「自作PC」のタグを使うのは何年ぶりだろう。
今の PC を使いはじめたのが
2009年8月25日付近。
その時は RAW 現像の速度が遅すぎるという理由よりもディスク I/O が不安定すぎて切れたという事情で intel C2Q Q9450 に更新。
そして約 4年半後の今日。
ディスク I/O はすこぶる安定しているが RAW 現像速度が当時と同じように 11秒台、しかもパラメータ編集時のプレビュー速度が激遅 (SILKYPIX で簡易表示から精細表示になるまでが 30秒くらい) のためストレスマッハ。
そんなわけで冬茄子をあてにして PC 更新計画。
今回は「5年使う」「主目的は RAW 現像のみ」を目標にベースクロックが出来るだけ高速な CPU を選択することを念頭に置いた。中途半端な CPU を買って 2、3年で更新するよりは長く持たせた方がいろいろと面倒ではない。
というわけで CPU は intel Core i7 3700 に、と以前から考えていたらいつのまにやら Ivy Bridge が Haswell になっていたw
ちょっと調べてみると基本性能は 3700 と 4700 でほぼ同じ。ただし AVX → AVX2 となっているので AVX2 命令を使うソフトウェアはかなりの速度向上になるようで、SILKYPIX DSP6 (現在β版) だとプレビュー表示やノイズ処理で劇的な速度改善になる模様。
しかしマザーボード (Ivy Bridge) と SSD とメモリは知り合いが安く譲ってくれるから金銭的な問題で 3700 にしようかな、と考えたが、AVX2 命令を使うソフトウェアは今後出てくるだろうし、長く使うつもりなら中途半端はダメ、どうせなら最新のアーキテクチャに更新しようということで Haswell 系の Core i7 4700 を候補に。
メモリは 8GB (4GB x2) で SSD は 120GB だからシステム的懸念は無し。
・・・と考えていたのが 1ヶ月前。
ふと PC One's の通販サイトを見ていると「Core i7 4771」「Core i7 4820K」という見慣れない CPU を発見。どうやらベースクロックが 4700:3.4GHz に対して 4771:3.5GHz、4820K:3.7GHz と増えている。お値段増加は+1,000円から+3,000円。
この程度の金額差なら 4820K にしてしようかなと思ったら 4820K はなんと 4000番台なのに Ivy Bridge ということで候補を 4771 に変更。ちなみに 4771 と 4820K は今年の 9月11日に出たようだが、インテル的には Ivy Bridge はまだ現役なのだろうか?
そして本日。
冬茄子の確定日を明日に控えて事前チェックというわけで近所のパソコン工房へ。
値段を見てみると通販サイトとほぼ似たような値段の数字が並んでおり在庫も有って即日オモッチカエリー可能。
合計金額も想定内の金額だったので冬茄子が確定していないにもかかわらず
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。
+ 。 | | CPU+ママ板+メモリを
* + / / イィイヤッッホォォォオオオオォォォォォオウ!!!!!
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ガタン ||| j / | | |||
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ストン /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::
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これで冬茄子が総定額以下だったら泣ける。
購入したのは intel Core i7 4771 BOX、ASUS H87-PLUS、TEAM DDR3-1600 8GB (4GBx2/CL11)。
ママ板は当初 ASRock を考えていたが、店頭で H87 の ASUS 製品が 8,980円と安かったのでこれでいいやと半分適当買いw
メモリは「ASUS で動作保証してます!」との触れ込みと他のメモリに比べて 1,000円ほど安かったのでこれでいいかという適当買い。
店員さんのお勧め CPU クーラーとケースを振り切ってこの 3点だけをとりあえず購入して帰路についた。
家に帰って飯を食ったら、万が一を考えて元に戻せるようディスクがどのコネクタに繋がっていたかをメモっておいてから CPU とメモリの組み付け、ママ板の交換。
と、ここで説明書を流し読みしていたらメモリの実装方法を間違えていたwwwので変更。昔のように 2本を密に並べるのではなく互い違いに刺すのね。
一通りの組み付けチェックが終わったらまずは初期不良確認のため intel X25-V (40GB SSD) と BD-R ドライブだけという最小構成で電源投入。甲高いビープ音を発して無事 BIOS のセットアップ画面が・・・ってなにこのグラフィカルな BIOS。まさかマウス繋いだらマウスで操作できる?と思って USB マウスを繋げてみたら操作できたwww
設定変更は POST 画面のロゴを表示しない設定にしただけで他はデフォルトとした。
OS は Windows7 HomePremium Upgrade 版をインストールしたが滞りなくインストール完了。
インストール後はページファイルとハイバネーション (休止モード) を即無効化。
一通り動作チェックをした後に残りの HDD を繋げ・・・って
PATA HDD - SATA 変換の
ドライブが認識してねぇ。(゚д゚;
以前と同じく相性問題か?と思って放置してあった変換器を使ってみたがどうにもダメ。仕方がないのでシングル運用するが、重要なデータが入ったディスクをシングル運用するのは緊張感する。
その後は権限設定でディレクトリの中身が見えなくて冷や汗をかいたりしたがそちらも滞りなく。
FireFileCopy による手動ミラーの稼働確認まで取れたのでいよいよ SILKYPIX をインストールしてプレビュー速度と現像速度を試す!
・・・・・・・・・。
す、すげぇ・・・ここまで変わるのか。(゚д゚;
SILKYPIX のプレビューは RAW ファイルを開くと低画質プレビューとなり、そこからブロック単位で高画質状態に更新され高画質プレビューとなるのだが、Q9450 ではこれが 30秒以上だった。
しかし i7 4771 では 2秒かからないほどのほぼ一瞬の出来事。
これは現像捗るわwww
現像速度は Canon EOS-1Ds MarkIII の RAW ファイルで 3.2秒、OLYMPUS PEN E-P5 の RAW ファイルで 1.8秒ほどなので劇的すぎる改善。
正直、ここまで変わるならさっさと更新しておけば良かったというレベルで今までの時間を無駄にしてきたような気がする。orz
Photoshop CC や Lightroom はインストールしていないがこちらもストレス無く利用できそうで今から楽しみだ。
明日はユーザープロファイルディレクトリを余所のパーティションに逃がすテストを実施。
本格運用は知り合いから SSD 他一式が来てからということで。
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