GV-MVP/GXW が見つからなかったので、しかたなく RX2W を買ってきた。
というわけで早速レビューとか。
GV-MVP/GXW を確保すべく師匠とポンバシを練り歩いたのだが、残念ながら GX しか見つからず。
しかたがないので RX2W を買おうと思ったが、その前に HDD を買うべきでは?としばし思案。
250GB (パラレル) が \12k くらいで売っていたので思い切って買ってしまおうかとか思ったのだが、GXW の品数のなさ (2005年12月頃に生産終了) を考えると、やりくりすればまだなんとかなり、いつでも手に入る HDD を先に買うよりは、品が無くなって手に入らなくなる RX2W を先に買っておいた方が賢明だと思い RX2W を購入。
自宅に帰って早速ドライバをインスコして RX2W を取り付け。
MTV1000 はそのままにして増設の形を取ったのだが、何ら問題なく両方とも同時利用可能だったのにはちょっと驚きw
事前調査で一番の懸念事項だった「2nd チューナーの画質」と「特定の環境下でシングルチューナーとしか使えない (片方利用中は片方が死ぬ)」に関してだが、前者は 1st チューナーの
内部からアンテナを分岐しているのが災いしているらしく、電界強度の弱い環境下では 2nd チューナーが全くの使い物にならないほどのノイズまみれになっている人もいるのだが、うちの環境 (CATV からアナログ・デジタル信号を送信) ではほとんど気にならないレベルの写りになっている。
2nd チューナーが 1st チューナーに比べて多少暗いという問題もあるが、構造上の問題?なのか仕方のないことらしく、暗くなるのがイヤなら GXW を手に入れるほか無いとか。
後者は両チューナーとも同時録画・視聴できているので全く問題なし。
操作系に関しては、視聴・予約は MTV の MEDIACRUISE よりも GV-MVP の mAgic 系のほうが使いやすいと感じた。
少なくとも、mAgic ガイドは地上アナログだけを考えるなら TV ガイドや Yahoo! TV よりも使いやすい。
現時刻を基準に番組欄に線が引いてあり、現時刻上の場組を選択すると視聴、それ以前の番組は選択できず、それ以降の番組は録画という風に設定してあるので、何も考えずに視聴・録画が出来るのが有り難い。
録画に関しては、視聴中の番組を録画開始する際の反応速度は MTV1000 のほうが上。
ただ、気にするほどのもたつきでもないので許容範囲といえば許容範囲。
一番気になるであろう画質についてちょっと詳しく。
MTV1000 は特になんの補正もなくそのままの画質で録画されるのだが、RX2W には 3D Y/C 分離 (色のにじみ抑え)、ゴーストリデューサ (ゴースト除去)、3D ノイズリダクション (ノイズ除去)、フレームシンクロナイザー (画像の揺らぎ補正) といった高画質化技術が盛り込まれているので、MTV1000 よりも綺麗なはず。
そこで、RX2W (1st、2nd チューナー) と MTV1000 のアナログ側比較及び外部入力 (RX2W はコンポジットと S端子) の画質比較をしてみた。
予想通り RX2W の方が綺麗だったことは綺麗だったのだが、びっくりするほど変わると言うほどでもなく、「あ、綺麗になってる」と感じるくらいの綺麗さにはなっており、画像が比較的くっきりするのが一番目立っている。
RX2W の 2nd チューナーに関しても当環境においては MTV1000 よりも綺麗だったが、2nd チューナーに関しては電界強度の問題もあるので、他の環境で MTV1000 よりも綺麗に見られるというわけでもないので注意。
これは S端子/コンポジットの外部入力でも同じで、「外部入力なら変わらないだろう」と思っていたところにこの結果は正直驚いた。
だが、チューナー出力と比べると微々たる差で、よく見ると綺麗になったと気がつく程度でそれほど変わったという印象は無かった。
個人的には、ここまで綺麗だと下手に MTV1000 を選ぶよりも、普通に RX2W もしくは RX2 を選択したほうが幸せになれると思う。
電界強度及び PCI ブリッジの相性が出そうで、かつダブルチューナーを使いたい人は、素直に RX2 の 2枚刺しをした方がよいと思う。
問題は MTV1000 の方で、何が悪いのか録画中に映像をモニタしているとマウスが動かなくなり、数分後に描画系が死んで一切手出しが出来なくなり、更に数分後にブルーサンダーで落下、HDD をクラッシュさせて再起不能にさせるのだが、先日は RX2W と同時視聴を試すと数十秒で同現象が発生。
更にたちの悪いことに、なぜか Windows 2000 インストール CD での起動もままならないようになってしまった・・・。
幸いにも HDD を付けたり外したりマスタ・スレーブ入れ替えたりしてると起動したが、正直 MTV1000 は少なくともうちの環境では地雷と思う・・・。(汗)
PC の環境は VIA Apollo KT266 に Athlon 1800+、グラフィックカードは ATi RADEON 9500 Pro なんだが、MEDIACRUISE はなにやらシェルに食い込んでいるとかいう噂で、MEDIACRUISE が落ちると OS を巻き込む可能性が非常に高いとか。
更に VIA チップセットでは動作保証していないうえ (Intel 系となぜか ATi 系チップセットは保証内)、オーバーレイの部分でもこけている可能性があるなど疑惑は様々。
ただ、クラッシュするとかならず HDD のデータを壊してゆくので、4in1 の IDE ドライバを外してみたが、今度どうなるか不明・・・。
MTV1000 と RX2W の共存は普通に可能だが、iEPG をサポートした TV 番組表からダイレクトに予約をする場合は、Explorer の拡張子関連付け (.pl / .tvpl) が奪い合いになるのでこれをどうにか取り持ってやらなければならない。
幸いにも RX2W は mAgic ガイドという番組表が付属しており、mAgic ガイドで予約を行うデバイスを GV-MVP シリーズに固定できるので、拡張子関連づけによるインターネット TV 番組表からの予約は MTV1000、mAgic ガイドからの予約は RX2W で、といった使い分けが可能となる。
他には、地上アナログ放送は RX2W で録画し、外部入力は MTV1000 に任せるといった使い分けなども可能。
RX2W は画質面の方でも有利なので、地上アナログ放送は出来るだけ RX2W で録画したほうが良いだろう。
マシンパワーが不足しているなら、MTV1000 はいっそのこと MpegCraft2 DVD のハードウェアエンコード専用板として扱っても良いがw
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