2015/12/08
サイクルコンピューター
今着けているサイコンは Velo ワイヤレスという基本的なワイヤレスサイコンで、センサーで計れる対象はスピードだけといった基本の基本しか無いしょぼいやつ。
昔からケイデンスを計りたかったのと「体力作り (持久力) には心拍計があったほうがいい」ということで心拍計も欲しいのでそれらを使えるサイコンを探していた。

現在検討中なのは
  • CATEYE CC-RD500B ストラーダ スマート
  • CATEYE CC-PA500B パドローネ スマート
  • CATEYE CC-SC100B パドローネ スマート プラス
  • GARMIN edge 520J ※参考
の 3つ+参考に 1つ。

これらは全て Bluetooth や ANT+ を使ったワイヤレス機器だが、CATEYE 製品に限って言うと、Bluetooth で繋げる利点としては「ミラーモード」で心拍数やケイデンス、スピードやパワーなどをスマホで管理・外部データとして記録し、Strava などの Web サービスと連動させることが出来る。
つまり「そういうこと」が不要な人 (サイコンで完結すればいい人) は下位機種で十分である。
# ただし Strava は有償サービスでないと外部センサーが使えない。(゚д゚;
# 無料アプリで記録したデータをエクスポートし、Strava にインポートするという手もあるには有る。

GARMIN edge 520J は ANT+ で計測機器を接続し、Bluetooth はスマホと接続するための手段のようなのでセンサー類をスマホ (とアプリ) でどう活用できるかは不明。

という前置きをしてからそれぞれを比べてみると・・・
CATEYE CC-RD500B ストラーダ スマート
ちっちゃい。
  • アマゾン価格:14,000円前後 (センサーフルセット)
  • 接続方式:センサー・スマホ共に Bluetooth LE
  • GPS:無し (スマホ頼り)
  • ナビ機能:無し

Bluetooth LE でスマホと接続し、スマホの GPS と専用アプリを使ってセンサー無しで速度計測が可能だが、専用のスピード+ケイデンスセンサーで単独計測も可能。
あたりまえだがケイデンスと心拍数は専用のセンサーが必要。

バックライトがないので夜見えないのと、CATEYE volt300 か volt450 が横にあると誤動作を起こすらしい。 誤動作については Volt が出す電磁波障害が原因らしくセンサーの仕様次第みたいで、Bluetooth だと大丈夫っぽい?

「はじめはセンサーレスでスマフォと繋げて速度だけ見て安く済まし、あとからスピード+ケイデンスセンサーと心拍センサーを買い足してgff・・・」という買い方も無くは無いが、トリプルセンサーのフルセットを買った方があとあと安くつくので別体購入はあまりお勧めしない。

センサーは Bluetooth LE を使っているので他のメーカーの BT LE センサーと繋げることも出来るみたい。
心拍センサーについても BT LE 対応の腕輪・リストバンド式のものを仕様上は繋げられるはずだが実際に繋げられたという報告は見ていない。

CATEYE CC-PA500B パドローネ スマート
ちょっとでかい。
  • アマゾン価格:14,000円前後 (センサーフルセット)
  • 接続方式:センサー・スマホ共に Bluetooth LE
  • GPS:無し (スマホ頼り)
  • ナビ機能:無し

大きさ以外は CC-RD500B と同じ
CC-RD500B よりも一回り大きくなって見やすくなっている。
老眼の人にはおすすm・・・うn?誰か来t

CATEYE CC-SC100B パドローネ スマート プラス
CC-PA500B (CC-RD500B) の上位モデル。かなりでかい。
  • 店頭価格:29,000円から割引があればちょっと安くなる (センサーフルセット)
    ※ネット販売してません。対面(店頭)販売のみ。
  • 接続方式:センサー・スマホ共に Bluetooth LE
  • GPS:無し (スマホ頼り)
  • ナビ機能:ウェイポイントナビ

ファームアップデート対応!なので未来はある・・・かもしれない?
現に機能追加は過去に行われているようだ。

機能面では
  • バックライト
  • パワーの最大・平均・左右バランス表示
  • 海抜・累積高度表示 (スマホ依存)
  • 傾斜表示 (スマホ依存)
が追加されている。
細かい点を上げれば、スマホアプリとの連携により指定した座標に対して現在地からどの方向に何キロ進めば良いかを表示することが出来る「ウェイポイントナビ」を備える。
なお、これらの GPS を使った機能は全てスマホ連動で始めて有効となるのでスマホと接続出来るかどうか要確認。
# Android 4.4 以上で Bluetooth LE に対応していれば繋がるはずなんだけど。

表示にも改善があり、パネルは CC-PA500B よりも更に大きくなり、ドットマトリクス液晶を使用しているため固定化された表示ではなく自分で何を何処にどの大きさで表示させるのか自由に (スマホで) 設計することが出来るようになった。

特にマイナス要因は見あたらないが、唯一と言えばその値段か。
これらの違いに 1割引対象としても 1.2万円の差を見いだせるかどうかで変わってくるだろう。

ちなみにこれ、ネット販売してないので値引きはお店次第。
ヨドバシでも売ってるっぽくて 10% 還元対象だった。
1割引程度で売ってる店もあるのでそういうところを見つけよう。
ただし何処で取り扱っているかについてはマジでわからない。
「機械の仕様上、対面で説明出来るスタッフが居る店にのみ卸している」という話を聞いたがそれなら無印スマートもなぜそうしないのかっていう疑問が。
激しい値引きさせたくないからじゃないのー?

GARMIN edge 520J
金があるならこれを買っておけばほぼ間違いなしのサイコン。ただし高い。マジで高い。
  • アマゾン価格:49,000円前後 (センサーフルセット)
  • 接続方式:センサーは ANT+、スマホは Bluetooth LE
  • GPS:内蔵
  • ナビ機能:簡易地図による現在地表示 (ナビではない)

特徴は
  • 事前に転送した簡易地図を使って現在地を表示出来る
  • GPS 内蔵
  • SHIMANO Di2 に対応 (SHIMANO SM-EWW01 を取り付けた上で 520J も Di2 ワイヤレス対応ファームにアップデートが必要)
という点。

GPS を内蔵しているため、スマホに頼らずサイコン単体でセンサーレス速度計測が出来たりナビゲーションが出来たりする。
現在地表示に使用される地図は PC から使用する範囲を転送する形式のため、一部エリアのみということには注意が必要。

ディスプレイはフルカラーで、パワー計など数字で分かりづらいものはドーナツサークル式のグラフィカルでカラフルな表示になっていたりと非常に見やすい (どんな表示かは製品紹介を見て欲しい)。
メーカー曰く「トレーニング特化」とも言っているが、確かにパワーメーターの左右独立円グラフ表示やパワーメーターと心拍計を使った VO2max 測定・FTP 測定表示は非常に見やすい。

SHIMANO Di2 に対応しており、シフトポジション・バッテリー残量表示 (6870/9070系両方) と 9070系 Di2 デュアルコントロールレバーの頭にあるボタンで 520J のボタン操作ができるのはなにげに便利。

その代わりと言ってはなんだが、電池の保ちが CATEYE のサイコンに比べて非常に悪い (15時間ほどでしかも充電式!)。
が、一応充電しながらの使用は可能。ただし (充電コネクタが下向きとはいえ) 充電コネクタの蓋を開けっ放しにするので防滴機能は落ちる。

ここで大きく 2つに分けられるのだが、
  • edge 520J vs CC-SC100B
  • CC-SC100B vs 500B系
というような選択肢になると思う。

センサーはどうせスピードセンサーとケイデンスセンサーだけでも買うと思うので GPS 速度計測は無視するとなると・・・
  • 地図はスマホの GoogleMap かローカル地図の利用できる MapFan などを使い、トレーニングが主体ではなく電池の保ちも良い方がいいというならば CC-SC100B。
  • 完全全部入りが欲しいなら 520J。
そして CC-SC100B と 500B系はというと・・・
  • 表示の細かい設定は不要!パワー計の表示も簡易でいい!バックライトは暗くなったらなんとかする!のであれば 500B系の好きな大きさの方。
  • 上記の内どれか 1つでも納得できないなら CC-SC100B。
になるんじゃないかなと思う。

お金が有り余ってるなら問答無用で 520J を、と言いたいところだが、バッテリー持続時間が 15時間というのはねぇ・・・。
1日ならいいけど泊まりがけのロングとなるとポータブルバッテリーが必要になってくるから面倒になるね。

あと CC-SC100B はとんでもなくでかいのでコックピット周りは覚悟した方が良さそう。


最終:2015/12/08 18:15:31 カテゴリ:自転車
タグ:ロードバイク
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