KRTC-VW2010 が届いたので早速メインマシンに取り付けてドライバとアプリのインストール。
・・・なんかインストーラーフロントエンドが「応答無し」で止まってんですけど。(;´д`) サキユキ フアンダ...
仕方がないのでプロセス殺してもう一度やると無事通過。
その後、エンコードアプリを起動してファイルを食わせて DivX で出力してみ・・・る?
0% から進まないんですが。('A`)ヴァー
更に MPEG4 でも出力出来ず、こちらは 1% で止まるが HDD は DivX エンコと同じく結構激しく動いている。
ドライバの問題、アプリの問題、入力ファイルのフォーマットの問題、他の PCI カードとの相性などを疑ったが、どうも刺す位置によって違うような気がしてきた。
そこで、一度不要な PCI カードを抜いた上で 1枚 1枚刺しては外し刺しては外しして原因調査。
すると、どうやら PCI-6 が癌の模様。
マザーボードの説明書を見てみると "PCI-6
(Slave)" と書いてあるが、これが問題なのか・・・?
とりあえず PCI-3 に移動させたところ問題なくエンコード終了。
原因がわかるまで数時間かかり、結局朝の 4時までかかったよ・・・。(鬱
現在は
AGP: | Matrox G400MAX |
PCI-1: | 玄人志向 USB2.0N-4LP |
PCI-2: | Adaptec 2940U2W |
PCI-3: | 玄人志向 KRTC-VW2010 |
PCI-4: | CANOPUS MTV1000 |
PCI-5: | YAMAHA YMF-754 |
PCI-6: | 無し |
という取り付け位置にて運用中。
KRTC-VW2010 のインプレなんぞ。
まずは兎にも角にも DivX でのエンコード。
アプリを起動してまず驚いたのが、
「これって本当に常用することを考えられているのか?」
と疑ってしまうほどわけのわからないユーザーインターフェイス。
よく言うと「シンプル」、悪く言うと「冗談は奈史子さん」というもので、何が何を示しているのかぱっと見た限りではわからない。(汗)
「とりあえず触って覚えろ」型のアプリと認識しますた・・・。
設定項目を見てみると、音声は MP2 しかないらしいが、サンプリング周波数とビットレートを指定可能。
映像はビットレート、解像度、ビットレート型式指定 (VBR/CBR) で、これ以上の細かな設定はどちらも不可能。
結構縛りがある希ガス・・・。
ただ、悪いところだけではなく良いところもある。
バッチ処理をサポートしているので、連続して指定したファイルを指定した設定でまとめて処理できる。
また、処理終了後にアプリを終了させたり OS そのもののシャットダウンを行う設定がある (シャットダウンのみで休止やスタンバイは無理) ので、「どうにもこうにも使えない駄目アプリ」という程でも無し。
次にお待ちかねのエンコード。
設定は
- 画像:DivX 740x480 3.6Mbps (VBR)
- 音声:MP2 48KHz 256Kbit/s
で処理してみたところ、処理時間は動画と同じ時間、つまり等速。
Sempron 3100+ だと 1.5倍から 2倍かかるので流石ハードウェア処理と思わせる性能。
画質に関しては、よく見てみると動きの激しい部分にノイズが乗っているのが気になるが、その他に関しては特に目立った画質悪化などは見受けられない。
ここら辺に関しては設定値を思案中なので今はなんとも言えないところ。
ただ、DivX エンコードで噂されていた「音がずれる」現象は、先に INI ファイルを 1カ所書き換えてしまったため確認が取れない状況。
「3分ほどのエンコード+INI ファイル設定変更」では違いがわからないかもしれないので、近日中に 30分ほどの動画をエンコードして確認する予定。
CPU 負荷は噂されているほど高くはなく、10% 未満で落ち着いていたようだ。
他の作業をしても、他のアプリケーションの動きにひっかかりが見られたということもなく、ここらへんも「流石ハードウェア処理」と思わせるものがある。
DivX ソフトウェアエンコーダーのように比較的細かい設定は出来ないものの、等速エンコード出来るのは非力な PC ユーザーに最適かもしれない。
しかし、アプリの操作性の悪さ、及び、音声が MP2 しか出力できないというフロントエンドアプリケーションの仕様上の問題という 2つの欠点があるため、DivX ソフトウェアエンコーダーよりも使い勝手が良いとは言えない。
個人的には、マシンがあまりにも非力でどうしようもないという場合以外は、たとえ KRTC-VW2010 が PC に刺さっていて HW エンコードアプリが即座に使える状況だとしても、あえて使おうとは思わないと思う。
正直、Sempron 3100+ クラスの PC を持っているのであれば、TMPGEnc 3.0 XPress をダウンロード販売で買った方が有意義かもしれない。
KRTC-VW2010 が激安で売っているならまだしも、最近のマシンパワーであればあえて地雷を踏みに行くまでもないだろう。
エンコード処理時間が気になるのであれば、夜中にエンコードをバッチ処理させ、処理が完了したらシャットダウンするようエンコードアプリで設定をしておけばよい。
自分のようにKRTC-VW2010 を格安で買うことが出来るなら、あえて地雷を踏みに行くつもりで買うと楽しみが増えるかもしれない・・・w
普通の値段で買ってもいい?と聞かれれば、正直今の状況では
「やめとけ。買うなら窓から投げ捨てる覚悟で特攻汁!俺は止めたからな。あとは知らんぞ。」
と即答できるレベル。
フロントエンドアプリケーションの性能がもうちょっと良くなればいいのだが・・・。
更に追記。
どうも音声のサンプリング周波数を 44.1KHz にするとファイルが壊れる?ようだ。
WMP で再生しようとしたら
ファイルを再生できません。プレイヤーがそのファイルの種類をサポートしていないか、そのそのファイルの圧縮に使用したコーデックをサポートしていない可能性があります。
と出るし、MPC で再生すると数フレーム再生して停止。
再現性はばっちりなのだが、今のところ
- 同じソースで違うフレームサイズにカット編集して再エンコードして出力、それを KRTC-VW2010 でエンコすると NG だったり OK だったりする。
- 違うソースを用意し、お互い同じフレームサイズでカット編集して再エンコードで出力、それを KRTC-VW2010 でエンコすると NG だったり OK だったりする。
という謎現象が。
しかし、48KHz にすると NG なソースでも正常にエンコできるので、今のところは 48KHz でエンコしようかと。
メインとなるエンコーダは TMPGEnc になりそうだ。
こんな不安定なデバイスでエンコードはしたくないよ・・・。
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