2005/08/27
眠ミミ撮影会
先日の結果がさんざんだったので 10D と 420EX で撮影してみたのだが、縦位置撮影すると右側に影が出来てしまいモウダメポ。
自然光で撮影するとなかなか良い雰囲気に仕上がったのでノーフラッシュで撮影することに。
ついでにコンパクトデジカメでどこまで撮影できるが挑戦してみたので、その結果も合わせて日記にしてみた。

人形写真注意。

なんか扱いがエルクス達と違うのがなんとも。
呪われるかも。(ぇ?

まず撮影環境の説明。
ミミはスペースの都合上 17inch ディスプレイの前に置き、バックは白の布で覆う。
左側には窓があり、下半分が磨りガラスで光源となる。
上は遮光カーテンだが完全に遮光できているわけではない。

卓上

丁度エルクスとアルクスが立っている場所が撮影箇所。
今回はお二人に場所を提供していただいたw

今回の撮影状況及び写真保存状況の共通項目は以下の通り。
■機材
カメラ:Canon EOS 10D
レンズ:SIGMA 24-70mm F2.8 EX DG ASPHERICAL DF
フラッシュ:無し
ホワイトバランス:太陽光
■保存時の処理
画像縮小を 100% から 50%→75% の 2回に分けて行う。
※25% / 50% / 75% で縮小すると綺麗に縮小できる。
その後、アンシャープマスクを半径 1、適用量 30、閾値 0で適用する。

F7.1, AE (+1.3EV, 3.2sec), ISO100

光源は左側からの自然光のみ。

F7.1, AE (+0.7EV, 1sec), ISO100

光源は左側からの自然光に加えて、右側にスキャナの蓋の裏を利用したレフ板を用意、それに対して携帯蛍光灯の光を当ててみた。
蛍光灯で緑にシフトするので、レタッチしてほんの少し赤くしている。

F7.1, AE (+0.7EV, 2sec), ISO100

光源は左側からの自然光のみ。
ホワイトバランスはこの写真のみ 5600に設定。

F7.1, AE (+0.7EV, 1.3sec), ISO100

光源は左側からの自然光に加えて、右側にスキャナの蓋の裏を利用したレフ板を用意、それに対して携帯蛍光灯の光を当ててみた。
蛍光灯で緑にシフトするので、レタッチしてほんの少し赤くしている。

お次は FX7。
今回は「コンデジでもここまで撮影できる!」というのを実証してみたかったので両方で撮影してみた。
注意点は「きちんと三脚を使用し、撮影時は手ぶれを防ぐためにセルフタイマーで撮影する」。

P-AE (F4.9, +0.7EV, 1sec), ISO80

光源は左側からの自然光のみ。
多少暗かったのでレベル補正で全体を明るく(?)したが、それにつられてコントラストが弱くなったのでほんの少しだけコントラストを強くした。
彩度は +15 にしている。
画像縮小やホワイトバランスは 10D と同様。

P-AE (F4.2, +0.7EV, 1/1.3sec), ISO80

ほんの少しだけ暗かったので、レベル補正でほんの少しだけ明るく(?)したあと、上と同様にコントラストをほんの少しだけ強くしている。
彩度は補正していない。

ついでに各撮影方法でどのように写りが変わるのかを試してみた。
試したのは、左側からの自然光に加えて、右側から「補助光無し」「レフ板のみ」「レフ板に反射させた懐中電灯」「同携帯蛍光灯」「上からの室内蛍光灯」「右からの補助光無しのスローシンクロフラッシュ」「同強制フラッシュ」の 7通り。

レタッチはあえて行わず、画像縮小関係のみ 10D と共通にし、ホワイトバランスは太陽光に固定した。

補助光無しP-AE (F4.9, +0.7EV, 1sec), ISO80

+1.3EVくらいしたほうがよかったかもしれない。
光源のない方がかなり暗くなるので別光源が必要だろう。
ただし、これはこれでアリ。

レフ板のみP-AE (F4.9, +0.7EV, 1sec), ISO80

上に同じ。
左側の光源を使用するためにレフ板で反射させてみたが、流石にスキャナの蓋の裏程度では弱かったようだ。
アルミホイルを張った板などを使うとどうなるかが気になる所。

レフ板に反射させた懐中電灯P-AE (F4.9, +0.7EV, 1sec), ISO80

かなり赤くなるのでホワイトバランスで補正すること。

同携帯蛍光灯P-AE (F4.9, +0.7EV, 1sec), ISO80

蛍光灯の光源が近くに有ればあるほど緑にシフトするので、これもホワイトバランスで要調整。

上からの室内蛍光灯P-AE (F4.9, +0.7EV, 1/2sec), ISO80

首の下などに影が出来るため、できれば左斜め下あたりからの別光源が必要となる。

右からの補助光無しのスローシンクロフラッシュP-AE (F4.9, +0.7EV, 1/4sec), ISO80

アップで撮影する限りにおいてはスローシンクロは結構使える。
しかし、背後が広く入ってしまう場合は体の影が写り込むのでその影を消す工夫 (背後に光を当てるなど) をしなければならない。

同強制フラッシュP-AE (F4.9, +0.7EV, 1/60sec), ISO80

いかにもフラッシュを使っているという雰囲気がして全然ダメポ。

個人的には、広い範囲を撮影する場合はフラッシュを使わない自然光で撮影し、影になる部分はレフ板を使ったり別光源を当てたりして撮影した方が自然に仕上がると思う。
逆に、そこそこアップで撮影する場合はスローシンクロで撮影するのが一番お手軽。
ただし、スローシンクロを使ってアップで撮影する場合は、フラッシュの当たりを多少弱くするため、少し離れたところにカメラをおいて光学ズームを使用すると良い。

また、最近のコンデジは結構出来がよいのか、お手軽撮影でも結構綺麗に見える。
必ずしも「コンデジではブツ取りは無理。絶対 1眼レフが必要」というわけではないと思う。
撮影の仕方次第では 1眼レフでなくとも綺麗に撮影することは可能なので、世の中のコンデジユーザーはがんばってみて欲しい。
  • あぞっち:そんなG兄にはこの曲を (ぉ
    http://www15.plala.or.jp/hiroiosa/index-ikinuki-mysong-tokinosugiyukum(略)
    ♪堕ちてゆくのもしあわせだよと〜
  • tsh:その曲、自分にもかなり痛いです。(ぇ

    それはさておき、光源やカメラの設定でここまで雰囲気が変わるとは。
    #生身の人間より撮影が難しそうですね、、、
  • G兄:レフ板用意しても結構変わるね。
    それがたとえスキャナのフタの裏側でもw
  • うっそ〜ん将軍@ネット中:レフ板の当て方で結構感じも違って見えるんですね・・・。
  • G兄:「レフ板の当て方」、っちゅーか「レフ板に反射させる光源」やね。
    当て方は右側にレフ板を「でん!」と置いて丁度良い照らし具合に置いただけ。
    個人的にはアルミのレフ板使ってみたい。
  • 匿名で・・・:ヤフオクで「バロン」が出展されてますね。
    寝ミミも購入しましたので、ここは勢いで・・・(ぉ
  • G兄:イヤチョットムリw
  • あぞっち:♪あなたはすっかり憑かれてしまい〜 (違

    写真をじっとみていると・・・
    (;°;Д;°;) 暗黒面に引き込まれそうになった
  • 蝦兄:レフ版も良いけどまずは「オフカメラシュー」を入手しなされ.
    せっかく良いストロボ持ってるんだし,光源光軸が変わるだけでかなり違ってくるよ.
    あとEOS-DはEZ系のストロボと組み合わせるといくつか露光調節機能が死ぬので御注意を〜.
  • G兄:>暗黒面
    こちら側へようこそ。
    >オフカメラシュー
    http://cweb.canon.jp/camera/eos/accessary/detail/2391a001.html
    これか?
    レフ板はおもしろそうだから欲しくなっただけさ。
    アルミ箔使って自作・・・ってそうだ!キャンプ用銀マットが有るじゃないか!!(ぉ
  • 蝦兄:レフ版は身近なものでどうにでも作れるんですよ.
    ソフトな光が欲しければ白いTシャツとかで十分( ̄ω ̄)ノ
    さすがにオフカメラシューは自作できないからねぇ(笑)
    何はともあれ,あれだけ背の高いストロボだから近接撮影時は必須アイテムかと.>オフカメラシュー
    あとディフューザーにはストッキングがかなり有効(笑)
  • ワンにゃん:あなたは、ワンにゃーさん??
  • G兄:なんのこと?('A`;
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1行板

備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • Canon RF50mm F1.2L USM
  • SIGMA 20mm F1.4 EF Art
  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
ツーリング ドライブ兼野外撮影予定リスト