ローアングル撮影のことなんですけどね。
三脚を大開脚させることによりローアングル撮影は出来るが、雲台の高さ故にそれ以上に低くは出来ないのがローアングル。
「雲台じゃまだよなぁ……ならば横にずらせばいいのでは?」と思い立つところだが、問題は「どうやって雲台の真横にカメラをマウントするか」。
話は簡単。カメラボディ専用 L字プレートを着けて自由雲台のクランプを横倒しにしてサイドクランプすればいいのである。
ただしこれ、通常の L字プレートは左側にプレートがあり、それを使ってサイドクランプするとバリアングルディスプレイを全開に出来ない。
そこで、シャッターボタンは多少押しにくくなるが、右側にプレートを持ってくれば左側がフリーになるので Win-Win では?と思いついたので、アルカスイス互換プレート (PU-50クラス) を L字アングルにネジ止めして、L字プレートはカメラの底にネジ止めすればいいかな〜でもネジ止めだと使わないとき外すの面倒だな〜と考えていたら、Twitter でフォロワーさんから「汎用のL字プレートにクランプ着けたらいいですよ」とのアドバイスと頂いて目から鱗。
まず汎用 L字プレートの、本来はカメラボディの底が当たる部分にアルカスイス互換クランプをネジ止めする。
そのクランプはカメラボディの底に取り付けたアルカスイス互換プレートにクランプする。
そして自由雲台のクランプは汎用 L字プレートのサイドプレートをクランプすればカメラを左に張り出すことが出来、無事バリアングルを展開出来るようになる。
この方式の問題点は
- シャッターボタン及び前ダイヤルを回しづらい
- 汎用 L字プレートの分だけ荷物が増える
- 汎用 L字プレートにネジ止めしたクランプの分だけ下げることが出来ない
だが、どれも運用で対応出来る些細なことなので特に問題視はしていない。
特に低さに関しては必要十二分なので問題にはならない(なる程度の低さは必要としない)。
むしろバリアングルをまともに横に展開出来ることの方が重要…。
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