梅雨時期の撮影のために傘が欲しいなと思って探していたが、なかなか丁度いいサイズが無い。
21cm だと MDD にはちょっと小さいかな?程度だが DD クラスになるともう明らかに小さい。
そこで 30cm くらいのを探しているとツイッターでフォロワーさんが 43cm くらいのを見つけたのでそれを買ってみた。
人形写真注意。
要加工ではあるが、最終的にこうなった。
若干オーバーサイズだがドールの比率が普通ではないのでこれくらいの大きさの方が似合うと思う。
買ったお店は「
マジックショップ マジックファンタジア」。
ここに「Parasol Production -17 Inch」という 900円の傘がそれ。
だがこの傘、手品で使うことを前提にしているのでジャンプ傘のジャンプ機構がごっつい。
ドールに持たせるとこんな感じで
スケール感がおかしい。
しかも
頭に当たって非常に邪魔。
そこでこのジャンプ機構をなんとか除去できないかというのが続き。
ちなみに手持ちの 21cm 傘だとこんな比率。
参考になれば幸いである。
以下加工編。
まずは取っ手を外す。
取っ手はボンドで固定されているだけなので骨を痛めないように慎重に外す。
取っ手を外したらジャンプ機構を外すための下準備。
これは骨の細い方が集中しているパーツの根元。
よく見ると針金をねじってぐるっと巻いているだけなのでこれを解くとばらばらと崩れ落ちる。
除去した軸とバネ。
しかしこれを除去しただけだと細い骨が残ってしまうので、今度はそれを真ん中ほどで切断して太い方の骨に格納してしまう。
細い骨は太い骨の中にはまるのでこれをホットボンドなどで固定してやる。
しかしジャンプ機構を除去してしまうと傘を開いたままに出来ない。
そこでジャンプ機構が無いミニチュア傘を見ていると「骨に逆テンションをかければいいんじゃね?」と気がついたので早速加工。
ここはスリーブ状になっておりカッターナイフで比較的簡単に切断できる。
比較的簡単に切断できるとは書いたものの一応厚み 1mm の塩ビっぽい素材なので気をつけて切断しよう。
うっかりカッターナイフの刃を滑らすと流血の大惨事となる。
スリーブは長さ 10mm ほど残しておけば丁度逆テンションがかかるようになる。
切断後。
スリーブが元のままだとここまでしか開けられないが・・・
スリーブを短くすることで骨に逆テンションをかけられるようになったのでこうして開いたままに出来る。
これで一通りの加工は終わり。
取っ手を忘れずにはめておこう。(笑)
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