まフかのヘッドも少し手直しを、ということで 3つめのヘッドを削っていたが、その際に気がついたことをいくつか。
- 田宮フィニッシングペーパーはナイフで削いだ後の荒削りには P180番が良さそう。P240番で削れないこともないが少々骨が折れる。
理想は 田宮フィニッシングペーパー P180 → 同 P240 (なくてもいい?) → スポンジペーパー スーパーファイン → 同 ウルトラファイン か?
- 田宮フィニッシングペーパーの使用量は今回の DDH-01 削り (上まつげ削ぎ、鼻と口削ぎ) 程度だと 1枚が十分余る程度。1ヘッド 1枚と思えば良いかと。
P180番と P240番 1枚ずつで顎の削ぎも含めてヘッド造形出来るね〜。
スポンジペーパーは半分も使わない。
- 削いだ跡の角落としにはリューターが便利。モーターツール万歳!
リューターは AC 電源でなくとも電池式で十分、むしろ AC 電源版はパワーがあり削れすぎるので電池式の方が良いと感じた。
パワーが無く削る量が少ないがそこはビットで補う。
今回使ったリューターは「浦和工業 HD10 電池式マイクログラインダー」で、ビットはそれに標準添付の細長い円柱状のダイヤモンドビット。これが意外とよく削れる。
相手がソフビのため電池式の低トルクでもソフトタッチでビットを当てると細かい削り粉をまき散らしながら削っていける。
ビットはボール形状のものではなく必ず少し長めの円柱状のビットを使用すること。短かったり球状のビットを使うとビットの角で溝を掘ってしまったり球面で窪みを掘ってしまうことになる。ここらへんは実際に使って経験を積んで頂くしかない。
浦和の HD10 ならボークス SR でも 2,100円くらいなのでダメ元でもチャレンジできるかと。
- ファレホは希釈や乾燥前の拭き取りに水が使えるので、筆を洗う際は皿に水を入れて比較的頻繁に洗うと溶剤を使わずに済む。
乾き始めると水ではなかなか落ちないので積極的に筆を洗おう。
- ファレホをファレホシンナーで希釈しており、かつ水洗い後の筆で塗料を使用する時は水を混入させないためにファレホシンナーで一度水を落とした方がいいかもしれない?
そこまで神経質になることも無いと思うが塗料の伸びと乗りを考えるとそれくらいはした方がいいかもしれない。
ただしプラシーボの可能性は十分にあり得るのでそこらへんは個人の判断で。
- カッターナイフやデザインナイフの刃は意外と脆い。1つのヘッドを削ぐと次のヘッドに取りかかる際には切れ味が落ちていた。
ナイフの刃は消耗品と考えてバリバリ交換しよう。切れ味全然違います!
- ファレホは色素沈着します!!
ソフビヘッドにMr.カラー つや消しクリアを吹かずに塗装しているが、1年後に塗装を剥がしてみると深度 5mm 以上に色素が沈着していた。
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