ふと何気なくポーラメーターの使い方をぐぐっていたら「磁気偏角」という単語に行き着いた。
なんだこれは?と思って調べてみると、コンパスが指し示す北と実際の北は微妙にずれているらしい。
数値的にはほとんどの場所で7度西にずれているので、実際の北は東側に7度ずれたところが本当の「北」だそうで。
そこでポタ赤でガイド撮影をした際にどうなるかをちょっと実験してみた。
被写体は西の空に明るく輝く木星さんとそのお供の衛星。
カメラのセッティングは ISO 200、40秒露光、F4.0 で E-P5 に M.ZD ED 75mm F1.8 を装着。
写真は中央部をトリミングして少し縮小、トーンカーブを変則S字カーブでレタッチ、ホワイトバランスを蛍光灯に、露出を -2EV。
まずは固定撮影。
西の空に沈んでいくので下方向に流れる。
次にガイド撮影で偏角補正有り。
最後に偏角補正無し。
これを見てみると補正有りの方が補正無しに比べて半分の流れになっているが、補正有り→無しのセッティング変更時に水平と上下角を調整し直しているのでその影響が有るのかもしれない。
とりあえず「偏角補正した方が良さそう」と言い聞かせて今度のペルセウス流星群に挑もう。
おまけ:トリミング無しの固定撮影。
街の灯りで空が明るいけどしっかり暗い星も写ってるもんだ。
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ G兄
└ 山銀
└ G兄