2015/03/08
開眼のメイクカスタム - 3号ちゃん
3つめのヘッドを削りたくなったが残念ながら在庫はクローズアイのヘッドのみ。
(オープンアイは予めドールアイ用の穴が空いている。クローズアイは言わばアイペイント用)
初めは「開けるのも大変だろうし今回はもういいか」と思っていたが、Twitterでフォロワーさんが「俺でも出来るから大丈夫大丈夫」と言うし、それなら開眼作業の技術検証ついでにクローズアイ版で作ってみるかということで買ってきた。

人形写真注意。

まずはアイホールの穴開け。

まずはデザインナイフの刃が逃げるように穴を開ける
P3070028.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-500, 露出補正:+0.3EV

デザインナイフをぐるっと回して大まかに切り抜く
P3070029.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-640, 露出補正:+0.3EV

斜めに刃を入れて削いでゆく
P3070033.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/320sec F4.2 ISO-640, 露出補正:-0.7EV

アイホールの縁は浮いてるので
ミスをしない限り刃は入らない
P3070034.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-500, 露出補正:+0.3EV

出来るだけ裏側の余分な皮を削いでゆく
勢い余ってアイホールの縁に刃を当てないように注意
P3070037.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/320sec F4.2 ISO-640, 露出補正:0EV

この削いでる部分はあとでアイサイザーでゴリゴリやるが
出来るだけゴリゴリする量を減らしておくと後が楽
P3070038.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/320sec F4.2 ISO-800, 露出補正:0EV

削いだ皮がこんな形になるように斜めに削ぐ
P3070045.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/160sec F4.2 ISO-800, 露出補正:-0.3EV

アッー!!
P3070046.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/400sec F4.9 ISO-800, 露出補正:0EV

ある程度削いだらアイサイザーを電動ドリルに食わせてゴリゴリする
余りにも高回転で回すとソフビが溶けるので注意溶けた

両方同じ作業をして穴開けは終わり
P3070047.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/100sec F4.9 ISO-800, 露出補正:+0.3EV

次はテンプレとして鼻と口を削ぎ・・・って

鼻から気泡
出タ━━━ orz ━━━!!!

はじめてだったのでそれ以上削るかそれとも埋めるかちょっと動揺したが、これ以上切削するとクリリンになるし爪楊枝の先ほどの気泡だったので、削ぎ落としで出たソフビの欠片を円錐状に切り出し、穴に瞬着を少し垂らして圧入し、ペーパーで仕上げると何も無かったことに出来た。

P3080051.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/125sec F2.8 ISO-800, 露出補正:+0.7EV P3080053.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/125sec F2.8 ISO-800, 露出補正:+0.3EV

あとは削いだ場所を均してベースとなるテンプレヘッドの出来上がり。

P3080054.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-640, 露出補正:+0.3EV

ここからどういう子にするか悩んだが、ふと思い立ちあの子似の子を作ろうということで作業開始。
まずはアイホールの加工。

P3080055.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-640, 露出補正:+0.3EV

どこを削ったかわかりにくい人のために。

P2287021-Edit-2.jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.45mm F1.8, 1/200sec F5.0 ISO-200, 露出補正:0EV

赤い部分を削っているが、24mmを入れる予定だったためアイホールは若干上下に広げた。
上まぶたは更に丸くなるように削り込み、下まぶたは垂れ目具合を消すために内側の斜めになっている部分を少し削って少し平行になるようにしている。
削った後は表面を均して綺麗にする。

次はメイクだが今回はスプレーを吹く場所が見つかったので紳士色つや消しでコーティング。
水彩色鉛筆の色乗りは良かったがファレホよりも消えにくいので諦めてファレホで下描き…のはずだがいきなり本塗り。

真正面から。
あのこのメイクデザインを踏襲…したかったのだがちょっと難しかった。
P3080057.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-800, 露出補正:+0.3EV

下まつげはあの子に似せるためにこういうデザインに。
というかほぼ同じ。
P3080056.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-800, 露出補正:+0.3EV

ちなみに細い線を描くときは本塗りする前にヘッドの裏で
こうして細い線が描ける塗料の量かをチェック。
P3080058.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/80sec F4.2 ISO-500, 露出補正:+0.3EV

なんとかまつげ→まゆ毛→照れ線まで左右対称に出来たので残るは口。
なお、影の部分はあのこのメイクデザインを参考にして同系色で処理。
(同じ色の塗料をシンナーで淡くしただけ)
P3080067.jpg : OLYMPUS TG-3, 1/60sec F3.6 ISO-400, 露出補正:+0.3EV

菫霞と同じように中央を少し擦れた状態で描いてみたが、何度描いても妙にしっくりこない。
なんでだ?と思ってよ〜〜〜〜く見てみると、なんと鼻と顎のラインがずれてる。
「まさか鼻を削ったときにライン外した!?」と思って更によく見てみると、なんと首軸の穴と鼻の先はセンターが出ているが、顎の先がずれていた。
どちらにしろコーティングが終わった後のやすりがけになるが、顎という比較的目立ちにくい部分だったのでゴリゴリ削ってセンター出し。
削った後はつや消しを筆塗りして軽くスポンジペーパーが消して誤魔化したらそこそこ見られるように。

そして出来たのがこの娘。

P3087168.jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.45mm F1.8, 1/250sec F5.6 ISO-250, 露出補正:0EV

犬姫様の子供が出来ましt

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  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
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