2021/07/25
オーバーヘッドヘッドホン買ってみた - SENNHEISER HD 660 S (2度目)
今度は親父用!(笑)

SENNHEISER HD 660 S を聴かせてみたところ、当初は「音の分離感が凄い (=解像が良すぎる) のでジャズなんか聴いてると楽器を追いかけてしまい気が散るししんどい」とか言ってたにも関わらず、舌の根も乾かぬうちに「アレいいよね…」とかなりやがってやっぱりそうなるんかよ!と心の中でつっこみつつ購入前提で話を進める。
まぁ古希祝いもあるし丁度いいやって事で。

HD 660 S でいいのか入念にヒアリングしていると、どうも今持ってるヘッドホンの感想が妙におかしい。分離感がないとかもやっとしてるとかの感想が出てくるから「それ SONY MDR-CD3000 と違うんじゃね?」と思って見てみると、いつのまにか MDR-CD3000 が 1.4万円くらいの SONY のヘッドホン (MDR 3桁) にすり替わって()いた。
どうやらかなり昔 (当人も記憶が無い昔) に故障?してないないしてしまったそうな。
自分が以前使っていた SONY MDR-CD2000 は親父の MDR-CD3000 を見て買ったので持っていたことは間違い無いが、しらぬうちに下位ランクのヘッドホンになっていたのはびっくり。
# ちなみに MDR-CD2000 は現存しており現在は母者が使っているが、寝ホンで使っていたら下敷きになる側の右出力が死んでしまい左のみの出力、かつヘッドバンドはお約束のごとくユルユルになったので瞬間接着剤で固定。

音質的には HD 660 S のようなトゲのない高解像度の音が良く (キラキラ系は不要)、密閉型は好きだが開放型の方が抜けが良くてスッキリする、着け心地は問題なしとのことだったので、eイヤホンで念のためいくつか試聴させた後にやっぱり HD 660 S がいいということになったので古希祝いにプレゼント。
ちなみにその時に聴かせたのは FOSTEX T60RP、TAGO STUDIO T3-01、SONY MDR-CD900ST で、番外編として SONY MDR-Z7M2。
# M7Z2 に関しては自分と同じ感想で「ダメだこれきつすぎて無理」だそう。(笑)
MDR-CD900ST については「かなりいい線は行っているがどっちかというと HD 660 S の方が好み」だった。

森さん曰く「私も MDR-CD3000 と HD 600 が好きなのでお父様と同じ耳かも」ということだったので HD 600 を聴かせてみるべきだったかな〜と失敗したが、まぁそこは HD 660 S が気に入ったみたいなので問題ないか。



親父曰く SP を自作したものの最近は SP からの出力はせずもっぱらヘッドホンらしい。
# そういえば最近親父の部屋から音楽が聞こえないと思ったがそういうことだたのね。
というのも音を出そうにも音量の関係 (≒騒音源) があり音が出しづらく、マレに音出しする程度でヘッドホン運用をしていたものの、一度 HD 660 S の音を聞いてしまった後は手持ちの 3桁 MDR では満足できなくなりもやもやしていたところにこの話を持ちかけられたのは渡りに船?だったようだ。(笑)
曰く「良い音で聴きたいという気持ちはあるが、流石にヘッドホンに5万も出せんわ…」とのこと。

自分は SP 無しヘッドホンオンリー運用前提なので奮発したが、まぁ普通はそうなるよね。

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オーバーヘッドヘッドホン買ってみた - DENON AH-D5200
Marantz HD-DAC1 と合わせて以前から狙っていた DENON AH-D5200 も中古で購入。
こちらも eイヤホン 梅田EST店にて。
状態としては多少傷ありだったが実物を見てみると日常利用における些細な摩擦傷程度だったので全く問題無し。
ドライバーの凹みやパッドの劣化も無いので状態としては結構良い方ではなかろうか、ということで試聴して問題ないことを確認してから購入。

音の質としては SENNHEISER HD 660S よりもエッジが立っていて中高音がキラキラ系。「竈門炭治郎のうた」ではサ行の連発やシンバル?の音でその特性を聴いて取れる。
密閉型といっても外の音を完全に遮断はしていないので音を出していないときは外の音はある程度聞こえる。
音の抜け感に関してはこれはもう完全に HD 660 S が上。リスニングのしやすさという点においては敵わないと思う。
音の分離感については HD 660 S と比べて違いがわからないのでかなり良い線を行っているのではないだろうか。

装着感としてはヘッドバンドの作りが妙に悪く、HD 660 S のように頭周に沿ってヘッドバンドが当たるのではなくヘッドバンドの中央が頭の上に載っかる形で当たるのでいわゆる「脳天攻撃型ヘッドバンド」に分類される。
ただし、バンドの中身が低反発ウレタンフォームなのでしばらく使っていると頭にフィットするものの、装着時にぎゅっと押さえつける必要があるのでちょっと面倒かもしれない。
なんでこんな構造にした?

また、ヘッドホンそのものの重量が重いのでその攻撃性に拍車がかかるのだろう。
重量については個人的には問題ない程度の重量だが、HD 660 S と持ち比べてみると確かに AH-D5200 の方が重かったりする。
椅子に座って普通に真っ直ぐ着ける分には問題ないが、リクライニングさせて首が斜めになるようなときにちょっと面倒なことになるかもしれないとは思う。

イヤーパッドは人工皮革なので夏場にちょっと汗ばむと思う。個人的には HD 660 S のようなパッドが好きなので YAXI Comfort TH900/610 に交換するかもしれない。
着け心地は低反発ウレタンフォームの更に柔らかいフォーム入りなので耳当たりは非常に良い。

まぁそんな不安と不満も音質の良さで打ち消し合うんだけどね。



ヘッドホンを買うに当たって SENNHEISER HD 660 S と DENON AH-D5200 のどっちを買う?と言われると、中高音のキラキラ具合は AH-D5200 の方が上なのだが、音の抜けやすさ (閉塞感の無さ) とトゲのない中高音の聞きやすさを取って HD 660 S に軍配が上がる。
現にメインは HD 660 S で、気が向いたときに AH-D5200 で聞いてるといったローテーション。

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USB DAC買ってみた - Marantz HD-DAC1
ポータブル DAC を充電器に繋げっぱなしで運用するのはバッテリー的にも悪いので据え置き DAC を購入。
予算はどうせなら良いものを、と思ったので見聞きしていると、定価で 10万円以上する物は物量的に考えても良いということだったので、
  • DENON PMA-60
  • Marantz HD-DAC1
この 2択で。
なお TEAC UD-505 は中古でも 11万円くらいするので予算外。
# バランス使えるから予算が許すなら買ってた。

最終的に HD-DAC1 になったが新品と中古のどっちにしようか迷ったものの、購入当日までに中古が出てこなければ新品買うか〜と思っていたら前日に eイヤホン 梅田EST店で中古がひょっこり出てきたので即電話して取り置きして貰った。

家に持ち帰って聞いてみると AUNE audio BU1 に比べて確かに中高音が綺麗だが、トゲがなく温かみのある感じなのでレビュー通りかなといったところ。
デザインもマランツデザインが非常に良く満足度が高い。

一部のレビューで出力リレーがカチカチうるさいという話はあったが、確かに選曲や音源のフォーマットが変わるとカチカチ言うものの目くじら立てるほどの音ではなく、リレーそのものの動作音も「カチン」ではなく「プチッ」といった柔らかい音なので気にならない。
# 普通の生活音の中では気にならないだろうが、深夜の本当に静かなときにスピーカーで聴く前の無音状態で、とか限定された状況だと気になるかもしれない、といった程度。
むしろ選曲ごとにカチカチ言うのでバリバリ選曲を繰り返してるとリレーの耐久性の方を心配してしまう。(笑)
まぁそこまで選曲を頻繁にしないし、ギャップレス再生で曲の変わり目が途切れないならリレーは動かないので問題は無い。
# 少なくとも Volumio はギャップレス再生してくれてるので通しで聴く分にはリレーは動かない。

Volumio でも認識して DSD 5.6MHz ネイティブの再生も問題なく行えるが、FLAC 192KHz/24bit 及び DSD 再生だと ALSA での DAC 認識が必ず失敗するので選曲時に 2回選曲しなければならないのが玉に瑕。

スピーカーは繋げない予定だったが、GATEWAY 2000 PC 付属の Altec Lansing (アルテックランシング) のアクティブスピーカーが余っているので繋げてみた。
スピーカー側でボリューム調整出来るので FIXED 出力に繋げてみたところプチプチとノイズが乗る。しかもボリューム最小なのに深夜帯で聞ける程度の音量があったので入力過大なのだろう。
そこで気は進まないが VARIABLE に繋げたところ、ちゃんと音量ゼロになりプチプチノイズも消えた。
出来れば FIXED に繋げたいのでアッテネーターを入れるべきかと思うがとりあえずこのまま使おう。

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備忘録
  • 無し
物欲リスト
  • Canon RF50mm F1.2L USM
  • SIGMA 20mm F1.4 EF Art
  • ニンバス チヌーク
  • OCB-1 ST II
ツーリング ドライブ兼野外撮影予定リスト