オリオン座流星群を翌日にひかえた土曜日。
極大日は日曜日の夜だが月曜日が仕事で休めなかったので仕方なく土曜日に。
場所はいつものごとく曽爾高原。
到着したのは2230時頃で先発隊は既に駐車場で撮影を始めていたようだ。
現地では人がそこそこ多く、どでかい天体望遠鏡が数台並んでいて壮観。
駐車場だと車の光害が酷いので到着して即お亀池の遊歩道へ。
場所は
ここ。
早速準備をして撮影をしてみるが、東の方は津方面の光害が酷い。
反対側は反対側で大阪の光害が酷く空はかなり明るかった。
まぁ、近場で簡単にアクセス出来て駐車場も完備というぬるい観測場所だからこのくらいの光害は我慢しないとね。
深夜帯になると明るさもそこそこ落ち着くし。
お亀池の周辺も人がそこそこ多く、遠くの方や山裾でヘッドランプがちかちかしていたり。
人が落ち着いたのを見計らってうちの娘を入れて撮影したりと星空を撮っていたが、夜露が酷いし星が流れないので駐車場に降りることに。
駐車場では人は若干減った物の相変わらずいつもより多い。
駐車場では流石にうちの娘の撮影は出来ないので流星ハントをするべく長時間露光で連写モードに。
この頃から流星を比較的多く見かけ、火球クラスもそこそこに。
一番凄かったのは視界の範囲外で「光った!」と思って頭を振ってもまだ流れているのが見えた流星。
アレを撮れていたら間違いなくスゴイ絵になったはずだが残念ながらカメラは全く違う方向を向いていた・・・。orz
途中から上を向くのがだるくなってきたので地面に寝転んで上を見ることにした。
カメラも流星が流れたら即確認出来るよう、三脚の足を短くして手が届くようにして起きずに確認出来るようセッティングっていうかなんちゅー無精な・・・w
ただ、OM-Dの場合は連写で撮っていると 1枚の撮影が終わるごとにそのプレビューを表示してくれるので連写を止める必要もないのだが、ディスプレイが結構明るいので視野に入ると結構まぶしい。
EVF とディスプレイを手動で切り替えるようにしておくとディスプレイを殺せるので、確認は連写モードを止めなければならないが背に腹は替えられないので EVF 固定で撮影することに。
中央に傷のような緑色の線があるが、これが流星。
ISO1600 だったが感度が足りずホントに明るい部分しか写らなかったようだ。
そこで感度を 1段 age て ISO3200 にして長時間連写していたら写ったのがこれ。
シュッと長く走っているのが流星。
その右側の短い線は人工衛星。
中央付近にぼや〜っと縦に伸びている星の群体は天の川。
これ 1枚でこの日の労力は報われた!とばかりに撮影終了。(笑)
ISO 上げに気がついてよかったよホントに。
一緒に撮影していた知り合いは結局流星が写らず終了。
もう一人の知り合いは眠気に負けてヴェルファイアの中で仮眠。
解散したのは 3時過ぎ。
帰りは途中マクドによって「はじめてのあさまっく」。(笑)
あまりにも暗いし椅子が上がってるから営業していないのかと思ったがお掃除タイムだっただけのようだ。
車が 1台止まっていなければそのまま帰ってたかも。
参加者の方々はお疲れ様でした。
うちの娘の写真は次のページで。
やはり F2.0 のレンズの時は ISO3200 くらいが必要なようだ。
次からは流星ハントする場合は ISO3200 を下限にしないと。
最良は現場で撮影してレンズが向いてる方向で流星が流れた後に即確認、写っていなければ感度を上げていく、といった運用方法か。
ISO6400 が使えればいいんだが流石にそこまで上げると熱ノイズが・・・。
5D2を使っていた知り合いは EF16-35mm F2.8L II の解放+ISO2000 で頑張っていたのが裏目に出たようだ。
やはり一瞬しか光らない流星だと高感度か明るいレンズが必要で。
今回の反省点。
- 寒い!最低気温は 4度。寒いのはわかっていたがさらなる防寒装備をしなければならない。冬用のシュラフがあれば完璧。
- 砂利の駐車場に寝転ぶと背中が痛い!銀マットを用意しよう。
- 今回は偶然用意していたが枕があると頭が痛くなくて楽。
今回の分もそうだがうちで撮っている星空は全て固定撮影。
ISO感度を上げて短時間露光を行うことで星が流れないギリギリの時間を設定して撮っている。
35mm 判換算 24mm だと15秒くらいが目安だが、自分はちょっとくらい流れてもいいや気分で 20秒を上限としている。
今回はモエを連れていった。
流石にオーバー無しだと寒そうなのでダッフルコートを着せることに。
星空にピントを合わせたのが 1枚もない。orz
└ G兄
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