2012/03/31
新しいヘッドを買ってきたぞ!
7年物のヘッドは流石に可塑剤が抜けているのかかっちかちで、しかも黄変が目立ってる。
そこで新しいヘッドに先日と同じメイクを施そうというわけ。

人形写真注意。

途中経過。
魔が差して右眉をSD風、左眉をDD風にしてみた。
しかしSD風はどうしても濃さを出しにくいのであえなく消し消しでDD風に。
2D8H3663.jpg : Canon EOS-1Ds Mark III, EF100mm f/2.8L Macro IS USM, 1/250sec F11.0 ISO-1600, 露出補正:0EV 2D8H3664.jpg : Canon EOS-1Ds Mark III, EF100mm f/2.8L Macro IS USM, 1/250sec F11.0 ISO-1600, 露出補正:0EV

両方を合わせてみた。
まつげがちと横に間延びしているような気がしたので目尻にの内側にもう 1本毛の表現を追加してみよう。
2D8H3668.jpg : Canon EOS-1Ds Mark III, EF100mm f/2.8L Macro IS USM, 1/250sec F11.0 ISO-1600, 露出補正:0EV

最終的にこうなった。
2D8H3675.jpg : Canon EOS-1Ds Mark III, EF100mm f/2.8L Macro IS USM, 1/250sec F11.0 ISO-1600, 露出補正:0EV

あとは遊びながら塗料の乾燥を待つ。



今回はラッカー系の Mr.カラーをやめてボークスで売っている「ファレホ」を使ってみたが、これが思った以上に使いやすかった。

希釈は精製水で塗料を若干柔らかくし、塗料の伸びを良くするためにファレホリターダーを混ぜる。
精製水については乾燥速度の点からファレホツールクリーナーを使う方が良いとのこと。
# ツールクリーナーが Mr.カラー うすめ液と同じような使い方になる。
混ぜる良については多すぎない程度に適当に。

メイクを失敗したときの拭き取りは、初め 3分ほどはただの水道水で簡単に拭き取れる。
そこから更に 2分くらいは田宮 アクリル系塗料うすめ液「X-20A」の力を借りることになる。
更にその後は流石に乾燥して落ちにくいのでラッカー系の Mr.カラー うすめ液を使用する。
完全乾燥後は耐水になり、Mr.カラー うすめ液も効きにくくなるようなので、その場合は第二石油類に分類されるあの恐怖の臭いを放つリキテックスリムーバーあたりを使用しなければならないようだ。
ただし、希釈に水を使うと乾燥が遅くなり、1日では耐水にならず数日を要することがあるので要注意。

ファレホは臭いがほとんどせず、初め数分はただの水でメイクのやり直しが出来る特性を持っているので室内メイクはものすごくやりやすい。

欠点と言えば「乾燥が遅い」のと「お値段が高い」。

希釈を水で行った場合は下手をすると 2、3日は耐水性にならないので要注意。
# そのためファレホ・ツールクリーナーで希釈する。

メイクに使った筆は、作業完了後に洗うと塗料が固まって Mr.カラー うすめ液でも落としにくいので、専用クリーナーを使うか、もしくは水道水や X-20A でこまめに洗うこと。

ちなみに、使用した色は #70872 の「チョコレートブラウン」。
前回は Mr.カラーの「マホガニー」を使ったが、あれはちと濃かったので淡い目にしようと選んだのがこの色。
某所でメイクしてる人もこの色を使っていたので色合いがわかっていたのは助かった。

その他伝聞。
  • トップコートはファレホ・トップコートかクレオス・水性トップコートが無難。Mr.カラー つや消し はファレホの塗装面を侵す可能性がある。
  • 食い付きはターナーグロスワニスを混ぜるとかなり強靱になる。
  • 塗膜を強化するには「ファレホシンナー」をちょっと混ぜ。
  • ファレホの「アルコールカラー」を希釈する場合は薬局で売っている無水(蒸溜?)アルコールを使う(純度96%のアルコール)。
  • ファレホシンナーについて→http://volkshobby.blog50.fc2.com/blog-entry-542.html
    つまり ファレホシンナー=一般的な塗料のプライマー、ファレホエアブラシクリーナー=一般的な塗料のシンナー。



7年物のヘッドはメイクの教材にしよう。
あとで Mr.カラーうすめ液でどぼんだ。

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備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • Canon RF50mm F1.2L USM
  • SIGMA 20mm F1.4 EF Art
  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
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