微妙な言葉
会社での事。
メモに記載されたパンの生地を伸ばすというような記述に違和感を感じた。
伸ばすではなく、延ばすではないだろうか?
手延べうどんと言いますからね。
MS-IME の変換辞書で確認するがイマイチ分からない。
業界の人の PC の ATOK で確認するがイマイチ分からない。
延ばす→つないで長くする・時間を長引かせる。
伸ばす→さらに長く広くする・縮みや曲がりを取る
うちの ATOK によるとこのような意味とされている。
業界の人曰く、ひらがなが一番無難ではないしょうか?と。
それは私も同感なのだが・・・実際に見てしまうと気になるのです。
検索しようと思ったが・・・PC に空きがなかったので自宅で調べる事にした。(^^;
「生地を のばす」というワードで検索。
「もしかして: 生地を伸ばす」という項目が出て来る。
「生地を伸ばす」だと何の注釈もなく・・・約400,000件と出る。
「生地を延ばす」だと「もしかして: 生地をのばす」という項目が出て約388,000件。
キーワードを変えてみよう。
「麺を延ばす」で約338,000件で、「麺を伸ばす」で約469,000件。
「延ばす」より「伸ばす」が多い。
これは「手延べ」の認識を間違っているのかな?
「手延べとは」というワードで検索。
何件かに「生地が引き伸ばされて・・・」というような記述がある。
「手延べとは 伸ばす」というワードで検索すると約42,700件・・・
あれ?「延ばす」という単語が太文字になっている。
「手で延ばすから手延べ・・・」というような記述があるねぇ。
「手延べとは 延ばす」というワードで検索すると約123,000件と数値が逆転した。(^^;
「金の延べ棒」とか言いますし「延べる」という言葉の意味に何かあるのかなぁ?
何処かに決定的な文例とかないものだろうか?
やはり、微妙な言葉はひらがなにかぎるね。(^^;