2006/05/04
パワーアップ?ダウン?
nanayaku さんから GW に作業出来るようにと救援物資が着弾しましたので着手した次第。


目的は Laysya (SOTEC e-note H270TX4) の CPU 交換。

とりあえず分解しないとダメなんですが・・・なかなかと難しいねぇ。

で、分解が終わってから気が付いたんだが・・・手順が違っていた。(^^;

一般的なノートパソコンとは違うっぽいです。


キーボードの上部にあるパネルをスライドさせて外すとキーボードにアクセス出来る。

キーボードを外すと CPU 部分にアクセス出来るという簡単仕様でした。

パームレストは HDD 交換とかでないと外す必要ないみたいです。


このパソコンの特徴は CPU にある。

デスクトップタイプを装着しているんですよね。

FC-PGA ですが、ソケットの仕組みはデスクトップな M/B と違っています。


レバーで動かすヤツではなくスライド式。

CPU 取り外し後

取り外す方法は分からないので・・・てきと〜にやると外れました。(ぉぃ


とか記載していると、次回やるときに忘却している可能性がある。

という事で、キッチリ記載しておく事にします。(笑)

ストッパーを外して・・・左へ動かすとロックして右に動かすと外れます。

動かすのは小さめのマイナスドライバーでやりました。

ただ・・・この方法で良いのかは分かりません。(^^;


熱暴走の可能性があるという事で、救援物資のクロックは低めです。

ブツは、Celeron/566MHz(SL46T) と Pentium!!!/600EMHz(SL3XU) の2種類。

この中のどちらかにしてみる事にします。


本来の CPU は Celeron/700MHz なので FSB66MHz な Coppermine です。

パフォーマンスを考えると、出来れば Celeron/566MHz よりは Pentium!!!/600EMHz ですな。

L2の容量と FSB の違いで・・・同等かそれ以上にはなるのではないかと。


まずは発熱量を考慮して、消費電力の比較を intel のサイトで調べる。

Celeron/700MHz(SL4P8):18.3W

Pentium!!!/600EMHz(SL3XU):15.8W

Celeron/566MHz(SL46T):記載はないが SL3W7・SL4NW なら11.9W

SL46T を11.9W と仮定してみると・・・どちらも Celeron/700MHz より行けそうです。


換装時の事を考えると、Celeron/566MHz ならポン付けで行けるハズ。

Pentium!!!/600EMHz は若干の問題点がある。

BIOS 的には Pentium!!!/600EMHz には対応していると思いますが・・・

FSB が100MHz になるという事。

電圧も違いますが、対応 BIOS なら自動調整してくれるでしょう。(たぶん

つまり、FSB100MHz に M/B で設定出来るかどうかです。

あと、メモリの対応問題もありますが、うちのメモリはFSB100MHz に対応しています。


で、FSB に関して色々と調べる。

結論から言うと・・・出来るらしいです。

らしいというのは、H270ではなく H370の情報というところです。

ただ、M/B の雰囲気を見た感じでは同一っぽい。

H270の換装例もあったようですし・・・それならばチャレンジしてみようという方向です。


FSB の変更は CPU ソケットの上にある4連スイッチがそれに該当する模様。

左から PIN1・PIN2・PIN3・PIN4になります。

FSB66MHz:ON・OFF・OFF・OFF

FSB100MHz:ON・ON・ON・OFF


で、当該スイッチを確認してみると、ON・OFF・OFF・OFF になっている。

行けそうですな。

そこで、PIN2・PIN3を ON にして組み込み起動確認。

BIOS で Pentium!!!/600EMHz と認識していますし Win2k 上でも問題なし。

どうやらこの設定は確定みたいです。


あと、気になったのは・・・FSB133の設定があるという点。

FSB133MHz:OFF・OFF・ON・OFF

という記述があるんですよ。


丁度、FSB133MHz な Pentium!!!/1.0GHz が手元にある。

実験しようかと思ったんですが・・・面倒なのでパス。(ぉ

メモリの対応状況が分かりませんし、調べるのが面倒だったので。(^^;


あと、この作業の為に色々調べていて分かったんですが・・・

H370に関しては、Win2k にするとブルーバックが頻繁に出るという症状があるらしい。

それを解決するには M/B 交換という説も。(汗)

H270で調べていたので分かりませんでしたが、同じ M/B の可能性が高いっぽいので同様カモ。

BIOS を弄れば行けるカモしれませんが・・・何とか出来ないものだろうか?

まぁ、しばらくはこのままの構成で行く予定です。


で、Celeron/700MHz から Pentium!!!/600EMHz になった訳なんですが・・・

CPU の動作クロックの数値を見れば落ちているのは確か。

ただ、FSB66MHz から FSB100MHz にアップして、L2も128KB から256KB にアップしている。

個人的には性能はアップしていると思うんですがね。


世間ではこれをパワーアップと呼ぶかどうかは分かりませんが。(^^;
  • Casper-01
    >ZIF
    つ「http://catalog.tycoelectronics.com/TE/bin/TE.Connect?C=113&F=0&M=CINF&GIID=59&LG=1&I=13&RQS=C~1%5EM~BYPN%5EPN~916668-3
    (2006-05-05 06:42:10)
  • 山銀
    てきと〜にやったけど正解だったっぽいですな。(^^;
    (2006-05-05 08:07:26)
  • Junc PC 翁
    だ、だめだ〜!どうやっても、力を入れて汗だくになってやっても外れない!Casper-01氏の紹介Pageを見たけど、突破口はひらけない。右側のストッパーをはずし、CPUを右にずらすんですよね?CPUはもしかすると台座つきで外れるんでしょうか?
    (2007-06-08 13:31:23)
  • 山銀
    すでに昔の事なので記憶が曖昧に・・・。(汗
    右かと言われると自信がありませぬ。
    動く方向は見た感じで分かると思いますよん。余白っていうかスライドするぜって感じがありますので。
    動かすというより、上の部分がスライドするんですな。
    テコの感じでサクッとやったような気がします。
    あまり力は必要なかったですねぇ。

    ZIF Socket のピンを入れる部分が楕円になっているんですが・・・
    そこにピンが入ってスライドしてロックって感じです。
    CPU はデスクトップと同じですから一般的な ZIF Socket と同じ外れ方ですよん。
    レバーがあるかないかの違いで、レバーがないから手動って訳です。
    (2007-06-09 04:55:27)
  • Junc PC 翁
    で、できた〜!「これ以上、力を入れると台座を壊しちゃうんじゃないか?」と、思うくらいやるんですね!ずるっと動いたときは感動ものでした。ありがとうございます。ところで、933MHz/133/1.7Vに換装したんですが、PC133のメモリ(128MB)が半分ずつしか認識されません(2枚挿しても合計128MB)。PC100ならちゃんと認識されるのに・・・・CPU上部のディップスイッチはちゃんと133モードに変えています。
    (2007-06-09 06:12:24)
  • 山銀
    おぉ〜成功しましたか!おめでとうございます。

    うちは FSB100MHz ですから133MHz モードは未検証なんですよね。
    メモリが対応していないのかと思ったんですが・・・対応なんですよね。
    なんだろうなぁ?

    1枚ずつ差してもダメなんですかね?
    あとディップスイッチですが、FSB133MHz:OFF・OFF・ON・OFF
    これは「左から」PIN1の記載なんですが、実物は「右から」PIN1だったような気がします。
    その辺りは大丈夫でしょうか?
    とりあえず、この2点を確かめてみてください。

    もしかしたら、FSB133MHz の時はメモリ容量が1/2になる制限事項がある可能性も否定出来ず。(汗
    (2007-06-09 06:41:58)
  • 山銀
    あと、FSB100MHz の時と133MHz の時は同じメモリですよね?
    両面16枚チップとか種類がありますので。

    それにしても、よくこのページを発見しましたねぇ・・・1年以上前の記事ですし。(^^;
    # 検索で引っ掛かるんかなぁ?
    ツッコミが上に上がっていたので、最初は TB spam かなと思いましたよ。(笑)
    (2007-06-09 06:50:42)
  • Junc PC 翁
    ここんところがちょっとわからない所なんです。ディップスイッチは間違いありません。800EBMHz/FSB133に換装したときは、ちゃんとPC133のメモリは認識しました。これを933MHz/FSB133にすると、とたんにPC133は半分しか認識しません(128MB1枚だけだと、64MBの表示になります。これは、最初のCPU、800MHz/FSB100のときと同じです)。
    PCはいろいろとだだをこねますね〜。ここんところがまた、かわいいとこなんですが・・・ちなみに貴Pageは「SOTEC H370 CPU 換装」で検索、たどりつきました。JUNC PC いじりとしては素人なので、いろいろと勉強させて頂いております。
    (2007-06-09 18:23:01)
  • 山銀
    ん〜 BIOS の制限事項って可能性もあるカモしれませんね。(汗
    FSB133MHz の CPU を搭載って事も想定していなかったでしょうし。
    Celeron/700MHz が出た頃だと Pentium!!!/800MHz は出ていたと思うんですが・・・
    それより上位クロックは出ていなかったカモ。
    BIOS がマイクロコードを持ってなくて、その弊害なのカモしれませんなぁ。
    ただ、Windows 上で認識出来ていれば問題ないんでしょうがね。
    認識出来ないとなるとメモリが不足してしまいますな。(^^;

    >検索
    Google でやってみましたが・・・1ページ目に Hit しますね。(^^;
    (2007-06-09 23:15:59)
  • おっさん
    BIOS upだす。
    H370 BIOSで検索。


    目標 1GHz メモリー 512MB
    がんばれー
    (2007-08-29 09:19:45)
  • 山銀
    その情報は聞いていますです。
    ただ、メモリと CPU が入手困難カモしれません。(^^;
    (2007-08-30 05:09:04)
  • おっさん
    自分の気持ち次第だ?

    予算?

    安く出ているジャンク品もある
    最近では1000円 1GHZもあったぞ
    自分は2980円のが乗ってるが・・・

    発熱は高すぎる状態 動画再生では時間が経つとちょっと問題かも
    無理しなくてもメモリー多く乗せる事の方が良いかも。
    (2007-09-25 08:04:50)
  • 山銀
    1GHz だと・・・確かに発熱の問題もありますからねぇ。
    用途的に見て Pen!!!/600MHz・Memory192MB で行けています。
    会社持ち込みマシンで Word & Excel がメインですので。(^^;
    (2007-09-25 08:44:43)
Track Back
リンク
■ 日記更新チェッカ ■ ■ 管理サイト ■
激安希望物欲品
  • 特になし
本格的な物欲品
  • 特になし
今後の出費予定等
  • 特になし
極秘メモ(違)
■ spam 対策 ■