2016/12/05
V6IIを子機にしてOLYMPUS FL-600Rを使う
CACTUS V6II と OLYMPUS FL-600R を組み合わせたときのまとめ。

結論としては
V6II が 2個有ればとりあえず無線制御で事足りる使い勝手になった。
となりました。
いやー、FL-600R が V6II になっても使えないらしかった (フル発光しか出来ない(!)) が、ようやっとなんとか使えるレベルにはなったようで。

(更新:2017/08/30 11:30)
  • ファームウェア、特に V6 は最新版 (V2.1.001 以上) を使用すること。V6II も何らかの修正が比較的頻繁に入っているので要チェック。
  • V6II でワイヤレス機能の全て (光量変更とストロボズーム変更及び FL-600R の調光など) を使用するなら親機も V6II を使用しなければならない (V6II が最低 2個必要)。
  • 単に発光させるだけ(発光トリガーだけ)なら親機は V6 でも OK。ただしその場合は発光量変更などはストロボ本体側で設定する必要がある (ワイヤレスでの操作は出来ない)。っていうかそれなら子機も V6 でいいし。
  • V6 は V6II の子機にも使えるが V6 は FL-600R に対応してないので発光 (発光トリガー) しか出来ない (ワイヤレスでの光量変更も無理)。
  • ワイヤレス機能使用時の発光量は V6II の SYNC MODE 設定に関わらず (HSS OFF であろうと) FP モードの光量となり、M モードでの発光量ではない。特にストロボ本来 (M モード) のフル発光を使用する場合は、残念ながらストロボを TTL-A から M モードに変更して手動設定する必要がある。
    ファームウェア V1.1.006 で試すと TTL-A でほぼ M モードでのフル発光量を得られた (厳密には TTL-A の 1/1 ≒ M の 1/2)。
    FL-600R で光量補正が出来るので、+0.7EV ほどすればほぼ 1/1 での発光量になる。
    ちなみにマイナス補正しても -0.3EV 〜 -0.7EV 程度が限界。
  • RX で FL-600R を自動認識しなくなったら FLASH PROFILE 設定でプロファイルを固定化する必要有り。TTL 信号を使って調光しているのでプロファイルが一致しないと制御出来ない。
    FL-600R を使う時は FLASH PROFILE 設定でプロファイルを固定化しておかないとなぜか 3連写するので固定化しておこう。
    (AUTO の意味無し)
使用している用語を少しだけ整理しておく。
調光
ストロボを駆動する機器がストロボの光量を特定の制御信号 (V6 系では TTL 信号) を利用し増減すること。ここでは V6 系が行う。
光量変更
ストロボを駆動する機器でストロボの出力値を設定すること。ここでは (マニュアルストロボなので) 人間が行う。
ここらへんの意味を取り違えると大変なことになる。

結論以外は折りたたんであるので気になる人はそっち見てください。
RF60 とかの話も混ぜてあります。
↓以下余談(?)↓

続きはこちら。
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