2015/02/22
DDdy3の改修
ささらのB地区と手足の爪塗装をするためにボディをばらしたついでに、以前から気になっていた 3つの案件をチェックと改修。
  1. 腰の回転が出来ない
  2. 胸の下の隙間が空きすぎ
  3. 胸パーツと腰パーツの段差が目立つ
これ以外にも以下のような問題が有るが、それぞれ改修したものもあるのでリンクを張っておく。
  1. 脚を内側に交差させられない
    脚閉じのための股関節手術
  2. 胸骨の腕受け軸(縦)が折れる
    → 改修予定。
  3. 胸骨の腕受け軸(横)が折れる
    → 改修記事執筆予定。
  4. 胸骨の腕受けリングが割れる
    DDS・DD3系の肩軸受けと首軸改造
    ※腕側の軸を削ることで被害を防ぐことも可能、というかあれは補足する前提で作られてると思う…。太くするのは困難だが細くするのは簡単。
  5. 胸骨の首軸からヘッドが外しにくい
    DDS用首軸の自作
と、挙げてみると妙に胸骨関係の不具合が多い (実際に多い) ・・・。

人形写真注意。



まず 1つめの「腰の回転が出来ない」。
ささらのボディは DDS に比べて腰の回転が余りにも悪いので何処がネックになっている (腰なのに首 - ネック - とはどういうことだ) のか調べてみた。

ベロ有り:真横 ベロ有り:斜め後ろ

こりゃ完全に腰パーツのベロ 2枚が回転の邪魔をしている。
というかベロの厚さ厚すぎないかコレ?
初めは胸骨側の腕保持部品から生えている突起が邪魔しているのかと思ったが、これを切除してもベロ 2枚が動きを妨げているのでこれを切除する以外に改善策は無い模様。

ここでこのベロ 2枚を切除しても大丈夫かどうか検証。
DD2、DDdy2 のように中子が無いので恐らくがたつき防止のためだろうと思ったが、こうして胸パーツがどこまで刺さるかを確認してみたところ、腰パーツに深々と刺さるので腰側のがたつきに関しては問題無い。

ボディを横から見たところ

このベロ 2枚でがたつきを抑えると考えると前後のがたつきになると思うが、下側は腰パーツに刺さるので次は上側。
上側はヘッドの座繰りと (補助的に) 腕の座繰りで抑えられるので前後のがたつきは無くなる。
となるとこのベロ 2枚は不要じゃね?ということでばっさり切除。

ベロ2枚を切除

これで腰の回転が復活した。



2つめの「胸の下の隙間が空きすぎ」。
どうも腰と胸の接合部に隙間が空きすぎて妙に胴が長い気がする。
腰の回転をチェックしているときに気がついたのだが、胸骨が妙に上の方に上がっている?
もしかしてと思って腰骨のはまり具合をチェックしてみるとやっぱり股間の溝から腰骨が抜けていた。

腰パーツと腰骨

こちら側の皮の厚みも妙に厚い・・・。

そこで腰骨を股間の溝にはめ込んでやると隙間は無くなり胴の長さも正しくなったので、やはりここは腰骨を溝にはめ込まなければならない。
しかし皮の厚みが妙に厚いため溝にはめ込むことが難しい。
ここでふと DDS M胸一体型ボディの胴体を思い出したが、アレはここの「壁」が無く腰骨を「溝にはめる」必要がなかった。
そこで、ここを完全に切除してしまうのも恐いので、一旦壁を少し残す程度に赤い線でカットして無理の無い程度にはめ込みが簡単になるように加工。

腰パーツ

更に内側は谷状に角を落とし腰骨がスムーズに入るように切削。
これで動かしている最中に腰骨が抜けても簡単に溝にはめることが出来る。



3つめの「胸パーツと腰パーツの段差が目立つ」。
胸パーツを被せると接合面の斜めカットが雑でかなり段差が出来ているので、ここをもう少し鋭角に斜めカットしてスムーズになるようにした。

改修後

失敗すると胸パーツのエッジを切り込むことになるので慎重に。



結局この DDdy3 ボディに対しては
  1. 腰の回転改善
  2. 胸の下の隙間改善
  3. 胸パーツと腰パーツの段差改善
  4. 脚閉じ改善
の改修を施したが、ボディやパーツを買うたびにこの改修をしなければならないのが面倒くさい・・・。

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