前回の続き。
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intel i7-4771→AMD Ryzen 7 3700X
CPU クーラーは当初標準添付の AMD Wraith Prism CPU クーラー (個人的通称「パリピクーラー」) でいいかなと考えていたが、識者の「夏を迎えるなら虎徹 MarkII を入れるべし」という導きにより、値段も手頃だったので
前回と似たようなパターンで CPU クーラーを調達。
今回は Scythe の
虎徹 MarkII。
取り付けは割と簡単ながら、クーラーをリテンションにネジ止めするところで「ネジを締めきる」ことに気がつかず中途半端に締めていたというポカミスをやったのが注意点。
そんでもってあとから指摘されたことだが、どうもヒートシンクの向きを間違えていたようでメモリの上に被さる向きで取り付けてしまったようだ。
このクーラーは本来メモリを邪魔しないようオフセットしているのだが、メモリを邪魔しないように避けてる反対側 (=出っ張ってる側) を
メモリ側にするというアホな取り付けかたをしていた。
もう一度付け直すと 3回くらい使えるクマグリスの残りがなくなってしまう (一度目は圧着具合を確認するためわざと外した) ので、次回メモリ増設時に不具合が出ればひっくり返すことにする。
そんなわけで早速負荷調査。
室温 26度で計測。
グリスは純正クーラーは純正グリス、虎徹 Mk2 は
クマグリス。
PBO は Auto で PTT=88W 制限のノーマル状態。
CINEBENCH R20 を回した結果、どちらも 70.5度と、虎徹 Mk2 を教えてくれた識者も首を捻る謎現象に。
どうも純正クーラーの出来がかなり良い模様で、ファン直径 90mm 故のうるささに目を瞑るならば、少なくとも標準設定 (PBO=Auto = PPT=88W 制限) で
冷やすだけなら純正のパリピクーラーでも必要十分のようだ。
サイドフロー故の利点 (ハウジング内のエアフロー最適化による長時間利用での安定冷却) と音の静かさを取るならば虎徹 MkII の方が良いが、そうでなければ 4,000円弱を出すのは「またこんど」で良い。
少なくともすぐに交換すべきではなく、まずは様子を見るべきだろう。
虎徹 MarkII で CINEBENCH R20 を回したときの温度
PBO Auto (PPT=88W):69度
PBO 有効 (PTT など無制限):74度
OCCT (コア数自動、データセット小、AVX2)
PBO Auto (PPT=88W):69度
PBO 有効 (PTT など無制限):85度以上 ※5分完走せず
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