2010/12/06
HID取り付け準備
カスタムとメンテナンスはサブカテゴリ「バイクメンテナンス」で統一することにした。
分けると煩雑になるんで・・・。



ハイワッテージ・高効率バルブでもまだ暗いのでHIDをぽちった、というのは先日お話ししたとおり
今回買ったのはクレバーライトの「HIDシステム CAバラストキット(2灯セット) H8/H9/H11用 4300K (CL-CA-H8/9/11-4300)」というもの。
これには
  • HIDバラスト
  • HIDバーナー
  • HIDハーネス
  • 超強力両面テープ
が2灯分のセットとなっている。
Webサイトでは「バイク用HID」とうたっている物もあるが、中身は全く同じ物で、どうやらあちらは2灯分のパッケージを1灯分にばらしているだけであり、値段が若干高いのは手間賃だそうな(ぐぐった結果より)。
そのため、ZZR1400の場合は「2灯セット」を買えばよい。

他にも「H11変換カプラー(2個)」というのも必要となる。
これはHIDハーネスの車体側がギボシ端子となっており、そのままでは車体にカプラーオンで取り付けできない。
そこでこの変換カプラーを使い、車体側は無加工で取り付けられるようにする。
なお、HIDハーネスと接続するためにはギボシ端子が必要となるが、このギボシ端子はH11変換カプラに付属してくるので別途用意しなくとも良い。

クレバーライト側では他にも「リレーハーネス」を使うことを必須としているが、自分が試した限りではヘッドライトハーネスのカプラから直接バラストに接続しても点灯不良は発生していない。
ただしこれは車体やバラストの個体差などでたまたま当たりを引いた可能性もあり、また、クレバーライトではリレーハーネス無しでの取り付けは動作保証をしていないので、それを念頭に置いた上でリレーハーネスを使うか否かを決めること。



買った物まとめ
  • HIDシステム CAバラストキット(2灯セット) H8/H9/H11用 4300K (CL-CA-H8/9/11-4300)
  • H11変換カプラー(2個)



会社で配達状況を確認するとクレバーライトからHIDが届いていたので家に帰ったら即着けるぞ〜!と思ったら年末調整の記載ミスが有ったので一度帰宅してから某所へ。orz
途中で飯も食っていたので帰ってきたのは20時半頃。

荷物を開けてみると意外とコンパクト。
バラストがあんだけ薄けりゃそれもそうだわな。

で、懸念事項だったHIDハーネスの先っちょのコネクタ、blogとかを見ているとどうも平型端子らしいので、合うかどうかはわからないもののドラスタでキジマの平型端子セットを買ってきておいた。
で、HIDのハーネスの先っちょを見てみるとなんと最近はギボシ端子らしい。il|l|li orz il|l|li
ギボシ端子買いに行かないとテストも出来ないじゃないかと思ってH11変換カプラを見てみると、なんとギボシ端子が必要数入っていた!!
更に懸念事項だったH11変換カプラの極性については両方のケーブルが黒(笑)なのでどっちがどっちかは車体側カプラのハーネスの色を見て判断するか自分でテスターで確認しろということのようだ。

PC065778.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.2 ISO-400, 露出補正:0EV

更に予想外だったのはバラストを固定するための超強力両面テープが2枚とタイラップが山のように入っていたこと。

あの値段で電工ペンチさえあれば他に買ってくる物は無いというまさに「キット」な状態で助かりすぎた。



部品の不足がないことを確認したらまずはH11変換カプラの組み立て。
これは電工ペンチを持っていれば簡単に製作可能。
シリコンカバーを先に通しておいてから(これがよく忘れるんだ)ギボシ端子を圧着してシリコンカバーを被せる。
ギボシ端子はHIDハーネス側のギボシ端子をよく見て圧着する端子を選択すること。

PC065774.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/20sec F3.4 ISO-800, 露出補正:0EV

今回は片方のカプラにのみチューブを被せて線のばらけ防止としたが、大量に付属していたタイラップを2本ほど使ってばらけ防止としても良いだろう。

PC065782.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.2 ISO-400, 露出補正:0EV

圧着するギボシのオスメスは、今回届いたのはHIDハーネス側が 赤(+):オス / 黒(−):メス だったのでH11変換カプラはその逆で (+):メス / (−):オス とする。
で、圧着し終えたカプラをHIDハーネスに接続したのがコレ。

PC065783.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.2 ISO-400, 露出補正:0EV

圧着し終えたら車体に取り付けて試験点灯。
Lo側からカプラを外す。
Lo側カプラは 白/黄:プラス 黒/黄:マイナス となっている。

PC065786.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/10sec F2.8 ISO-800, 露出補正:0EV

これをH11変換カプラに接続してバラストとバーナーを接続していよいよ点灯!
# エンジンは火を入れてHIDが点灯したらちょっとしてから停止させよう。アイドリングはやかましい。

PC065789.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/10sec F2.8 ISO-800, 露出補正:0EV

これをどちらのHIDキットもやっておく。

ここでちょっと魔が差した。
ヘッドライトアッシーからヘッドライトバルブを外してバーナーと交換。
どの程度明るくなるのかな?と比較してみたのがこれ。

SLBXvs35WHID.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/10sec F3.3 ISO-1600, 露出補正:0EV

3倍くらい明るいんじゃね?ってくらい明るい。
よくわかるのは柵の柱の陰がIPFの方はうっすら見えるのに対し、HIDの方はこれでもか!と言わん限りの影が出来ている。
こりゃ期待できそうだ。

初期不良チェックはこれで終わったので、今度は不要な物をとっぱらう作業とバラストの固定。

まずはバーナーに着いているプラスチックケースの取り外し。
これはゴムキャップを歪ませてプラスチックケースをはずせばよい。

PC065799.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.2 ISO-400, 露出補正:0EV

このゴムキャップはZZR1400の場合?は使わないようなので自分は切って捨ててしまった。
切開する場合はカッターナイフではなく、必ずはさみの先端でじょきじょき慎重に切り開くこと。
バーナーのケーブルに傷を入れるとそこから漏電してえらいことになるので慎重に!
# 車体のヘッドライトバルブカプラとバラスト間は12Vだが、バラストとバーナー間は超高電圧がかかっている。
自信が無い人はこの除去作業は絶対にやるべきではない。

PC075815.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/40sec F3.5 ISO-400, 露出補正:0EV

バーナー側にはまっているプラスチックワッシャはこのように一旦防水パッキンを外してからでないと外れない。
防水パッキンはあらかじめ緩く取り付けられており、プラスチックワッシャは取り外す前提となっているので、組み込む前には必ず外そう。

PC065800.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.4 ISO-400, 露出補正:0EV PC065801.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.1 ISO-400, 露出補正:0EV

その後、防水パッキンは正しい位置にはめ込む。

PC065802.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.4 ISO-400, 露出補正:0EV PC065803.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.5 ISO-400, 露出補正:0EV

この時、バーナーのガラスには絶対に触らないこと!!
万が一触ってしまった場合はアルコールなどの揮発性の高いもので拭く。

このパッキン、自分はヘッドライトアッシーに取り付ける際にどうやっても着かなかったのでおかしいと思って確認したら気がついたのだが、ここらへんについては説明書には何も書かれていない。
というか説明書は配線図だけで何をどうしろと言う細かいことは一切書いていない
そもそもクレバーライトのHIDは自分で考えてなんとかするキットなのでその点はどうでもよく、逆にそうだからこそ組付けの楽しみってものが有る。
こうして日記のネタにも出来るわけだし。(笑)

バラストはセンターカウル裏のウインカーステーに取り付ける。

PC065804.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.5 ISO-400, 露出補正:0EV

付属していた超強力両面テープはバラスト前面に貼り付けるサイズだったので、それをステーの幅に切ってこのように。

PC065808.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/60sec F3.5 ISO-800, 露出補正:0EV

それをこのようにぺたり。
落下防止のためにタイラップを2本繋いで補強、これを2ペアで固定する。
# 写真では1ペアのみ。
超強力両面テープが超強力すぎて落ちそうにないのだが念には念を。

PC065810.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/30sec F3.5 ISO-800, 露出補正:0EV

あとはセンターカウルカバーを仮組みしてバラストの固定は完了。
センターカウルカバーはどうもこれも歪んでいるようなので必ず仮組程度で。
本締めは車体に取り付けて全体のチリを合わせながら実施のこと。

PC065812.jpg : OLYMPUS E-P1, 14-54mm F/2.8-3.5, 1/15sec F3.5 ISO-800, 露出補正:0EV

車体への取り付けは明日実施。


  • きょーちゃん:と言うことは俺が買うなら「CL-CA-H4Hi/Lo-4300-Dual」という奴になるな。
    ただし、H4ではなくH4R1なんだが・・・ orz
  • G兄:そっちのVFR800はRC46-2だっけか。
    突起の加工が必要なようで・・・。
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備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • Canon RF50mm F1.2L USM
  • SIGMA 20mm F1.4 EF Art
  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
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