重量と質量
GGA のエンジン不調の原因を考えていた。
エアとガソリンのバランス・・・というところで、ふと思った事がある。
GGA-F は神奈川からで GGA-G は九州から来ている。
暖かいところから寒いところに来たから調子が悪いとか?(^^;
体調を崩す場合もあるだろうから・・・機械も同じカモ。
というのもアレなので論理的に考えてみた。
そういえば、地域によって空気の重さは違うんぢゃなかったっけ?
だとすると・・・地域によってセッティングが違うという事になる。
そこで、会社の周囲の人に確認するが・・・皆さん分からないと言う。
勘違いだったかな?
誰かから聞いた記憶があるのだが・・・間違った情報だったのだろうか?
その可能性も否定出来なくもないのだが。(ぉ
ハカリ(電子)は地域によって違うモノを使う。
コレは空気の重さというか比重というか・・・何かが違うんぢゃなかったっけ?
まぁ、地域よりも天候とかで違いそうだけど。(^^;
気になったので軽く調べてみた。
空気の重さは、温度や湿度によって変わる。
標準状態は0℃・1気圧の状態で、1リットルの重さは約1.2g らしい。
また、乾いた空気と湿った空気だと乾いた空気の方が重いらしい。
湿ったという表現が微妙ですがね。
相対湿度と絶対湿度とかありますが、一般的に使われているのは相対湿度で % を使います。
その辺りの話は難しいので触れません。(ぉ
ではハカリの地域に関してはどうなのか?
これに関しては、重力加速度 に関係があるようだ。
地球上では重力の影響を受けます。
1kg の物体に働く重力の強さは1kgw(キログラム重)で1kgw は約9.8N(ニュートン)となる。
重カ加速度の値が地域によって違うんですな。
北海道で1kgの重さのモノを同じハカリで沖縄で量ると1.5g少なく表示されるようです。
金とかだったら1g でもソコソコの金額になりますからねぇ。
これが1kg とかだったらエライ事です。
で、計量法というのがあって商取引で使うには地域を合わせないとならん訳ですな。
まぁ、ハカリも何も乗せなければ・・・ある意味空気を量っている事になります。
それでそういった表現になったのか、私の記憶違いなのか?
結論としては、重カ加速度の違いにより補正しているという事で宜しいかと思われます。
ちなみに、上皿天びんは構造からして重力加速度の影響を受けませんな。
重量と質量の違いといったところですな。
GGA のエンジン不調とは関係なさそうだ。(^^;
- あぞっち:
新計量法によって「重量」という言葉自体が世の中から姿を消しつつ(ぉ
特許出願で明細書に「質量」と書かずに「重量」と書いちゃうと、ヽ(`Д´)ノ計量法に規定する「物象の状態の量」に「重量」なんてものはねぇYO!、と審査の段階で記載不備の拒絶理由が(なに
(2010-03-04 23:34:44)
- 山銀:
>新計量法
そうなんですか。
それにしても、多分野に色々と詳しいですなぁ。
そのうち重量税も無くなると良いんですが。(ぉ
(2010-03-05 00:30:37)
- G兄:
そのためのEFIなんじゃないの?とか思ったり。
EFIってそこまで万能じゃないんですかねぇ?
キャブ仕様のバイク乗ってると高いところに行くと大変ですわ・・・。
(2010-03-06 21:06:49)
- 山銀:
電子制御な燃料噴射装置は、電子制御なだけに罠もありまする。
標高差は計算されているんでしょうが、その数値を計測するセンサーが「正常ならば」ですね。
キャブに比べれば経年劣化や長期放置により発生する不具合は少ないのですが・・・
センサーの微妙な故障というか精度不良なんてのもあるのが困りもの。
それゆえ、チェッカーというかテスターがないと何も分かりませぬ。(^^;
(2010-03-07 01:20:12)
- G兄:
そうなるとキャブよりもある意味難儀やねぇ。
正常な状態であれば便利だけどひとたび問題が出れば。
(2010-03-14 03:30:53)