昨日記載した
Accelero L2 Plus ZAV-L2 PLUS を7V 駆動で運用中。
公式の画像を見て気が付いた。
単に電位差を用いて7V 生成をしているだけではないだろうか?
早い話が、12V ラインと5V ラインの2ヶ所から電源を取るという手法。
コネクタ部分の配線を見るとそのように思える。
配線自体は一応問題ない手法ではあるが・・・場合によっては問題が生じる可能性がある。
何もなければ問題なく動作はする。
問題となるのはファンが故障した場合。
早い話が、他のパーツを巻き込んで故障する事も考えられる。
電源の構造とかに起因する事で、技術的に難しいので説明はしません。
詳しい事が気になる方は検索という方向で。
そういった部分を考えるとどうなのかというのがポイント。
公式での奨励は7V 駆動なので問題なさそうなニュアンスではある。
でも、安価なパーツにそれなりの安全装置が組み込まれているとは考えにくい。
ファンコンのような機能があるのならコネクタ差し替えはないだろう。
さて、どうしたものか?
ファンの配線をよく見ると・・・4線中3線を使っている。
スペック表によると、ファンは PWM 制御だからそれ以外の3線と考えられる。
一般的なファンの配線だがコネクタは見た事はあるがその部分には特殊なタイプ。
つまり、そのままファンのコネクタに配線は出来ない。
が、どう考えてもファンの配線である。
Rielor の M/B は FOXCONN Renaissance II というモノ。
ファンコネクタは3個あるので1個空いている。
そこで制御出来ないかという事で配線をしてみた。
ファンの分岐コネクタとピンアサイン変更用の配線が手元にあったのでサクッと作成。
通電してみたところ、問題なくファンが回転して BIOS で回転数が確認出来た。
回転数の制御も可能なのでとりあえず成功。
ただ、FOXCONN の BIOS 設定に慣れていないので雰囲気がつかめない。
"Auto Fan by DutyCycle" とかあって数値を入れるタイプなのです。
回転数をモニタしてそれなりの数値のところに合わせているのですがね。
試行錯誤でやってみます。
ファンコネクタは個別で制御出来ないので3個のバランスも考えないと。