シーズンオフになったので今日は文字だけ日記。
カヤックを始めて 7ヶ月程度のひよっこですが、始めるにあたって疑問だったことがいくつかあった。
それは
免許いらんの?
講習うけなくていいの?
どこで漕いでもいいの?
であった。
語弊を恐れず単刀直入に言えば
いらない (そもそも免許制度がない)。
うけなくていい (けど安全のためには受けた方が良い)。
だいじょうぶ (ただし場所をわきまえよう)。
まず免許。
カヤックは法律の上では「流木扱い」(笑)だそうで、そもそも免許制度がない。
なので、ぶっちゃけ通販で買って水辺に持って行って浮かべたら乗れる。
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また変な物を買ってしまった…
講習についてだが、こちらについても義務はないので受ける必要はないし、講習を受けなかったからといって咎められることもない。
漕ぎ方を知っているのであれば買ってすぐさま浮かびに行ってもいいし、知らなければ Web で調べればいいだけ。
ただし、長く続けていくならば基本に沿った漕ぎ方を身につける必要があるし、トラブルが発生したとき、特に沈した時の再乗艇については講習を受けた方が効率は良い。
リカバリー練習については素人が一人で練習すると危ないので、出来れば講習は受けた方が良いということになる。
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犬姫様と水上デート、そして事故
岸に近いならまだ艇を引っ張って陸に上がって再乗艇すればいいが、沖合で沈脱して再乗艇出来ないと最悪「死」ぬ。
もし岸沿いだけでなく少し沖へ出ることを考えるのであれば、
再乗艇 (レスキュー) 講習の受講については必須となる。
しかし岸沿いが基本で沈しても少し泳げばなんとかなるファンライド的なものであれば、自己責任において受けなくても良いのではないだろうか。
漕ぐ場所についてだが、これは意外と難しい。
基本的にはどこで漕いでもいいのだが、一番の問題はカヤックを下ろせる場所がなかなか見つからないこと。
特に過去にトラブルがあった場所はそのあたりもの凄く厳しい。
特に漁港はこれが顕著で、スロープがあるからといってそこから出艇しようとすると怒濤のごとくしばかれる。
漁港のスロープを借りられる場所もあるが、それは「まれ」であることを覚えておいた方が良い。
漕ぐ場所については一旦水に浮いてしまえばよほど変な場所や進入禁止区域でない限りどこを漕いでも良い。
もしカヤックを始めようとするなら、まずは自分がよく行きそうな場所はカヤックを下ろせるかを事前に調べてからにした方が良い。
このへんはインターネットが広く普及し、どこから下ろせるかという情報はそこかしこにある・・・のだが秘密にしている人もまた多い。
参考に、自分が調べたカヤック出艇場所をリンクしておく。
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カヤック出撃場所 (GoogleMap)
コミュ障でなければカヤックを漕いでる人が居たら出艇場所と出艇する条件を聞いてみると良いだろう。
例えばダム湖だと「湖面利用申請」なんてのが必要になる場合がある (無料)。
場所によっては条件付きで OK という所もあるので事前調査は念入りに。
これと似たような疑問に「遊漁料」なるものがあるが、アレは釣りをするためのものなのでカヤックでダウンリバーをするだけなら支払いは不要。
ちょっと進んでカヤックを「買おう」と考えてる人へ。
一番気お勧めで間違いないのは、体験会から講習、ツアーまで一連を扱ってる、自分がなんとか通える範囲のショップを見つけてそこで買うこと。
値段については、店舗をかまえているショップは高くオンライン通販 (例えばナチュラム) だと安いが、その後のアフターケアを考えると「初っぱなの買い物」だけでも店舗をかまえているショップで買うべき。
そうすると質問もし易いしツアーの料金も「当店購入者価格」で連れて行ってくれたりと、艇の金額以上に得るものは大きい。
例えば、自分が始めにお世話になった
カヤックコウノトリさんだと体験会から数社のカヤックメーカーの艇を購入でき、アフターサポートから当店購入者向け料金でのツアーや講習会を行っている。
次にお世話になった
Granstreamも購入者向けのアフターサポートは万全である (工賃無料が有り難い)。
そうはいっても財布に限度はあると思う。
初期の自分の頃のように「続けるかどうかもわからないので初めは安い艇でいいや」と考えるならば、通販で安い艇を買って様子を見るというのも 1つの手ではある。
その後、続けられそうならあらためて講習会で講習を受けたり、新しい艇を買うなら店舗のあるショップで買うなりすれば良いだろう。
流れの早い流水区域を漕ぎたいと思っている人達へ。
例えば京都府木津川の笠置から淀川への経路や長野県万水川〜犀川など、流れがある川を漕ぎたいと思っている場合は、まずは川下り (リバーカヤッキング、ダウンリバー) を知る必要があるので必ずそういったツアーを企画しているショップで川下りの経験をしよう。
というのも、流れのある川では「瀬」や「堤」が有り、艇が勝手に流れてゆくため、そのような障害物などに対するリカバリーや通過方法などを知る必要がある。
静水域ではただ浮かんでいるだけだが、流水域では浮かんでいるだけにはとどまらない。
ツアーだと必ず保護者が居るので何かあってもレスキューはしてくれるので、慣れない環境を知るためには最良の条件となる。
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