今まで数々のコンパクトフラッシュ型シリコンメモリカードを使用してきたが、先日初めてデータ化けなるものを体験した。
障害が発生したのは意外にも SanDisk Extreme IV (45MB/sec version) の英語版。
PC ワンズで 2枚同時に購入した物だが、そのどちらともでデータ化けが発生。
先に発生したのは E-3 で使っていたそれ。
撮影をしようと E-3 の電源を入れたところ、撮影枚数が 327枚くらいになっていた。
撮影データを消していなかったのかと不思議に思って再生ボタンを押してプレビューしてみたがデータは無し。
それなら xD 側になってる?と思って確認してみたが、ちゃんと CF 側になってるし、そもそも xD で RAW + JPEG だと 120枚が上限だ。
最終的にはカメラで CF カードを初期化することで 440枚撮れるようになったが、何が原因かよくわからなかった。
幸いにも「何も考えずに初期化できた」のは不幸中の幸いである。
次に障害が発生したのは EOS 5D。
こちらは撮影後の障害だったのでたちが悪かった。
先日 21日に姫路セントラルパークに家族旅行に行ったのだが、家に帰った翌日、親父がションボ(´・ω・`)リックしながら Extreme IV を持ってきた。
「データ読めないんだけど。(´;ω;`)ウッ」
ハァ?(゚Д゚) とか思いながらも先日 E-3 で経験したおかしな現象を思い出してとりあえず中を見てみた。
通常であれば \DCIM\100EOS5D\ というようなディレクトリがありその中に RAW ファイルと JPEG ファイルがあるのだが、今回はディレクトリ名が「1 0EOS5D」に変わっており、しかも「1 0EOS5D」というものがディレクトリではなく、なんと
0byte のファイルになっていた。
現場では自分も確認していたが、確かにプレビューしても何も出ないどころか「フォルダ番号がいっぱいです」などと言われてまたハァ?(゚Д゚)ってな感じ。
こりゃ復旧ソフトで復旧するしかねーなと思ってぐぐっていたがなかなか良さそうなソフトが見つからず、諦めかけていたところ AOS テクノロジーズの「FINAL DATA」を見つけた。
「おぉ、そういや世話になることないなーとか今まで考えてたけどちと考えてみるか」とばかりに試用版を使ってチェックしてみたところ、出るわ出るわの撮影データ。
「FINAL DATA シリーズ フォトリカバリー 8.0」も試してみたところこちらでもデータが見えたので、3,000円ほど安いフォトリカバリーをぽちっと。
ダウンロード販売なのでぽちっとした後にシリアルが出てくる。
即フォトリカバリーをインストールしてシリアル入力して復旧作業開始。
といってもウィザードに沿って数回ぽちぽちするだけで復旧できる。
最終的には復元できなかったデータが有りそうだけどホントに復元できなかったかどうかわからない (ファイル番号が飛んでる) ものの、問題のないレベルまで復元できて大助かり。
一度買ってしまえばあとはいつまでも使えるソフトウェアなので、こういう障害が発生したら買っておいても損はないと思う。
1日潰して旅行に行って撮影して、返ってきて「データ壊れて読めません」なんて言ったら数日立ち直れないよ俺だと。
それにしても、片方だけで障害が発生したならボディ側の可能性も考えられるが、E-3 と EOS 5D のどちらとも、しかも同じ SanDisk Extreme IV (45MB/sec 版) で発生しているというのが気になる。
PCMCIA スロット経由でメーカー情報を見てみると SanDisk となっていたので少なくとも正規品
であろうというのは確認できたが、今後はこのメディアを使うのがちょっとためらわれるな。
しかし速度的に爆速なので使わざるを得ないというのがなんとも。
メーカー保証がまだ 1年残ってるから今のうちに交換してもらうというのも 1つの手か。
AOS テクノロジーズの FINAL DATA だが、今回使用したのは「フォトリカバリー」というバージョン。
Web サイトを見てみると数種類のバージョンがあるが、「フォトリカバリー」は画像系の特定の拡張子 (画像・音楽など) を持ったデータしか復旧できないので注意が必要。
もし他のファイルも復旧する可能性があるのなら、素直に 3,000円追加で「FINAL DATA」を買うこと。
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