麗華ちゃんの例の服、DD dynamite サイズも作ってみたくなったので桃胸+ベースで作成してみた。
人形写真注意。
両サイドがば開きのドスケベ巫女服 DD dynamite 用。
ただし麗華ちゃんのドスケベ巫女服のように白衣の前垂れをスネまで延ばさず別パーツに。後も同じ仕様にしようと思ったけど面倒臭くて放置。
……の予定だったが週末が暇だったので色々試作してみた。
生地はブロードを使っている。
ちょっと張りがあって色移りの心配も無いので使いやすいが、張りがある故にしなやかさが無いのが玉に瑕。
(Yシャツやエプロン、白衣に使われているアレ、といえばわかりやすいか)
縫製はロックミシンが無く端処理が出来ないと思っていたら、手持ちのミシン (ジャガー CF-3102) が
裁ち目かがり縫い機能 を持っていたので専用の押さえを買って端処理を実施。
具体的には
- 布を2枚裏表で 3辺を縫ってどんでん返し、どんでん返しに使用した開口部は端をギリギリ (1mm) 狙って縫う
折らない部分は布2枚、折った部分は布4枚の 厚みは出るが一番綺麗。
- 四つ折りテープで隠す
テープの取り付けが面倒。
- 端を三つ折りする
折った部分以外は布 1枚なので厚みが出ないが折るのが面倒。特に長距離だと小細工しなければ歪む。(
- 裁ち目かがり縫い/ジグザグ縫いする
表裏2枚合わせや三つ折り処理出来ない場所で使おう(特にスカートを連結したときの連結部)。裁ち目かがり縫いはジグザグ縫いよりも強度があるが縫うときに生地が前後に移動するのでグチャる場合がある。ジグザグ縫いは糸を引っかけて引いてしまうとそこから糸が引いてしまうので注意。
を基本としている。
白衣の前身頃は試作段階で幅が広かったので結局左右 10mmずつ詰めたが、それでも胸付近がちょっと広いかな?と思わなくもない。
けどこれ以上狭めると胸元をしっかり閉じたときにぬーりんどころかB地区が見えてしまうのでそれは流石に避けたいな、と。
麗華ちゃんのようにソフビ胸だと胸の硬さを生かして締め付け気味に着せ付けたら胸の谷間に合わせて多少添わせることも出来るが、桃胸系だと上から羽織る程度にしか出来ないので幅の広さが顕著になってしまうのは想定外だった。
端を綺麗にしたかったのとペラッペラになるのもなんだったので、生地を重ねて裏表の 2枚構成にしてみた。
できるだけ縫い目を表に出すのを避けるべく、襟が着く首から胸周りのみを残して他を端から 5mm ほどを裏表で縫う。あとは縫い残した開口部を起点に表裏ひっくり返して角をちゃんと出してアイロンかけて端処理いらずとした。
また、当初は布の長さの関係上、肩の所で前後分割して裏表縫いしていたが、そうすると裏表2枚構成のため肩の部分の布厚みが増えてもそもそになる (布が重なって合計 8層にもなる) ので、身頃の長さも考えて一体整形に。
流石に麗華ちゃんのようななが〜い身頃を DD でやるととんでもないことになるから諦めて前後分割にするが、腰くらいまでなら前後一体整形はまだ許容範囲。
襟はこれまたなが〜いがそんなに長い布を切り出したくないので、首後で左右分割する形で裏表で縫った。
長さは最初に裏表で左右結合してから四つ折りにするが、この時長さを間違ったら身頃の長さと合わなくなってくるので結構博打要素が高い。
長さは身頃を作った後に実際の襟ぐりに合わせて分割して切り出しておいた襟パーツの長さを合わせる現物合わせ。
襟はそのままポン付け (縫い) した場合、裏を見たらどんでん返しで使った開口部の切りっぱなしが見えて非常によろしくないので、襟を四つ折りにして四つ折りテープの要領で布の端を包むようにした。
身頃と襟の縫い合わせは身頃の末端から首後を通って反対側の末端まで一気に縫うと絶対にずれるので、表で目立つ身頃末端側から縫って首後で一旦縫い止め、反対側も同じように身頃末端から首後で縫い止める左右別縫い方式にした。
また、縫い始めは襟と身頃がまち針で止めてもどうしてもずれるので、目立つ色の太めの糸 (今回はジーンズ用のステッチ糸を使用した) をしつけ糸として仮縫いに使った。
これで白衣はロックミシン無しでも布の端が見えないので綺麗に出来る。
ただそれだけだと凄く寂しいので、以前から作ろうと考えていた足首と太ももに着ける襟パーツを作ってみた。
最初は白かな?と思ったが、ソックスが白なので白+白+白だと襟が映えないから赤にしてみたらこれが大正解。白(白衣)+赤(太もも襟)+白(ソックス)+赤(足首襟)+ソックス・ハイヒール下駄(白) になってコントラスト的にも強く出た。
作成は長方形に切り出した布を長辺方向に真ん中で裏表に折り、真ん中で折った反対側を "ひっくり返したら裏になる方" (つまり現時点で表側) に折る。
短辺の両端を折り返した布の幅だけ残して襟が開く感じにしつつ多少斜めにミシンをかけて外側の不要な部分をカット。
あとはどんでん返しして開口部を端っこギリギリで表から縫って折った部分を更に折れば完成。
あとは紐で結びつけるなり襟の前を縫い付けて固定するなり好きにしよう。
なお使ったソックスは HDP さんの "DDS 用サイハイ"。
ここでふと時間がまだ有るから 3連休を有効活用すべく他にもチャレンジすんべ、としばらく考えて思いつきました。
前後分割式の袴形ミニスカを作ろう、と。
端処理は流石にスカートを表裏 2枚構成にするのは厚み的に問題が出るので三つ折り処理とした。
まずはなが〜い布を切るのが嫌なので中央分割で布を 4枚下ろし。
それらを2枚ペアで前後パーツ用とする。
中央で裏表に縫って真ん中をアイロンで割ってから、腰ベルトを被せるところは二つ折り、それ以外は三つ折りする。こうすることで割った布端を巻き込んで裏に折り込むことが出来るので綺麗になる。
あとは中央に向けてヒダをアイロンかけながら数折りして横一直線に上下 2本荒ミシンをかけてしつけ糸にする。
荒ミシンでしつけ糸を縫ったら、四つ折りにした布テープを二つ折りにしたところに被せて縫い付ければ完成。
こつはヒダを付けた後に上下に荒ミシンでしつけ糸を縫うこと。
特に腰側の荒ミシンは腰ベルトに近い位置で荒ミシンをかけるとヒダが浮いてこずベルトを縫い付けやすくなる。
袖は凸型に切り出した長い布を半分に折って裏表で縫う。
赤い縁取りを入れるなら四つ折りしたテープを先に両端 (袖口) に縫い付けてから裏表で縫うこと。
端処理は短辺の縫い合わせが特に目立つので、ここは四つ折りテープを上から被せて目立たないようにすれば良いだろう。
レッグカバーは長い台形に切り出した布の端を縫うだけの簡単縫製。
ただし上下はちゃんと三つ折り処理し、縫い合わせる辺は端処理をしておくこと。
レッグカバーの保持はソフビの皮と布の摩擦でのみ保持するようにするので、太もも周長に合わせてきちんと合わせ縫いをしなければならない。
布の大きさは膝を曲げたときに布がひっぱられるので、その分を見越して長めにしておく。
また、その時太もも側は摩擦で固定されていなければならないので足首側を引っ張ることになるが、足首側の開口径が小さいとふくらはぎでつっかえるので、足首側の開口径は大きめに取っておこう。
ロックミシンがあればもう少し簡単に端処理ができるが無いものは無いのでしかたがない。
裁ち目かがり機能がミシンに実装されているなら専用押さえを使って裁ち目かがりをすればかなりマシにはなりそう。
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