2016/01/11
cactus RF60でFP(HSS)発光をしてみるテスト
ちょっと時間が出来たので以前から気になっていた cactus RF60 でハイスピードシンクロ (HSS) の検証をしてみた。
HSS は残念ながら cactus V6 や RF60 単体では使用できないのでカメラ純正ストロボの光スレーブとして光らせる必要がある。
# マスターストロボの HSS 発光に共感するので「HSS 共感モード」。

今回は E-M1 に FL-LM2 を着けて FL-600R を RC 制御しながら cactus RF60 を HSS で光らせることが出来るかという検証。
結果的には V6 で RF60 の調光をしながら E-M1 で FL-600R の調光が出来てなおかつ RF60 を HSS で光らせることが出来た
つまりストロボの所まで歩いて行く必要が無いということ。
FL-600R と RF60 の発光同期も取れているようで光ることに関しては問題無さそう。

RF60 の設定は
  • 動作モード:電波スレーブ (Sモード)+HSS 設定
  • 光スレーブ設定:S1
  • 遅延タイマー:93ms
で V6 からの調光制御を受けつつ光スレーブで HSS が使用できる。

比較画像.jpg : OLYMPUS E-M1, OLYMPUS M.12-40mm F2.8, 1/8000sec F2.8 ISO-200, 露出補正:0EV

左上から 3段目一番左までが RF60 の遅延タイマーをそれぞれの時間に設定して HSS 共感モードで光らせたもの。
これを見ると 93ms で発光量が最大になってるので恐らくこのあたりが適正値。

最下段 2枚目と 3枚目は FL-600R ときちんと発光同期が取れているかの確認。
93ms では同期が取れているが 95ms では幕切れを起こしており、93ms では両方とも同じように発光しているので問題無し。
# 上の方がちょっと暗いけど光が届いてないだけ。FL-600R も同じように暗いので問題無し。

ただし欠点がいくつかあり
  • 光スレーブのため光が届かないような場所にスレーブのストロボを配置 (具体的にはソフトボックスの裏など) したり屋外で光の回り込みがしづらい場所だと光らない。
  • 遅延タイマーと光スレーブ S1 モードの設定はずっと覚えたままなのでいざ V6 だけで電波制御をしようとすると設定を都度元に戻す必要がある。ただし遅延タイマーのゼロリセットは OK ボタンを長押しにすることで 0ms になる。
と若干面倒。

HSS をどうしても使わなければならない時以外は使わない方が良さそうだ。使い勝手が悪い


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