くわしくはこちらを!!)

    使い方は以下の通り.

    0. Rio Manager 1.01(J) を用意する.

    1. Rio にスマートメディアを装着する.

    2. Rio の電源を入れ (再生ボタンを押す) ると,液晶画面に 64MB と出てくるか確認する.出てこなかったときは諦めましょう.(ぉぃ

    3. Rio にデータ転送ケーブルを接続し,Rio Manager を起動します.

    4. Rio Manager の MEM ボタンを押して メモリ状況表示画面 (ウィンドウ上部に Internal Memory と出る) を表示させる.

    5. External ボタンを押して,メモリウィンドウを外部メモリに切り替える.上部には External Memory と出る.

    6. Initialize ボタンを押してスマートメディアをフォーマットする.

    これで Rio で 64MB メモリが使えるようになりました.


    ■ スマートメディアの入れ替え

    Rio は,MP3 ファイルをメモリに放り込む場合は,内部メモリと外部メモリを別々に取り扱います.
    つまり,内部 32MB で一旦区切り,外部メモリ容量でまた区切られます.
    そこで,内部 32MB にはお気に入りの MP3 を放り込んでおき,外部メモリにはその都度交換してもかまわない,または交換するつもりでいる MP3 ファイルを入れておきます.
    そうすると,複数のスマートメディアを持っていればいつでも 32MB 分だけの音楽を出先でも交換することが出来ます.
    ただし,演奏される順番は内部メモリ→外部メモリの順番になることを忘れないで下さい.

    ■ SONY ウォークマンのガム型充電電池を流用する

    SONY ガム型充電電池 Rio の電池ボックスは,よく見てみるとガム型電池が入りそうです.
    で,SONY ウォークマンのガム型充電電池 NH-9WM(S) を入れてみたところ,なんとピッタリ.(笑)
    これで電池ビンボーから脱出できます.(ぉぃ
    Rio に SONY ガム型充電電池を入れる しかし,AA 型アルカリ電池と比べれば使用可能時間はぐっと減り,実測でも 3時間ほどでへばってしまいました.
    (これは私の手持ちのガム型電池が長期間放ったらかしにされていてへばっているせいもあります)

    この電池は 1.2V / 1000mAh となっているので,これ以上の容量を持った充電電池 (1000mAh 以上) だと更に長持ちします.

    ■ アクセサリ

    ようやく Rio アクセサリが発売されました.
    以下はそのレポートをしようと思ったのですが,ぜんぜんレポートになっていません.(ぉぃ

    ■ リモコン ■

    リモコンを飼う金で別の物を飼ってしまったがために,リモコンが買えなくなってしまいました.(死)
    そこで,しかたがないので自作してしまいました.(^^;
    自作レポートは下の方にあります.

    なお,日本橋では,Rio 取扱店である J&P テクノランド 3F で発売中.
    ちなみに値段は \2,800 だそうな.

    ■ レザーケース ■

    予備電池 1本とスマートメディア 2枚を収納可能なのはいいのだが,値段が高い!
    ポンバシ最北端 (?) にある TWO-TOP 2F でブツを拝むことが出来たのだが,値段を見ると \4,280 (ぉぃぉぃ
    形としては,厚くもなく薄くもなくで丁度いい感じだ.
    値段に目をつむることが出来れば是非欲しい一品だ.

    ■ MP3 への変換 - AMP3ENC2 + Xing engine

    AMP3ENC 2 これ,結構重要です.
    私は「スピード優先そこそこ音質」というわけで AMP3ENC2 + Xing エンジンという組み合わせです.

    が,この Xing でエンコードすると高音域がかなり強調され,さらになぜか音がバイブレーションします.
    Rio は標準で 32MB しかないので,128kbps / Stereo エンコードすれば あっ! ちゅーまにメモリはパンクしちゃいます.
    96kbps / Stereo エンコードすればさらに 1MB ほど小さくなるのですが,そうすると今度はなぜか音にバイブレーションがかかってしまいます (これは特に高音域に目立ちます).

    そこで,エンコードを Stereo ではなく,Joint Stereo にします.
    これでかなりというか,素人耳には問題ないレベルになります (よーっく聞き込むと,微かにではあるがバイブレーションしている).

    高音が強調されるのは Xing が 8KHz エンコードなので仕方ないので諦めることにします.
    Rio のイコライザを ROCK にすると,心持ち和らぎます.

    なお,AMP3ENC2 の中には Xing エンジンは入っていないので,別途 rJPa MPx Encoder を用意します.
    ファイル名は rjpa-enc.zip です.
    それをインストールしたら Windows ディレクトリに tompg.exe というファイルがあるので,それを AMP3ENC2 の置いてあるディレクトリにコピーします.

    AMP3ENC2 を起動して Option → Select Encoder とするとエンコーダーを選べます.その中に Xing というラジオボタンがあるので,それをクリックして選択します.
    あとは Option → Configure Selected Encoder を辿ると,エンコーダーの設定になりますので,ここで

      Bitrate:96kbit/s
      Channel:Joint

    にします.後はデフォルトのままでおいておきます.
    下のディレクトリ指定は,エンコードした MP3 の出力先ディレクトリです.これも設定しておきます.

    変換は File → Add で複数選択可能.

    選択した後はツールバーの鍵アイコンをクリックすればエンコードが始まります.終了するまで待ってましょう.

    ■ Rio へのデータ転送 - RioShell and RioSoftware

    付属のデータ転送ソフト「Rio Manager」は,Win9x のみで動作します.しかし,私のような NT4.0 常用者にはいちいち Win9x を再起動させなければならないのでかなり厳しい仕打ちです.
    そんな中,NT4.0 でも動作するデータ転送ソフトがあります.
    それが「RioShell」
    一部の不具合を除けば NT4.0 で完動するので,NT4.0 常用者には必衰のツールです.

    Rio Manager とちょっと比較してみましょう.

    各ソフトウェア比較表

     Rio ManagerRioShellRioSoftware
    対応 OS95 / 9895 / 98 / NT4.095 / 98 / NT4.0
    複数転送 (D&D Ok) (D&D Ok)× (Command Line)
    日本語リスト表示 (Ver-1.01J のみ)× (DOS/V 日本語モードのみ)
    曲並べ替え
    プレイリストで転送×
    プレイリスト DL××
    内部メモリ初期化 (大概失敗)
    外部メモリ初期化
    内部メモリ書込
    外部メモリ書込


    不具合

    Rio Manager
    高負荷時に書き込みが行えなくなる.
    大きな多数のファイルを連続転送すると,途中で書き込みできなくなる.

    RioShell
    高負荷時にデータ転送が失敗,音飛び発生.
    Initialize 失敗時にメモリ使用可能容量が減る.更に非道いとスマートメディアが死ぬ.
    プレイリストウィンドウが大きくなりすぎて下のステータスバーを浸食する.(笑)
    Rio 内のファイルを 1つ消すと,32KB がなぜか使えなくなり,さらにまた 1つ消すとさらに 32KB 使えなくなる.まとめて消すと容量計算が合わなくなる.
    NT を使用している人は,メモリの Initialize は Win9x を起動した後 Rio Manager で行い,転送は RioShell で行った方がいいでしょう.
    RioShell で転送する場合は,負荷のかかると思われる常駐物を全て終了させてから転送をすると上手くいきます.
    Rio Manager では多数のファイルを連続転送すると,途中で転送エラーが発生する模様.

    ■ Rio へのデータ転送 - RioShell ■

    RioShell 本家

    1. 設定 - Configuration
    まず設定を行います.これを行っておかないと,全てのアプリケーションを終了していても音飛び (データ転送失敗) が発生することがあります.
    RioShell の設定は,タイトルバーを右クリックすると Configuration という選択肢が出てくるので,これをクリックします.
    すると設定ウィンドウが出るので,Delay110000 という設定の部分を最大値である 20000 に書き直します.

    2. 翻訳 (笑)
    各ボタンの機能説明
    Upload
    MP3 ファイルを Rio に転送します.

    Download
    Rio から MP3 ファイルをダウンロードします.
    ダウンロード時の保存先ディレクトリは,ConfigurationDownload directory で設定します.
    設定されていない場合は保存先ディレクトリを毎回聞いてきます.

    Delete
    選択されているファイル (複数選択可能) を削除します.

    Read Dir
    表示リストを更新します.

    Initialize
    メモリを初期化します.しかし大概失敗するので,初期化は RioSoftware (内部メモリのみ),もしくは Rio Manager (内部,外部対応) で行った方がよさげです.
    失敗した場合は,内部メモリは RioSoftware-i スイッチで初期化,外部メモリは Rio Manager で Initialize すれば治ります.

    Complete Initialization
    メモリの不良ブロックを調査し,Initialize (初期化) ます.

    - WARNING!! -
    Complete Initialize は時間がかかる作業です.しかし,Complete Initialize 中は絶対に RioShell を強制終了させないで下さい.
    強制終了させた場合のスマートメディアの動作保証は致しません (私はコレでスマートメディアを壊しました).
    このため,Complete Initialize をかますのは外部メモリのみにとどめておきましょう.

    Extelnal (及びボタン上にメモリサイズ (単位:MB)
    ファイルリストウィンドウを外部メモリに切り替えます.
    切り替えるとボタン上の表記は Internal に変わります.
    もう一度ボタンを押すと内部メモリに切り替わります (トグル切り替え)

    Exit
    RioShell を終了します.

    Configuration...
    Configuration (設定) ウィンドウは,RioShell のタイトルバーを右クリックすれば Configuration... というウィンドウが出てきますので,それを選択します.
    Parallel Port
    プリンタポート (LPT1,LPT2,LPT3) を選択します.通常は LPT1 なのでそのままにしておきます.

    Default Columns
    プレイリストウィンドウのファイルサイズとファイル名の表示順を指定します.

    Size,Title:サイズを前に,ファイル名を後ろに表示します.
    Title,Size:ファイル名を前に,サイズを後ろに表示します (デフォルト)

    Extra Columns
    プレイリストウィンドウのそのほかの表示設定

    Upload Date:アップロードした日付を表示
    32K Position:先頭メモリからの使用アドレス (?)
    32K Count:(使用セクタ数みたいなモノだろう)
    Mod 32K不明

    Low-Level params
    転送速度に関する設定.
    ちなみに,下には「ここを変更するのは自己責任でお願いします」と書いてます.(汗)

    Delay1 (500 - 20000)
    ここを最大値にすると書き込みが安定したところから,どうやらデータの転送速度を設定しているらしい.心配な人は 20000 に設定しておくと幸せになれるかもしれない.
    デフォルトは 10000
    Delay2 (10 - 100)
    もしかしたら Rio からの MP3 ファイルダウンロードスピードに関係しているかもしれない (試していないので不明)
    デフォルトは 100

    Download Directory
    Rio からの MP3 ファイルダウンロード時のデフォルトディレクトリ.
    ここを指定しなかった場合は,Rio からのダウンロード時に毎回聞いてくる.

    Playlist Management
    RioShell は,ここでプレイリストを転送することにより一括ファイルアップロードを行うことが出来ます.
    これは Rio Manager に比べて大きなアドバンテージですね (毎回ファイルの順番を悩まなくて済む(笑)).
    Playlist Management の選択は,RioShell のタイトルバーを右クリックすれば Playlist Management というウィンドウが出てきます.
    プレイリストは WinAmp 形式です.
    Send Playlist to Rio...
    プレイリストに記述されているファイルをまとめて Rio に転送します.このときはプレイリスト (WinAmp 形式) を選択します.

    Create Rio's Playlist...
    現在 Rio のメモリ内部にあるファイルのプレイリストをディスクに保存します.内部及び外部メモリ独立なので,ちゃんと内部または外部に切り替えましょう.

    Download from List...
    現在 Rio のメモリ内部にあるファイルのプレイリスト及び MP3 ファイルをディスクに保存します.内部及び外部メモリ独立なので,ちゃんと内部または外部に切り替えましょう.

    3. 転送 - Upload
    Rio Manager と全く同じです.(笑)
    Upload ボタンを押せばファイル選択ウィンドウが開くので,アップロードしたい MP3 ファイルを選択して「開く」ボタンを押せば転送が開始されます.
    もちろんドラッグアンドドロップにも対応しています.D&D をする場合は,ファイルリストウィンドウに D&D して下さい.

    転送する前にはほぼ全てのアプリケーションを終了し,システムに負荷がかからないようにしておきましょう

    4. 転送 - Playlist Upload
    RioShell では,現在使用中のプレイリストを Playlist Management で転送することにより,一括転送が可能です.

    方法は,RioShell のタイトルバーを右クリックすると,Playlist Management というセクションが表示されます.
    その中の Send Playlist to Rio を選択すると,プレイリスト選択が出来るので,現在使用中のプレイリストを選択して「開く」ボタンを押せば一括転送が始まります.

    が,この転送は内部メモリ,外部メモリ別々に行わなければならないので,結構面倒くさいかもしれません.

    5. Rio プレイリストのバックアップ - Create Rio's Playlist
    現在 Rio に入っているプレイリストをバックアップしておくと,次回に同じ曲構成を楽に再構築できます.

    方法は,RioShell のタイトルバーを右クリックすると,Playlist Management というセクションが表示されます.
    その中の Create Rio's Playlist を選択すると,プレイリストの保存先を聞いてくるので,後はこれに名前を付けて保存すれば作業は完了です.

    が,Playlist Upload と同様,この転送は内部メモリ,外部メモリ別々に行わなければならないので,結構面倒くさいかもしれません.
    さらに,ここでバックアップしたプレイリストは,MP3 ファイルが同じディレクトリ内にあることを想定しているので,ディレクトリパスを追記するか,HDD 上の MP3 ファイルを同じディレクトリに移動させなければなりません.

    ■ Rio へのデータ転送 - RioSoftware ■

    っとその前に・・・

    NT で使用するときは,コントロールパネル→デバイスで「ParPort」デバイスのスタートアップを「無効」にしておきましょう.
    でないと起動時に「サービスが〜」でエラーが出ます.
    ParPort を手動で停止しようとすると,他のサービスも一緒に停止させようとする場合があるので,その時は一度キャンセルしてからデバイスのスタートアップを「無効」にし,再起動すると大丈夫です.
    手動で停止させて他のサービスも停止させてしまうと,ダンプリスト吐いて止まります.(汗)

    RioSoftware 本家

    1. Version Up - 1.05 と 1.06 の違い
    機能が増えています.
    ・外部メモリサポート (-x オプション)
    ・不良ブロック調査サポート (-iy オプション)
    ・全ファイル削除サポート (-za オプション)
    ・曲順並べ替えサポート (-o オプション)
    コレで全ての機能が揃い,コマンドベースということを除けばで RioShell と互角の機能ですね.
    複数転送が出来ないようですが,もしかしたら
    rio -u song01.mp3 song02.mp3 song03.mp3
    などと記述すると連続転送が出来るかもしれませんが,私はまだやってません (機会があれば実験してみたいと思います).
    これでますます AT コンパチノート (古いけど小さいやつで可) が欲しくなってしまいました.(笑)

    1. 設定 - Configuration
    特にありません.(汗)
    あるとすれば,パラレルポートのベースアドレスぐらいでしょうか.これも BIOS で確認しておきます.よほどのことがない限りはデフォルトのままで Ok です.
    なお,Ver-1.06 では外部メモリが使用可能になっています.

    2. 翻訳 (笑)
    各コマンドオプションの説明
    ※ Ver-1.06 基準
    ・-d プレイリスト表示
    ・-iy メモリ初期化 (不良ブロックチェックつき)
    ・-in メモリ初期化 (不良ブロックチェックなし)
    ・-x 外部メモリアクセスモード
    ・-u MP3 ファイル アップロード
    ・-g MP3 ファイル ダウンロード
    ・-f プレイリストによる一括アップロード
    ・-z メモリ内の指定した MP3 ファイル削除
    ・-za メモリ内の全ての MP3 ファイル削除
    ・-o 曲順並べ替え
    ・-p パラレルポートベースアドレス指定 (デフォルト = 378h)
    ・-v 詳細表示
    ※ 通常のオプションに -x を付けると外部メモリアクセスが可能になります.
    付けない場合は内部メモリアクセスになります.

    使用例
    ・パラレルポート 0x278 にてプレイリスト表示
    rio -p 0x278 -d

    ・不良ブロック調査モードで内部メモリを初期化した後,カレントディレクトリにある全ての MP3 ファイルを内部メモリにアップロード
    rio -iy -u *.mp3

    ・外部メモリ内の全ての MP3 ファイルを削除した後,プレイリスト一括アップロード
    rio -za -f playlist.txt -x

    ・外部メモリを不良ブロック未調査モードで初期化後,プレイリスト一括アップロード,その後プレイリスト表示
    rio -d -in -f playlist.txt

    ・指定ディレクトリ (mp3Files/) に指定ファイル (song.mp3) でダウンロード後,指定ファイル (song.mp3) を削除.その後プレイリスト表示
    rio -d -g mp3Files/song.mp3 -z song.mp3

    ・外部メモリを不良ブロック未調査モードで初期化後,外部メモリ内のプレイリスト表示
    rio -x -in -d

    ・曲順を 5番,4番,3番,2番,1番の順に並び替えた後にプレイリストを表示
    rio -o "5 4 3 2 1" -d
    ※ この曲番号は,プレイリストを表示させたときの一番先頭にある番号 (No の行) が該当する.

    ■ リモコン自作

    リモコン回路図:Rio Inside Out より Rio Inside Out を見てみると,どうやら 4分割プラグでリモコンが作成可能のようです.
    そこで,SONY の 4分割プラグがコード付きで余っていたので (ウォークマン本体は行方不明になり,リモコンは壊れていた(汗)),さらに余っていた SONY ディスクマンのリモコン (これは高校の頃,学校で本体がパクられた(泣)) を分解・改造してみました.

    左の回路図は,Rio Inside Out で掲載されていた回路図があまりにも見にくかったために,私が書き直したものです.
    なお,4分割プラグの中の4色コードは,黒コードが GND,青コードが CNT (コントロールライン) になります.
    赤は R ,緑は L 出力になります.
    おそらくこれは SONY 全製品共通かと思います.


    改造済みリモコン (試作品) 右の写真は,ディスクマンのリモコンとウォークマンのコードを組み合わせて作った Rio 専用リモコンの試作品です.(笑)
    イヤホンジャックがプーなのは,手持ち部品がコレしかなかったためです.完成品を作るときは,ちゃんとした 3.5φジャックもしくは SONY ミニプラグにします.
    ボリュームは,ボタンが足りなかったことと,私はアナログコントロールの方が好きなので,せっかくボリュームもついてることだからそれをそのまま利用しました.
    Rio 本体側でマスターボリュームを設定しておき,あとはリモコンでボリュームをコントロールします.
    リモコン側のボリュームでは音を聞こえなくすることは出来ないので (ボリュームを一番絞ってもある程度小さくなるのみ),Rio 側である程度ボリューム調整をしなければなりません.
    一番いいのは,リモコンでマスターボリュームとアナログボリュームの双方をコントロールできることでしょう.マスターボリュームで大まかなボリュームコントロールをし,アナログボリュームで微調整をするわけです.
    デジタルボリュームだと「もうちょい大きい / 小さい方がいい」というのはよくあることですから.(笑)

    改造済みリモコン (オリジナル) 後日,チップ抵抗を飼ってきて,早速オリジナルを完成させました.
    見た目,使い心地共にばっちりで,デザインが五月蠅くないので結構よさげです.
    ヘッドホンコードは,SONY MOR-G62 付属のマイクロプラグ・ミニプラグコードを適当な長さでブッたぎって,リモコンのヘッドホンランドに半田付けしました.


    ■ 取り扱い上の注意

  • 電池ボックスの蓋がとてつもなく堅いので,無理をして壊さないように

  • スマートメディア挿入口,及びデータ転送ケーブル接続コネクタ部は埃が入りやすいと思うので,各自工夫して埃を防ぐこと.スマートメディア挿入口に関しては,スマートメディアを購入すればカタがつきますが,コネクタ部はどうにもなりません.(Diamond さん,カバー作りましょうよ)

  • ヘッドホンジャックを抜き差ししていると時折誤動作しますが,これはリモコン用端子に微電流が流れて発生します.
     特にアンプ内蔵スピーカーの電源を入れたままでイヤホンジャックを抜き差しすると頻繁に起こります.
     もし誤動作が嫌ならば,スピーカーの電源を切ってから抜き差しをしましょう.

  • Rio Manager でデータを転送するときは,なるべく負荷の大きそうなソフトウェアを終了させましょう (WinAmp で演奏させながら Photoshop なんてやってると何故か転送エラーが起きました(爆笑)).

  • 演奏中に停止ボタンを押すと音楽が停止されますが,更に停止ボタンを押すと Rio の電源を落とすことが出来ます.オートパワーオフを待っていられない方はこうしましょう.

  • Initialize 中は絶対に Initialize が強制終了しないようにしましょう.さもなくばメモリが死にます
     Rio 本体では 64MB を認識しているにもかかわらず,まともに使えないのはかなり寂しいです.(まぢ

  • Rio Manager Ver-1.01(J) で内部メモリを Initialize したときに,時々チェックサムエラーとなって書き込みが出来ないときがあるようです (確認済み).
     この場合は RioSoftware で Initialize して下さい.
     → rio.exe -i

  • ■ Q&A

    Q-01. PC-98x1 では使えないんですか?
    A-01. pmode98 をゲットしたあと,pmode98.exe を実行してから Rioshell 2.01 を起動し,RioShell 2.01 の Config で Port に 0x140 を入力すれば使用可能です.
    ただし pmode98 が Win9x での使用を考慮しているため,NT では使えません.
    pmode98 を NT で起動させてもエラーで落ちるだけです.

    Q-02. Rio でフォーマットしたスマートメディアは Windows では使用できないの?
    A-02. RioFormat 1.02 を使ってフォーマットし直せば使用可能です.

    Q-03. BAD ブロックがありますが?
    A-02. Rio Software でフォーマットし直しましょう.

    Q-04. Rio Manager でフォーマットすると「フォーマットできない」と怒られました.
    A-02. Rio Software でフォーマットし直しましょう.これで大概治ります.ですが,最悪の場合治らないときもありますので,スマートメディアの場合は買い直し,内部メモリの場合であれば修理しか手がありません.

    ■ 関連リンク

    Diamond Multimedia Systems (日本語)
      大本ですね.(笑)

    Rio Manager 日本語版 (日本語)
      これで英語も怖くない!

    SNOW BLIND ALLIANCE (英語)
      DOS ベースで Rio にデータを転送できる.Win32 (9x/NT) 用も有り.

    MP3.ne.jp (日本語)
      MP3 に関するニュースなどはここでゲット!掲示板有り.

    Rio PMP300 レビュー (日本語)
      いつも私が出入りしている Web サイト.ここの 1行掲示板では Rio ハードウェア / ソフトウェアに関する情報が色々とやりとりされています.



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