センタースピーカー考察
以前、SUBARU の S君がスピーカーを変えたというので試聴させてもらった。
その時に、センタースピーカー ON・OFF での違いを試した。
センタースピーカーがあった方が音の広がりが良いねぇ。
という事で、微妙に欲しくなったので調べてみた。(ぉ
ナビに統一しようとすると Panasonic になる。
Panasonic CJ-SD100D は画像で見る限り色が黒くない。
パワード・サブウーファー/センタースピーカーキット CJ-PS1200D というのがある。
これに付属しているのは CJ-SD100D と同形状だが色が黒い。
サブウーファーは不要な気がするが、色を合わせるならこの製品になる。
センタースピーカーの再生周波数帯域は400Hz〜20kHz となっている。
他社製品のセンタースピーカーを調べてみる。
carrozzeria TS-CX900の再生周波数帯域は80Hz〜70kHz
ALPINE DLB-100Rの再生周波数帯域は75Hz〜70kHz
ALPINE SBS-0315の再生周波数帯域は140Hz〜30kHz
ALPINE SBS-0715の再生周波数帯域は20Hz〜30kHz
KENWOOD KSC-300CTR の再生周波数特性は300Hz〜25kHz
KENWOOD KSC-990CTR の再生周波数特性は160Hz〜25kHz
KENWOOD KSC-500CTR の再生周波数特性は400Hz〜30kHz
Clarion SRK650の再生周波数特性は50Hz〜50kHz
Clarion GS-356A-02の再生周波数特性は200Hz〜35kHz
こんな感じとなっていてバラバラ。
carrozzeria TS-CX900・Clarion SRK650・ALPINE DLB-100R は2Way を採用。
DLB-100R は2Wayコアキシャルで、他は1Way のようだ。
ただ、センタースピーカーはどうも後付感がある。
DLB-100R は2Wayコアキシャル・・・
それならば、普通のスピーカーを埋め込んだらどうかと考えた。
2個1組の販売というのは除外しても、問題となるのはカバーの有無。
10cm 限定で調べるとこんな感じ。
Panasonic CJ-S014D(再生周波数帯域は100〜12kHz )
carrozzeria TS-G1030(再生周波数帯域は45Hz〜20kHz )
carrozzeria TS-E1076(再生周波数帯域 30Hz〜30kHz )
KENWOOD KFC-J1077(再生周波数特性 45Hz〜25kHz )
TS-E1076とKFC-J1077は2Way モデルです。
こうなると、センタースピーカーはどのくらいのスペックを選択すれば良いかが問題。
ここまでバラバラだと難しい。
センタースピーカーは主に人間の声の周波数帯を出力すると言われている。
となると、100Hz〜2kHz 辺りだろうか?
だが、車の場合は中央に座らないから違うんだろうねぇ。
運転席なら、ある程度助手席側のスピーカーを補助しないとならんだろう。
音楽は2 ch 録音ソースなのでセンタースピーカー用の音声信号は無い。
左右 ch 用の音声信号がそのままセンタースピーカーから出力される。
そのバランスはヘッドユニットで行うのです。
そもそも音楽でセンタースピーカーは不要とも言えるのだがね。(^^;
ですが、音の広がりや定位という面では違います。
carrozzeria のサイトによると、TS-CX900はセンタースピーカー専用設計。
再生周波数を80Hz〜70kHz しているのは低域の無理な駆動を避けるためらしい。
音の歪みや破損防止という意味合いがあるようです。
TS-CX900の再生周波数帯域は80Hz〜70kHz ですから80Hz 未満は宜しくないという事か。
だが、その領域を出しているセンタースピーカーもある。
まぁ、ユニットの形状等で変わるから一概には言えないからね。
が、埋め込むとなると低音の振動も考慮しないとならんのう。
ローカットフィルタを入れたりするとか。
なかなかと難しいものですなぁ。