2013/08/11
磁気偏角とポラリエ
ふと何気なくポーラメーターの使い方をぐぐっていたら「磁気偏角」という単語に行き着いた。
なんだこれは?と思って調べてみると、コンパスが指し示す北と実際の北は微妙にずれているらしい。
数値的にはほとんどの場所で7度西にずれているので、実際の北は東側に7度ずれたところが本当の「北」だそうで。

そこでポタ赤でガイド撮影をした際にどうなるかをちょっと実験してみた。
被写体は西の空に明るく輝く木星さんとそのお供の衛星。
カメラのセッティングは ISO 200、40秒露光、F4.0 で E-P5 に M.ZD ED 75mm F1.8 を装着。
写真は中央部をトリミングして少し縮小、トーンカーブを変則S字カーブでレタッチ、ホワイトバランスを蛍光灯に、露出を -2EV。

まずは固定撮影。

固定撮影.jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 40sec F4.0 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

西の空に沈んでいくので下方向に流れる。

次にガイド撮影で偏角補正有り。

偏角補正有り(+7度).jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 40.5sec F4.0 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

最後に偏角補正無し。

偏角補正無し(±0度).jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 40sec F4.0 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

これを見てみると補正有りの方が補正無しに比べて半分の流れになっているが、補正有り→無しのセッティング変更時に水平と上下角を調整し直しているのでその影響が有るのかもしれない。
とりあえず「偏角補正した方が良さそう」と言い聞かせて今度のペルセウス流星群に挑もう。

おまけ:トリミング無しの固定撮影。

P8111530.jpg : OLYMPUS E-P5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8, 40sec F4.0 ISO-200, ストロボ:None, 露出補正:0EV

街の灯りで空が明るいけどしっかり暗い星も写ってるもんだ。


最終:2013/08/11 22:28:08 カテゴリ:写真
タグ:E-P5 M.ZD ED 75mm F1.8 星空
  • えぴ兄:流星群の夏がきた!(笑)

    今夜出撃予定です。
    問題は南大阪は北の空にもれなく光害、和歌山は肝心なペルセウス方向が山、と言うことでこの時点になってまだ行き先が決まっていないという…

    曽爾か生駒か意表をついて三重か迷います。
  • えぴ兄:あ、そうそう。
    うちは赤道儀設置するとき難しいこと考えずに極軸望遠鏡でポンです(笑)
    ビクセンのは覗いたときに「この時間なら北極星をこの枠に導入せよ」と言うガイドがあるので楽チンぽんです。

    架台の水平が出てないとあまり意味ないですが(^^;)
  • G兄:朝帰ってきたよー。
    曽爾高原・・・満車でした・・・。
    駐車スペースで寝ていた人にどいてもらったわ。
    極望はですね、北極星がですね、わからないんですよ。(笑)
  • えぴ兄:>駐車スペースの人
    いっぱいいましたね.
    何人か踏んでもばれなかったかも・・・(ぉぃ
    時価はちょっと場所を再考せねばいけんね.
  • G兄:あの暗闇の中ならおそらく・・・w>ばれない
    次にこういうイベントの時はたぶん曽爾は征かないかな。
    今のところはちと遠いけど峰山かフォレストパーク神野山かな。
    空の暗さ的にはうちからだと峰山の方になるけどそっちならいっそのこと南に行った方が良さそう。
    http://star-stars.rgr.jp/spot.html
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備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • Canon RF50mm F1.2L USM
  • SIGMA 20mm F1.4 EF Art
  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
ツーリング ドライブ兼野外撮影予定リスト